人を幸せにする人になろう

2025年5月4日 会津

◆3日は八戸泊。翌4日、朝八戸駅から新幹線で11時前?に郡山に着く。レンタカーで会津に向かう。
◆うちの院生が飯盛古墳の測量を月末からやっている。「見に来てください」、「よっしゃ」ということで会津行きとなる。調査そのものは前日までに完了したとのこと。4日はもともとの予定でも最終日。現地を見せてもらうことになっていた。13時に「さざえ堂」という約束だった。が、飯盛山の白虎隊自刃の場は、びっくりするくらいの観光地なのだ。さざえ堂は、少し上がっていかないといけない場所で、少し遅れた。
◆会津若松市の教育委員会の方と、県博の方も、顔合わせで来られている。みなで山に上がり、現地を見せてもらい、測量図をみながら、少々やりとりする。会津若松市としても、国指定の大塚山古墳とともに、飯盛古墳を市指定にして保護策を進めたいとのこと。うちの院生が測量したいという要請は、若松市にとってもありがたいことのようである。

八戸呑み会

◆八戸の「だるま」で、Tさん・Iさんご一家と呑み会。この山階夫妻との八戸飲み会もい3年目か。むろん研究を実際に一緒にやっているカミサンはツーカーの関係なのだが、こっちも年1回だが3年呑み会をご一緒すると、そこそこ仲良くなる。

十和田湖から八戸

◆秋田県鹿角市の大湯環状列石まで来た。来た道を戻り自動車道で戻るのが早いのだが、大湯まで来たら、地道で八戸に戻ろうと。これが16時半くらいだったかな。
◆山階鳥類研究所の人たちとの飲み会は何時の約束だったかを確認すると、18時とのこと。レンタカーのカーナビでは到着は19時と出ている。が、まあ距離からすると18時に間に合うと判断。というか、地道で間に合わないようなら高速に乗ればいいという条件にはなく、選択した以上は、それで突き進むほかない。
◆結局は、17:50にホテルの駐車場に到着。そのまま飲み屋へ直行。

そのあと大湯

◆八戸にも世界遺産の構成資産である長七谷地貝塚がある(確か構成資産と参考資産といった区分があるらしい)。また、岩手県二戸郡一戸町の御所野遺跡もある。が、秋田の大湯環状列石に行くことにする。
◆到着。立派な博物館ができており、遺跡の整備も進められている。90年代後半に初めて行った時の記憶が鮮明にあるわけではない。が、さすが特別史跡だな、と思った記憶だけがある。けっこう見ごたえがあると。が、今回の印象は、2つのサークルの内部には入れず、遊歩道の外からながめるが、遠目では石も小さく見えるし、そうした石組みの構造物も小さく見える。前来たときは、中に入れてもらったので、印象が違うのかもしれませんね。

浄法寺 漆

◆今回の目的のひとつが浄法寺の漆器。浄法寺の場所を調べると、二戸駅からは南西方向だった。八戸ICから高速道路は、新幹線が通る二戸沿いの谷筋でなく、東側を南下する。そして二戸の南部で西に曲がる。昨年は、一戸ICで下りて二戸に北上したわけだが、今回は浄法寺ICに向かう。
◆滴生舎という漆器普及および販売を行っている会社がある。ICからそう遠くはない。その施設の一画の建物で、まずお昼を食べる。昔、二戸駅前で営業していた「ナナシ」という店が、GWのあいだ、この滴生舎漆にやてくる来客用に、中華そばorかけそばの2メニューで営業。
◆そのあと店舗に行く。なかなか魅力的な漆器がならぶ。親切な定員さんが話しかけても来る(大阪人だった)。1万1千円のもの、買うか買うまいか迷ったが、結局、買わず。カミサンは菜箸と本2冊を購入。むこうに体験学習のできる建物があるとのことで、そっちへ。
◆野鍛冶をやってました。S字金具と和釘を、手本を示したうえで、3人の人がカナハシで材料をつかんで炉に入れ、赤く焼けたものを叩き、曲げ、やってました。

2025年5月3日 八戸

◆2日夕刻に八戸駅着。東口レンタカーで車を借りて本八戸方面へ。泊。
◆翌3日、蕪島に向かう。千葉から11時間をかけて到着した山階鳥類研究所のTさん・Iさん家族と合流。風速計をセットしテスト。そのあと船に乗るべく、乗り場に行くが、風強く「欠航」。残念。船に乗って海から、風速計を動かしながらウミネコを撮影する予定であったが流れる。
◆で、昨年に続き、小学校5年生のMちゃんを連れて、こっちは別行動。

お昼を食べて志海苔館

◆博物館で娘と合流し、展示を見て出たら、ちょうど昼12時。飯どころを探す。蕎麦屋に入ろうとするが、のれんをくぐると待っている人が多く、やめる。結局、海沿いの回転寿司屋に入る。本店でした。
◆そのあと志海苔館に行く。名前は知っていた。和人の館が12か所あったのだとか。で、江戸時代のアイヌの蜂起はなんでしたっけ。それで落とされたとか。海に面し風がきつい。
◆志海苔館はほぼ空港のところ。そのまま空港に娘を送っていく。
◆そのあと五稜郭に行き、函館駅前でレンタカーを返し、鉄道で八戸にむかう。

北大・水産の博物館

◆前から展示施設があったようだが、ちゃんとした博物館にする準備が行われ、この4月に開館したところという。入り口は開いていなかったが、「自由にお入りください」とあるので、開けて入っていく。担当の先生が、ある部分の展示作業をやっていた。
◆ひととおり展示を見る。奥のつきあたりは収蔵庫のようだが、そこも開いていたので見る。その棚にあった船の模型は、なかなかのもんだ。むろん、生物標本等そのものが、ここでは価値があるわけだが、人文系の人間から見ると、この北海道のいろんな規模の木造船の模型が、なかなかよかった。神戸のカワサキミュージアムのように、壁面等を利用して、ガラス張りのなかに配列すると、かっこいいけどね。

未完の鉄道のアーチ橋

◆どこからどこまではできていたのか、それは知らない。沿岸沿いの道路を行くと、海岸段丘の急傾斜地の、少し高いところを、とにかく削って単線を通す工事が、ある程度進められている。トンネルもある。谷地形になっていれば橋をかける必要がある。コンクリート製だ。

本州との最短ポイント

◆距離17.5kmだそうです。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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