人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
幼児教育無料化よりも待機児童解消を
◆自民党のマニフェストで、保育園・幼稚園を無料化する(3~5歳)のだそうだ。教育費は低く抑える方がよいだろう。しかし制度上からすれば対価は必要なのでは。義務教育の範囲を定めるには、もう少し議論がいるだろう。
◆それよりも公設保育園の増設、あるいは保母さんの給与補助の財源に振り向けるべきだろう。合併でなくなった小学校や役場庁舎など、いくらでもある。待機児童の問題は、暫定的施設、臨時的対応でも良い、なくすことが急務だから。資格のある者を配置し、これにアルバイトを加える。子供を預かることは大きな責任を背負うことで、正規職員に過大な負担がかかることも、不慣れなアルバイトを雇うことも、そして責任を負わせることも適当ではない。制度のことはわからないが、比率が1:1くらいでもよいのではないか。しっかり面接して、子供を任せられる人材を確保する、そして給料を支払う。
◆結局は人件費が問題となろうから、アルバイトもいたしかたない、次の対応、アルバイターの就労条件の整備は追っかけ取り組まなければならないが、いまの事態を解消するには、人件費を抑えつつキャパを増やすしかない。
◆それよりも公設保育園の増設、あるいは保母さんの給与補助の財源に振り向けるべきだろう。合併でなくなった小学校や役場庁舎など、いくらでもある。待機児童の問題は、暫定的施設、臨時的対応でも良い、なくすことが急務だから。資格のある者を配置し、これにアルバイトを加える。子供を預かることは大きな責任を背負うことで、正規職員に過大な負担がかかることも、不慣れなアルバイトを雇うことも、そして責任を負わせることも適当ではない。制度のことはわからないが、比率が1:1くらいでもよいのではないか。しっかり面接して、子供を任せられる人材を確保する、そして給料を支払う。
◆結局は人件費が問題となろうから、アルバイトもいたしかたない、次の対応、アルバイターの就労条件の整備は追っかけ取り組まなければならないが、いまの事態を解消するには、人件費を抑えつつキャパを増やすしかない。
無題
視角15歳から24歳の5人に1人は学校に行っていないんだそうだ。5人に1人が学校に行かない事態について、森巣博は、自己責任ではない、制度が破綻しているんだという。
すべては雇用の安定
◆少子化対策のもっとも根幹は安定した雇用による生活の不安解消。カミさんが常に言う「公務員宿舎を見よ」と。相模大野の宿舎、「少子化ってどこの国のこと?」というほど子供にあふれている。3人いるのはザラだ。これが親方日の丸ということだ。ほとんどは専業主婦なんだろう。新築公務員宿舎に住んで家賃は2万数千円、首を切られることはない、安定した収入、あの一等地、民間なら13万円くらいだろう。国家公務員でも民間賃貸だと、住居手当半額、上限4~5万とか決まっている。おれも奈文研のときは公務員宿舎に入れてくれなかった。
◆脱線した。国家公務員の優遇制度を問題にしたいのではない。こういう安定した雇用、安定した収入があれば、子供ができるのだ。作れるのだ。
◆ただし子供作る作らないのは個人の自由。それがきっちり尊重されなければならない。その上でだ、やっぱり年収200万円では結婚もできないし、まして子供も作れないでしょ。そして年金も支えられない。国民年金の支払い率は6割だそうだ。4割は払えない(払わないヤツもいるのだろうが)。だから何がもっとも重要かということ。保育園・幼稚園の無償化、とかも考えてもいいかもしれないが、根本に手を付けなければ、それは小手先ということになる。安定した雇用、生活の不安解消、それをどうするかを柱に据えること、それに成功すれば、子供は自然に増加するであろう。
◆そのためにはどうするか。派遣法は1999年以前に戻すことだ。大阪大学に行ったアメリカ史の中野耕太郎氏は、派遣労働そのものの違法を指摘していた。よくわからんかったが。西欧では違うらしい。そんな雇用は許されない、といったことを言っていたように思う・・・。で、民間は民間にまかせればよい。民間が商業ベースでやれること以外の分野で、かつ不可欠な分野、さっきの小麦もそうだが、林業なども、国直轄で産業を育成すればよい。場合によっては、医療もすべて民間を禁止し、すべて国家公務員にすればよい。高齢者福祉も。極論だが、しかし2%の経済成長はいらない。公がやることは、経済成長ではない。国策的にやらねばならないことはやったらいいが、新産業創成などは民間に任せとけばよい。そうではなく、国費の再分配による雇用の安定だ。失業率0%の社会の実現だ。子供も増え、国民年金の支払い率も増え、犯罪も減る。
◆少子化担当大臣よ、国家公務員宿舎に視察に行け。
◆脱線した。国家公務員の優遇制度を問題にしたいのではない。こういう安定した雇用、安定した収入があれば、子供ができるのだ。作れるのだ。
◆ただし子供作る作らないのは個人の自由。それがきっちり尊重されなければならない。その上でだ、やっぱり年収200万円では結婚もできないし、まして子供も作れないでしょ。そして年金も支えられない。国民年金の支払い率は6割だそうだ。4割は払えない(払わないヤツもいるのだろうが)。だから何がもっとも重要かということ。保育園・幼稚園の無償化、とかも考えてもいいかもしれないが、根本に手を付けなければ、それは小手先ということになる。安定した雇用、生活の不安解消、それをどうするかを柱に据えること、それに成功すれば、子供は自然に増加するであろう。
◆そのためにはどうするか。派遣法は1999年以前に戻すことだ。大阪大学に行ったアメリカ史の中野耕太郎氏は、派遣労働そのものの違法を指摘していた。よくわからんかったが。西欧では違うらしい。そんな雇用は許されない、といったことを言っていたように思う・・・。で、民間は民間にまかせればよい。民間が商業ベースでやれること以外の分野で、かつ不可欠な分野、さっきの小麦もそうだが、林業なども、国直轄で産業を育成すればよい。場合によっては、医療もすべて民間を禁止し、すべて国家公務員にすればよい。高齢者福祉も。極論だが、しかし2%の経済成長はいらない。公がやることは、経済成長ではない。国策的にやらねばならないことはやったらいいが、新産業創成などは民間に任せとけばよい。そうではなく、国費の再分配による雇用の安定だ。失業率0%の社会の実現だ。子供も増え、国民年金の支払い率も増え、犯罪も減る。
◆少子化担当大臣よ、国家公務員宿舎に視察に行け。
森公章さんをテレビで見ました
◆NHKの日本と朝鮮半島の特番の再放送で、7世紀のところを見た。どんなんだったっけ。乙巳の変、大化の改新、白村江、天武朝までだったかな。森公章さんを久しぶりに見た。白髪がまじり、もとから恰幅はいいし。発言は棒読みに近かったが、にやりとする表情がなかなかよい。
大雨に赤潮、養殖魚の死滅
◆赤潮のニュース。豪雨で多量の川水が海に流れ込む、川水には海水の20倍の栄養分があり、その多量供給で、植物性プランクトンが増殖して大量発生したらしい。そういうものなんだ。
キトラの壁画、高松塚は?
◆キトラ貼り戻し不可との判断が出たんだって。高松塚を戻すかどうかにも影響があろうと、新聞記事にあった。もはや恒久対策作業部会委員でもないので、高松塚の検討が、どんなスケジュールでどう進んでいるか、まったくわからないが、見守っておこう。
異常気象
◆7月末というのに梅雨あがらず。昨夜も大雨。明日1日はPLの花火だが、けっこうな大雨だという。どうなることか。例年ならもっとも暑い時期だ。海水温があがってきていないらしい。太平洋高気圧が弱いのだ。
国はどのように破綻するのか
◆50兆円の税収に対して80兆円の支出、累積赤字はいくらだろう、もうすこしで1000兆円となる。800万円の
年収に換算すると、支出が1280万円、毎年480万円借金を重ね、累積1億6000万円、いわゆる自己破産だ。
◆給料があるのは定年まで、それに対して国は永遠に続くと思われている。それでもプライマリーバランスを取り、返済計画を立てなければなるまい。支出を税収の範囲50兆円に抑えても、借金は減らず利息のため増えてゆく。40兆円におさえ、10兆円を返済にまわしても、今後の金利を考慮せず1000兆円として100年かかる。
◆米国債が暴落すれば、さらに資産も目減りする。自転車操業以下である。さて、こうした行き着く先はどうなるのか。国債の格付けがあり、日本の国債は価値を下げている。返済できる見込みなく、信用されなくなるということだ。
◆返済は短期・長期いろいろある。次年度に返済しなければならない額があり、また国債を発行する。どうなるんだろうか。例えば誰も買ってくれなくなるとか。しかし、日本人はお人好しだから買うんだろう。国はなくならないから確実に返ってくると投資してくれるか。しかし限度はあろう。格付けが下がり外国および外国人投資家は買わなくなる。国内で買ってくれるうちはよいが、それも手を引き始めると、借金でまかなえなくなる。これで破綻。そうするとどうなる?取り付け騒ぎ?、外国および外国人投資家に支払わねばならないものは払い、日本人の国債はモラトリアム?。その前に円がそもそも暴落?。そうなるともっと早く外国への支払いも破綻する。また、国債は不良債権となり、預貯金は額面はともかく無価値になる?。で、IMFとかなんとかが出てくるのかな。
◆タイとか韓国とか、以前の事例を見ればわかるのかな。え~い、想像できん
◆給料があるのは定年まで、それに対して国は永遠に続くと思われている。それでもプライマリーバランスを取り、返済計画を立てなければなるまい。支出を税収の範囲50兆円に抑えても、借金は減らず利息のため増えてゆく。40兆円におさえ、10兆円を返済にまわしても、今後の金利を考慮せず1000兆円として100年かかる。
◆米国債が暴落すれば、さらに資産も目減りする。自転車操業以下である。さて、こうした行き着く先はどうなるのか。国債の格付けがあり、日本の国債は価値を下げている。返済できる見込みなく、信用されなくなるということだ。
◆返済は短期・長期いろいろある。次年度に返済しなければならない額があり、また国債を発行する。どうなるんだろうか。例えば誰も買ってくれなくなるとか。しかし、日本人はお人好しだから買うんだろう。国はなくならないから確実に返ってくると投資してくれるか。しかし限度はあろう。格付けが下がり外国および外国人投資家は買わなくなる。国内で買ってくれるうちはよいが、それも手を引き始めると、借金でまかなえなくなる。これで破綻。そうするとどうなる?取り付け騒ぎ?、外国および外国人投資家に支払わねばならないものは払い、日本人の国債はモラトリアム?。その前に円がそもそも暴落?。そうなるともっと早く外国への支払いも破綻する。また、国債は不良債権となり、預貯金は額面はともかく無価値になる?。で、IMFとかなんとかが出てくるのかな。
◆タイとか韓国とか、以前の事例を見ればわかるのかな。え~い、想像できん
竹取物語
◆キトラと高松塚が阿倍御主人と石上麻呂だとすると、天武・持統朝の重臣、5人の貴公子を思い浮かべる。この5人の墓には、壁画があってよいのではないかと。なのであと3つある、とひそかに思っていた。でも、御幸と嶋は御主人より早くに死んでいる。だからどうだかわかんないな。それにしても不比等の墓が知りたい。
◆マルコ山古墳(前園説)
691川島皇子(かわしまのみこ)斉明3(657)-持統5年9月9日(691年10月6日)
浄大参(四品) 34歳
『日本書紀』越智野
◆なんとか古墳
701大伴御行(おおとものみゆき)大化2年(646年)?-大宝元年1月15日(701年2月27日)
大納言・正広参 56歳 (贈)右大臣・正広弐
◆なんとか古墳
701多治比嶋(たじひのしま)推古32年(624年)-大宝元年7月21日(701年8月29日)
左大臣・正二位 78歳
◆キトラ古墳
703阿倍御主人(あべのみうし)舒明7年(635年)-大宝3年閏4月1日(703年5月20日)
右大臣・従二位 69歳
◆高松塚古墳
717石上麻呂(いそのかみのまろ)舒明12年(640年)-霊亀3年3月3日(717年4月22日)
左大臣・正二位 78歳 (贈)従一位
◆なんとか古墳(墓)
720藤原不比等(ふじわらのふひと)斉明5年(659年)-養老4年8月3日(720年9月13日)
右大臣・正二位 63歳 (贈)太政大臣・正一位
◆石のカラトは?
※データはウィキによる。
◆マルコ山古墳(前園説)
691川島皇子(かわしまのみこ)斉明3(657)-持統5年9月9日(691年10月6日)
浄大参(四品) 34歳
『日本書紀』越智野
◆なんとか古墳
701大伴御行(おおとものみゆき)大化2年(646年)?-大宝元年1月15日(701年2月27日)
大納言・正広参 56歳 (贈)右大臣・正広弐
◆なんとか古墳
701多治比嶋(たじひのしま)推古32年(624年)-大宝元年7月21日(701年8月29日)
左大臣・正二位 78歳
◆キトラ古墳
703阿倍御主人(あべのみうし)舒明7年(635年)-大宝3年閏4月1日(703年5月20日)
右大臣・従二位 69歳
◆高松塚古墳
717石上麻呂(いそのかみのまろ)舒明12年(640年)-霊亀3年3月3日(717年4月22日)
左大臣・正二位 78歳 (贈)従一位
◆なんとか古墳(墓)
720藤原不比等(ふじわらのふひと)斉明5年(659年)-養老4年8月3日(720年9月13日)
右大臣・正二位 63歳 (贈)太政大臣・正一位
◆石のカラトは?
※データはウィキによる。
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HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。