人を幸せにする人になろう

フォトスキャン測量

◆昨夏、調査区の等高線を例えば10㎝刻みで入れたりするところまでいった。そうなると、もう手測りはやめよかと。むろん、任意点のデータで等高線をPCに書かせるわけでなく、実際の墳丘形状を3D化しているから虚測ではない。1点1点落としていく、あの醍醐味はすてがたいのだが、もしうまくいくなら、情報量的には25㎝コンタに負けないはずである。
◆いきなり200mの前方後円墳はたいへん(だいたいが無謀ですが)。そこで月末に久津川でやってみようと思います。久津川の測量、線路東側の南端部がちょこっとだけ残っていて、それを月末にやることにしている(測量報告もせなあきませんね)。だが、史跡地外の街路、ここも遺構は広がっているし、過去の城陽市の調査区を落とし込むうえでも、周囲を図る必要がある。が、しかし、墳丘とちがって街路の輪郭を測っていくのは面白くもなんともない。
◆それならフォトスキャンでやっちまえ、と。なので、できれば月末の前に、1人行って、周辺をブロックに分けながら写真を撮り、穴がないかどうかチェックしながら、画像そのものは得て、ブロックごとでいいのでマッチングをしてしまう。で、月末に学生らが測量に入る時に、残りを終わらせた後、街路の不動点の座標を20点とか落としてもらえば、あとは内業ということになる。
◆望ましくは、写真を撮りながら、不動点を決めて、写真を撮影する際も、そこは鮮明に見えるよう な画像も撮っておけば、よりよいかな、と。市街地だとマッチング用のマーカーも不要だろう。
◆西陵にむけて、どんなふうに作業をしようかと頭でイメージを作って行っております。で、まず久津川街路で、と。
◆あとはドローン。年末にようやく飛んだのですけど(右写真)。でもまだそこまではいかんな・・・。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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