人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
浮き沈み
◆今週は浮き沈みの1週間だった。月曜、神明山のリーフレットがかなりできた。図は掲載用の丹後の古墳
分布図。もうちょっとだな。
◆一方、こないだ和泉市に行ったときに、『和泉市史紀要』で和泉平野の条里復元を編集中だが、予定通り、今年度末刊行と決める。それで、木曜、濱道君の作業状況を確認し、小字記入が85%近く入力されているようなので、インデザインのリンクを更新し最新版をプリントアウトすることに。今朝、やってみて眺め、大きく仕様を変更することにする。紀要が縦組みが多いので、縦組み仕様の展開でレイアウトしていたが、やっぱり図面上よろしくないので、横組み仕様に反転させることにする。金曜、高島さんに配列を変えてもらう。すると、昨夜から一生懸命リンクを変更したものがなぜだか反映していない。またまた作業をせなあかん。
◆が、なんとなくできるような気がしてきた。編集は、イラストレーターのデータが更新されると自動的にインデのリンクも更新されるとはいえ、そもそもの条里復元、それと小字記入の点検がかなりたいへんだ。その点検と直しにだいぶ時間をとられるだろう。それを見越して計画を立てる必要がある。
◆今回は和泉郡中心で大鳥郡もちらりと入るが、日根郡は切り離した。それと小字記入はあくまでも和泉市域。岸和田や貝塚、泉大津など入っていない。本来ならばすべてやれればいいが、奈良県のようにはいかない、あくまでも和泉市史の仕事の一環でやっているから仕方がない。理想は、今回なんとか刊行し、さらに更新していくことだろうが・・・。
◆そう考えると、ふと思う。こんなことは、狭山池博物館が府下全域についてやるべきではないのか。河内も摂津も・・・。土木開発の最たるものが水田開発だ。大阪府下の条里復元をやり、市町村の協力をえて小字調査をして、奈良県の条里復元のような刊行物を出してほしいもんだ。
◆今週はこの手のことが多かった。(1)木曜、大学院生の発表を聞いていて、大阪砲兵工廠について、たとえば大阪歴史博物館が企画展で取り上げればいいのに。それで数年かけて調査し、いい図録を作れば、それが大阪砲兵工廠にかかわる基本文献になる。(2)大阪城もそう。木曜、大阪城の研究会に行ったのだが、レーダー探査の成果がいまいち。オレがもうちょっと出張ってもよかったのかとは思うが、そこは文理融合で理学部がやることに意義があるので、あんまり口出しはしなかった。が、やはり文化財分野の蓄積はかなりのものがあり、そこは地質屋のより深いところを探るものとは異なっている。
◆まあ、そんな、やれればいいこと、というのが多々思い浮かぶ。すべて興味があるが一人でできるわけではない。そこは組織的にコトを動かしていく能力が求められる。
◆一方、こないだ和泉市に行ったときに、『和泉市史紀要』で和泉平野の条里復元を編集中だが、予定通り、今年度末刊行と決める。それで、木曜、濱道君の作業状況を確認し、小字記入が85%近く入力されているようなので、インデザインのリンクを更新し最新版をプリントアウトすることに。今朝、やってみて眺め、大きく仕様を変更することにする。紀要が縦組みが多いので、縦組み仕様の展開でレイアウトしていたが、やっぱり図面上よろしくないので、横組み仕様に反転させることにする。金曜、高島さんに配列を変えてもらう。すると、昨夜から一生懸命リンクを変更したものがなぜだか反映していない。またまた作業をせなあかん。
◆が、なんとなくできるような気がしてきた。編集は、イラストレーターのデータが更新されると自動的にインデのリンクも更新されるとはいえ、そもそもの条里復元、それと小字記入の点検がかなりたいへんだ。その点検と直しにだいぶ時間をとられるだろう。それを見越して計画を立てる必要がある。
◆今回は和泉郡中心で大鳥郡もちらりと入るが、日根郡は切り離した。それと小字記入はあくまでも和泉市域。岸和田や貝塚、泉大津など入っていない。本来ならばすべてやれればいいが、奈良県のようにはいかない、あくまでも和泉市史の仕事の一環でやっているから仕方がない。理想は、今回なんとか刊行し、さらに更新していくことだろうが・・・。
◆そう考えると、ふと思う。こんなことは、狭山池博物館が府下全域についてやるべきではないのか。河内も摂津も・・・。土木開発の最たるものが水田開発だ。大阪府下の条里復元をやり、市町村の協力をえて小字調査をして、奈良県の条里復元のような刊行物を出してほしいもんだ。
◆今週はこの手のことが多かった。(1)木曜、大学院生の発表を聞いていて、大阪砲兵工廠について、たとえば大阪歴史博物館が企画展で取り上げればいいのに。それで数年かけて調査し、いい図録を作れば、それが大阪砲兵工廠にかかわる基本文献になる。(2)大阪城もそう。木曜、大阪城の研究会に行ったのだが、レーダー探査の成果がいまいち。オレがもうちょっと出張ってもよかったのかとは思うが、そこは文理融合で理学部がやることに意義があるので、あんまり口出しはしなかった。が、やはり文化財分野の蓄積はかなりのものがあり、そこは地質屋のより深いところを探るものとは異なっている。
◆まあ、そんな、やれればいいこと、というのが多々思い浮かぶ。すべて興味があるが一人でできるわけではない。そこは組織的にコトを動かしていく能力が求められる。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。