人を幸せにする人になろう

播磨見学会(2)新宮宮内遺跡とたつの市埋文

◆一度、展示を見に連れて行ってもらったことがある。遺跡の方は行っていなかったが、史跡整備され た宮内遺跡を初めて見る。弥生の集落で国史跡となって整備されている、というのは貴重だし、展示施設も充実していますね。
◆環濠も多く見つかっているが、取り囲んでいる全体像はわかっていないようで、構造がこんなんだ、と示しにくいよう。判明している集落域と墳墓が整備されている。長方形の墳墓2基、その間の円丘墓などが表示されている。石鏃多数を射込まれた戦死者の墓も。
◆中期までの集落が一旦途切れる、と解説されていたところが気になる。後期の土器もあるので、中期的集落が途絶え、後期に改めて居住があったということのようだが、気になる。こないだヤマト国の話をした時に、播磨は入ってないんかと問われ、うっとなった。中期集落の途絶は畿内と同調的 で、播磨にもおよんでいると捉えた方がいいのかもしれない。
◆一帯が公的な文化施設ゾーンとなっている。スポーツセンター、図書館、その北側の建物の一画が埋文センターで展示施設がある。人は配置していないが、土日も開館してくれている。考古資料のまとまった展示として、お勧めですね。いいものもいっぱいある。また、新しい施設なので展示手法も充実している。途中、吉島古墳こっち、という看板があり、忘れてたと。予定外であったので、スルーしました。

プラグイン

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
8 9 10 11 12
14 15 17 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索