人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
2019年9月2日(月)
◆大学ミュージアムのニュースレター1号のメールをしたのは、この日の朝だったように思う。
◆19-6トレ。埴輪もう1本。そして、再度、写真撮影。フォトスキャン下図をコピー。弁当代。5トレの埴輪の残る畔状の高まりの層位の精査をしたのは、この日だったか。また、2トレ中段テラス面のかく乱を掘ったのは、この日だったか・・・。19-5の全体フォトスキャンの写真を撮る。あとは「記憶にございません」。
◆19-6トレ。埴輪もう1本。そして、再度、写真撮影。フォトスキャン下図をコピー。弁当代。5トレの埴輪の残る畔状の高まりの層位の精査をしたのは、この日だったか。また、2トレ中段テラス面のかく乱を掘ったのは、この日だったか・・・。19-5の全体フォトスキャンの写真を撮る。あとは「記憶にございません」。
政府がいうのは「働かせ改革」
◆というのは痛快ですね。みなさん、やりがいをもって働けています
か。
◆何が大事か、なんのためにやるのか、そこを明確にすること。大事でないことを、そんな時間と労力をかけてやる必要はない。無駄。そういう仕事、多くないですか。どうでもいいことはテキトーにして、大事なことに向かいましょう。
【追記】9月11日、ある役所の人と話をする。トップダウンでものごとが決まるようになり、意識る人から辞めていき、ガタガタになっていると。公務員、ころころ部署を動かされるのかもしれません。しかしある期間、その分野で、現場を経験し、よくしようと勉強もし、こうした方がいいのではないかと。それを上申し、課長を動かし、なにがしかの変更を加えていく。そういう大から小までいろいろにせよ、そういう改善が役人の喜びであり、やりがいですよね。自分の経験で行けば、統計を取るのに、こういう項目もデータを取ってはどうなのか、と提案し、それが通って行った。依頼先の反発もいただいた。が、データとしてそれを活かして統計をまとめた。調査研究を経て、報告書を作る、それをふまえた政策として実際どこまで何を示すか、役所内で検討し、それは通知文として決定される。専門の立場から、事務系の課長にも、それは無理とか、これはこう変えましょうとかを提言する、そういうのが通った。それこそが技官として置かれている専門の役人としての意味。それが全部否定されるなら、いらんよね、ということ。
◆何が大事か、なんのためにやるのか、そこを明確にすること。大事でないことを、そんな時間と労力をかけてやる必要はない。無駄。そういう仕事、多くないですか。どうでもいいことはテキトーにして、大事なことに向かいましょう。
【追記】9月11日、ある役所の人と話をする。トップダウンでものごとが決まるようになり、意識る人から辞めていき、ガタガタになっていると。公務員、ころころ部署を動かされるのかもしれません。しかしある期間、その分野で、現場を経験し、よくしようと勉強もし、こうした方がいいのではないかと。それを上申し、課長を動かし、なにがしかの変更を加えていく。そういう大から小までいろいろにせよ、そういう改善が役人の喜びであり、やりがいですよね。自分の経験で行けば、統計を取るのに、こういう項目もデータを取ってはどうなのか、と提案し、それが通って行った。依頼先の反発もいただいた。が、データとしてそれを活かして統計をまとめた。調査研究を経て、報告書を作る、それをふまえた政策として実際どこまで何を示すか、役所内で検討し、それは通知文として決定される。専門の立場から、事務系の課長にも、それは無理とか、これはこう変えましょうとかを提言する、そういうのが通った。それこそが技官として置かれている専門の役人としての意味。それが全部否定されるなら、いらんよね、ということ。
1個人
◆人権の尊重は、人類の獲得した普遍的な価値観であり考え方で
す。それは1人1人のもの。長崎入 管にいるナイジェリア人にも、韓国の人にも共通する、国境を超える普遍性をめざすべき価値観であり考え方だ。国というものの形成には一定の意味があったろう。人々の安定的な生活が持続する社会の実現。19世紀的国民国家の時代の激烈な領土争い、悲惨な戦争の惨禍を経て、それをどう乗り越えていくか。国家という枠は当面はなくならないとしても、領土を絶対に死守するとか、国益を守るといった言動、そうしたナショナリズムに煽られる、といったことから脱却し、1人1人が尊重され人間として生きていける、そんな新しい世界像にどう近づけていくのか。
8月最終週の覚え
◆現場は、しんどくても、楽しいわけです。7月末でかかえていた仕事の区切りがつかないまま突入。それでも始まると現場中心となる。やることはやらんといかんし。まあ、規則的な生活ですし。
◆25日の日曜日、やらんといかんことはあれ、切り替え、ということで滋賀県日野に行く。楽しかった。これはまた書きます。
◆26日からの週は、雨模様とのこと。でも月・火の午前はやれた。19-3の写真を撮ったのは、23日金曜日だが、撮り切れず、26日の朝、続きを撮ったような。→大学
◆27日(火)、19-5葺石フォトスキャン撮影。この日、14:20には雨が来て、作業中止になる。ぼ~と生きているので、毎日、何をやっていたのか・・・。→中止後に大学。チラシ作り。
◆28日(水)、朝、大学の会議に出て、11時に現場に向かい、12時30から記者発表。終了後、・・・。
◆29日(木)、19-6に貼りついていた、か。西に拡張。
◆30日(金)、雨でなし。
◆31日(土)、13時から15時まで、現地説
明会
。午前、19-2トレ下の埴輪いじる。現説前の昼、 19-6の写真撮影。現説終了後、続き。が、暗い。ちょうど、現説を開催している間、晴れてました。これはすごいことですね。約300人が来てくださいました。
◆25日の日曜日、やらんといかんことはあれ、切り替え、ということで滋賀県日野に行く。楽しかった。これはまた書きます。
◆26日からの週は、雨模様とのこと。でも月・火の午前はやれた。19-3の写真を撮ったのは、23日金曜日だが、撮り切れず、26日の朝、続きを撮ったような。→大学
◆27日(火)、19-5葺石フォトスキャン撮影。この日、14:20には雨が来て、作業中止になる。ぼ~と生きているので、毎日、何をやっていたのか・・・。→中止後に大学。チラシ作り。
◆28日(水)、朝、大学の会議に出て、11時に現場に向かい、12時30から記者発表。終了後、・・・。
◆29日(木)、19-6に貼りついていた、か。西に拡張。
◆30日(金)、雨でなし。
◆31日(土)、13時から15時まで、現地説
フォトスキャン我流(13)
◆最後に等高線について。
◆デジタルエレベーションモデルを作り、等高線。デジタルエ
レベーションモデル(DEM)と いうやつは、オルソを作るには必要がないが、等高線を描かせるには必要。ワークフローのDEM作成を選択し、タイプを平面に(ジオグラフィックにすると、どうなるんでしょうね)。
◆DEMを作成すれば、ツールで等高線の作製。間隔は任意。10㎝にしてみます。みながフォトスキャンを使えるわけではないので、こういう画像をプリントスクリーンで採取し、担当に渡せば、各部位の高さはこれで記述できる。
◆この間、3年くらいフォトスキャンをやってきました。2016のくびれ部谷間でフォトスキャンを導入したが、囲形埴輪のあったところなどの葺石部分でスタートする。作図の下図は別途やったレーザーデータから業者に出力してもらった。2017年は、どこまでやったのかな。結局、渡り土手はレーザーだったか。西側上段のくびれ部トレンチはフォトスキャンでやった。ただし、写真の撮り方がうまくなく、現場休みの土日に写真を撮り直し行ったりしたな~。2018は基本はフォトスキャンになった。が、調査区がでかいので、結局は調査区全体はレーザーで、陸橋斜面部を含め、葺石の部位について、部分部分でやった。
◆3年かかって、わりあい使えるようになったか。でも我流です。
◆デジタルエレベーションモデルを作り、等高線。デジタルエ
◆DEMを作成すれば、ツールで等高線の作製。間隔は任意。10㎝にしてみます。みながフォトスキャンを使えるわけではないので、こういう画像をプリントスクリーンで採取し、担当に渡せば、各部位の高さはこれで記述できる。
◆この間、3年くらいフォトスキャンをやってきました。2016のくびれ部谷間でフォトスキャンを導入したが、囲形埴輪のあったところなどの葺石部分でスタートする。作図の下図は別途やったレーザーデータから業者に出力してもらった。2017年は、どこまでやったのかな。結局、渡り土手はレーザーだったか。西側上段のくびれ部トレンチはフォトスキャンでやった。ただし、写真の撮り方がうまくなく、現場休みの土日に写真を撮り直し行ったりしたな~。2018は基本はフォトスキャンになった。が、調査区がでかいので、結局は調査区全体はレーザーで、陸橋斜面部を含め、葺石の部位について、部分部分でやった。
◆3年かかって、わりあい使えるようになったか。でも我流です。
フォトスキャン我流(12)
◆で、立面オルソができた。そこから先
は平
面と同じ。縮尺を10分の1にする。
◆注意すべきはマーカーとするポイントを打つとき、立面にした時でも見える位置に打つ必要がありますね(今回も、そこまで十分に配慮できていなかったが)。葺石のない地べたに打つわけだが、それが低いくぼみであったりすると、立面オルソでは隠れて見えなかったりするわけです。オルソができても、その縮尺をあわせ、高さを切っていくには、マーカーが見えないとできないので。
◆立面の場合、マーカーの座標値で2点間の高低差を出しておき、それにもとづき出力された立面オル ソ画像を10分の1に調整 する。そしてまたメッシュ図を作る。
◆注意すべきはマーカーとするポイントを打つとき、立面にした時でも見える位置に打つ必要がありますね(今回も、そこまで十分に配慮できていなかったが)。葺石のない地べたに打つわけだが、それが低いくぼみであったりすると、立面オルソでは隠れて見えなかったりするわけです。オルソができても、その縮尺をあわせ、高さを切っていくには、マーカーが見えないとできないので。
◆立面の場合、マーカーの座標値で2点間の高低差を出しておき、それにもとづき出力された立面オル ソ画像を10分の1に調整 する。そしてまたメッシュ図を作る。
◆だいたいこんなところ。
フォトスキャン我流(11)
◆19-5葺石の事例を続ける。国土座標で作
っ
たフォトスキャンデータに対 し、座標を換算値に代えて やる。別名で保存する。そうすると斜めトレンチであるが、そのトレンチに即した座標系に3Dモデルが転換する。
◆で、このトレンチだと、画面の下が低く、墳丘斜面がトレンチの下端でさらに入り込んで行く。次に、立面図を作るために、トレンチの壁をデータから消す。右の画像の方がわかりやすいですね。
◆消すのは、破線の四角。フリー図形も選べる。オルソは6方向から見た正規化された画像なので、トレンチの場合、例えば片側の壁面を投影させようとすれば、トレンチを真ん中でタテ割りして片側の壁のデータを除去し、その上で投影してやればよい。
◆このトレンチの場合は、右のように、トレンチ端面を切り取ってやって、そしてオルソを左だっ たか、6面のうちの葺石立面になる方向からのオルソ画像を作成し、それをエクスポートする。
◆で、このトレンチだと、画面の下が低く、墳丘斜面がトレンチの下端でさらに入り込んで行く。次に、立面図を作るために、トレンチの壁をデータから消す。右の画像の方がわかりやすいですね。
◆消すのは、破線の四角。フリー図形も選べる。オルソは6方向から見た正規化された画像なので、トレンチの場合、例えば片側の壁面を投影させようとすれば、トレンチを真ん中でタテ割りして片側の壁のデータを除去し、その上で投影してやればよい。
◆このトレンチの場合は、右のように、トレンチ端面を切り取ってやって、そしてオルソを左だっ たか、6面のうちの葺石立面になる方向からのオルソ画像を作成し、それをエクスポートする。
フォトスキャン我流(10)
◆さて次は立面。これがめんどくさい。後円部のトレンチは、
推定後円部心から放射状に斜めにトレンチを設定するので、立面用の正面から見たオルソを作るには、3Dモデルを座標を変えてトレンチに即した座標系に置き直し、その上で立面オルソを出力することになる。
◆久津川の場合、国土座標と墳丘主軸とは11.1度の振れ。国土座標と主軸局地座標の換算エクセルは作ってある。なので、例えば19-6であれば主軸直交トレンチなので、11.1度で既にできあがっている演算をさせればよい。その換算票を出します。後円部後背側の主軸沿いの19-3トレンチも同じ。
◆それとは違う、後円部心から任意の放射状に設定したトレンチで
は、さらに角度計算が必要となる。例えば19-5トレンチ(右)。19-5トレは、いろいろあった上で(まだ全体のフォトスキャンはやっていない)、葺石部のフォトスキャンを作ることになった。 緑は国土座標。ピンクは主軸にあわせた局地座標。黄色のラインが調査区設定の際に、推定中心点から放射状にラインを引いたもの。イラレでやっているので、その角度も簡単にわかる。
◆で、この場合であれば、緑ラインの国土座標値を時計回りに11.1度でピンクの局地座標系、さらにトレンチ設定を加えた角度分を振り直さないといけない。その角度を計算し、サイン・コサインを出し、エクセルの演算のサイン・コサインの値を変えてやる(もしかしてエクセルでsin11.1、などでいけるのでしょうか)。いまは関数電卓をもっていなくても、スマホでやれる。
◆久津川の場合、国土座標と墳丘主軸とは11.1度の振れ。国土座標と主軸局地座標の換算エクセルは作ってある。なので、例えば19-6であれば主軸直交トレンチなので、11.1度で既にできあがっている演算をさせればよい。その換算票を出します。後円部後背側の主軸沿いの19-3トレンチも同じ。
◆それとは違う、後円部心から任意の放射状に設定したトレンチで
◆で、この場合であれば、緑ラインの国土座標値を時計回りに11.1度でピンクの局地座標系、さらにトレンチ設定を加えた角度分を振り直さないといけない。その角度を計算し、サイン・コサインを出し、エクセルの演算のサイン・コサインの値を変えてやる(もしかしてエクセルでsin11.1、などでいけるのでしょうか)。いまは関数電卓をもっていなくても、スマホでやれる。
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兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。