人を幸せにする人になろう

陵墓シンポの本

◆これ、2019年12月、自分の報告だけやって、お通夜に行った。なので討論には参加していない。
◆この本に収録されているN氏の復元を考えてみたいが時間もなく・・・。漢尺の350歩とみているようだが。水をどこまで入れるか、その予定線が仮にあったとして(まあ島状遺構があるので想定は可能)、そこから上で設計がなされたとの理解について、そもそも論として考えないといかん。水堀のある中期古墳において、水面上に見える部分をどう見せるかが大事、というのは理屈上は理解できる。
◆が、造山みたいなものもあるわけだ。もし理屈通りなら、もっと下段がへべちゃくてよいだろうに。中段に対して下段を厚くするものが多く、水が入って下段・中段を均等にする、という考えだったというのがわかりやすいように思う。大仙や石津古墳の下段がへべちゃくていい、というのは、上部を含めての設計原理の検討から妥当ということなんだとは思うが、基本単位が水面下にもう1単位あるいは2単位までおよばないという判断は、なかなか難しいのではなかろうか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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