人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
安倍君もそろそろ
◆黒川さんが辞職。2月にやめときゃよかったのにね。この先の人生もまだまだ長いのに、政府に翻弄され、自分も欲を出し、こんなことになって。で、首相。検察・法務省が定年延長を決めて、政府がそれを追認した、などと、これまたアカラサマなウソを繰り返す。で、決めたのは政府なので、責任はわたしにある、と。モリトモ、安倍アキエさんがかかわったと責任があると言ったのだったか。カケ・・・。桜を見る会、慣例だったが肥大化させた責任はある。黒川さんの定年延長を決めた責任がある。責任を取らないといけないことがこれだけ重なっている。職責をまっとうすることが責任の取り方、というのはとうに過ぎたのではないか。責任の足し算=辞職でしょ。あと、やる人はいくらでもいるから。
◆これに河井夫妻問題がこれから来る。1.5億円の選挙資金援助は総裁であるこの人が指示したのではなかったか。これを使わないといけない、ということが金銭バラマキを誘発したのであろう。みな、そう思ってますよ。5月中か6月前半にはこの問題にぶち当たる。そろそろ辞め時ですよ。
◆これに河井夫妻問題がこれから来る。1.5億円の選挙資金援助は総裁であるこの人が指示したのではなかったか。これを使わないといけない、ということが金銭バラマキを誘発したのであろう。みな、そう思ってますよ。5月中か6月前半にはこの問題にぶち当たる。そろそろ辞め時ですよ。
自主性
◆悪くない、と思う。国家がイザという時に、強権的に制限をかけ、強い強制をかける。それが功を奏したところもあり、むろん、重要性・緊急性に応じたリーダーシップは求められるところである。しかし、実際には、都道府県という単位があり、市町村という単位があり、地域の単位があり、人がどう動くかというところ。その点、国がガッツリやるのでなく(できるできないでなく)、地方分権的な意識も浸透して都道府県がそれぞれに考え、そして実際には国民が動いた。こういうあり方は、悪くない。
◆日本も、オカミが言うことは正しいとして従う戦前のようではなく、それぞれに情報を得て、自ら行動を取る、そうしたものが一定程度浸透している成熟を感じることができるのではないか。布マスクの配布なんてアホみたいと、必ずしも政府がやることを信用せず、それに頼らず(むろん経済的な援助はそうもいかないが)、それぞれ考えている。むろん、そう理想的だ、というわけでもないだろうが、かなりのパーセンテージで、そういうものが定着しているように思われる。
アジア・南米・中東
◆ファイナンシャルタイムスのグラフ。
◆新規感染者数の3つのグラフ。上は絶対値の対数表示。中は100万人当たりの感染者数で対数表示。下はその絶対値。
◆上のグラフでいうと、日本のすぐ上が中国、すぐ下が韓国。中国は第2波を経て、いま第3波。韓国はいま第2波。日本は最初のピークの収束過程にある。アメリカとイギリスは、まだ大きく下降していない。フランス・ドイツ・スペイン・イタリアなどは、それよりも下りが進んでいる。
◆で、下の突出はカタール。あとペルー・チリ・クウェート・バーレーン・シンガポール・アラブ首長国連邦・オマーン。これを見ると、人口の絶対数は少ないにしても、アメリカやイギリスの比率よりはるかに高い感染率ということになる。
◆今日の新聞で、欧米の感染被害の拡大は、新自由主義(経済至上主義)による医療部門の削減によるとある。そして欧米でも死者数など、経済格差の影響が現れているという。まして、南米や中東や、医療体制が十分でなく、格差が大きいところでは、貧困層にきわめて深刻なダメージを与えることになるのだろう。不思議な国日本は、赤字の公立病院の見直しなどが現実的に行われているが、必要性を訴える声からそこまで整理されていないのだろうし、また一億総中流ともよばれ、2000年代の格差拡大も世界に比べて緩やかだったのだろうし、これくらいで済んでいるということか。
◆新規感染者数の3つのグラフ。上は絶対値の対数表示。中は100万人当たりの感染者数で対数表示。下はその絶対値。
◆上のグラフでいうと、日本のすぐ上が中国、すぐ下が韓国。中国は第2波を経て、いま第3波。韓国はいま第2波。日本は最初のピークの収束過程にある。アメリカとイギリスは、まだ大きく下降していない。フランス・ドイツ・スペイン・イタリアなどは、それよりも下りが進んでいる。
◆で、下の突出はカタール。あとペルー・チリ・クウェート・バーレーン・シンガポール・アラブ首長国連邦・オマーン。これを見ると、人口の絶対数は少ないにしても、アメリカやイギリスの比率よりはるかに高い感染率ということになる。
◆今日の新聞で、欧米の感染被害の拡大は、新自由主義(経済至上主義)による医療部門の削減によるとある。そして欧米でも死者数など、経済格差の影響が現れているという。まして、南米や中東や、医療体制が十分でなく、格差が大きいところでは、貧困層にきわめて深刻なダメージを与えることになるのだろう。不思議な国日本は、赤字の公立病院の見直しなどが現実的に行われているが、必要性を訴える声からそこまで整理されていないのだろうし、また一億総中流ともよばれ、2000年代の格差拡大も世界に比べて緩やかだったのだろうし、これくらいで済んでいるということか。
いくつかの古墳の周辺
◆そして本日5月19日、川合大塚山古墳の測量の打ち合わせにでかける。これは今年度から。で、これまでの経験にもとづき、まず周濠部の業者による地上レーザーを先に実施し、フレームを作ってから、冬場に入るつもりにしている。
【追記】遺跡の名称として「川合大塚山古墳」に統一したのだそうです。
2020年5月17日、岳父の四十九日
◆一旦この日は河内国分に戻り、今日から店をあけていた「あじもり」に行く。
◆翌日、ぱんのいえ、の喫茶コーナーも再開していたが、椅子が撤去され、壁沿いの椅子に横並びに座るようになっていた。
◆翌日、10時半から四十九日法要。そしてお骨を墓に収めた。この日、カミサンの実家のリビングをひたすら片付けていた。夕方になり河内国分へ戻り、お疲れさんの「膳所」。
2020年5月14日(木)、遠隔授業はじまる
◆うちは今日から。木曜日は、院演習と博物館概論。院演習はZOOM。わたしを入れて9人。この授業のやり方を話し、古代史・中世史・近現代史の新院生に、どういうことをやっているのかを聞き、授業での発表を考える。そして前期の順番決め。
◆博物館概論。資料とパワポをPDF配布資料にしたものをアップしておき、それを読んで小レポートを書いてもらう。遠隔授業とはいえ、動画配信は一部です。まあ、やってもいいのですが、おいおい。
◆この日、大阪府が大学も解除の方向とのこと。前期はすべて遠隔といまはなっているのだが、そうなればなったで、間隔を空けて座らせようとすると、教室キャパが問題となる。大人数の講義は無理かもしれません。しかし、6月のどこかからは可能なものは対面に移行するのかも。
◆博物館概論。資料とパワポをPDF配布資料にしたものをアップしておき、それを読んで小レポートを書いてもらう。遠隔授業とはいえ、動画配信は一部です。まあ、やってもいいのですが、おいおい。
◆この日、大阪府が大学も解除の方向とのこと。前期はすべて遠隔といまはなっているのだが、そうなればなったで、間隔を空けて座らせようとすると、教室キャパが問題となる。大人数の講義は無理かもしれません。しかし、6月のどこかからは可能なものは対面に移行するのかも。
高松塚
◆松村所長の寄稿文が新聞に掲載されました。壁画の修理が13年かかって終了した、さてこれからという話。どうなんでしょうね、保存修理施設のある敷地のなかに壁画展示館を作るのでしょうか。そして現地には「新たに石室と壁画を復元」するという。
◆『つどい』に森岡さんが、カシコーケンの岡林さんの書いた、盗掘坑からうかがえる盗掘者の行動、石槨内に入っての金箔を貼った棺台の持ち出しなど、壁画の傷を手掛かりにした洞察が、たいへん読みごたえがあったとの文が掲載され、読みました。まあ、こっちはほとんど何も知っていないことがよくわかる。まず報告書を見たことがない。かつてのも、17年に出たという石室解体の発掘調査報告書も。勉強が足りません。
◆秀吉最晩年の城が見つかったとか。「転落石は・・・小さな石の中から見つかった」という文章が意味不明であるが。
◆『つどい』に森岡さんが、カシコーケンの岡林さんの書いた、盗掘坑からうかがえる盗掘者の行動、石槨内に入っての金箔を貼った棺台の持ち出しなど、壁画の傷を手掛かりにした洞察が、たいへん読みごたえがあったとの文が掲載され、読みました。まあ、こっちはほとんど何も知っていないことがよくわかる。まず報告書を見たことがない。かつてのも、17年に出たという石室解体の発掘調査報告書も。勉強が足りません。
◆秀吉最晩年の城が見つかったとか。「転落石は・・・小さな石の中から見つかった」という文章が意味不明であるが。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。