人を幸せにする人になろう

2025年7月29日(火) 構内の現場

◆市文協が解散し、大阪府文化財センターが調査。卒業生のOGのK瀬さんが担当。掘り上がったので見に来てくれとの連絡を先週受け、本日、見に行く。出ている煉瓦建物について、米軍接収時のものとの見方であるようだが、諸記録ではそのような建物はない。
◆現場を見ると、大阪商科大学キャンパスにする際に、畑地の上に50~60㎝くらいの砂が入れられ、その上には15㎝くらいの粘土層、そしてアスファルトの舗装面という状況を見ると、米軍は、既に地上げして整えられた地面に建物を建てればよく、大学時代の建物を米軍が取り壊したと考える方がいいのではないかと思った。いまから開学時の建物配置図を調べてみよう。
◆調べてみました。写真はS17年の空中写真。黒枠がアバウトながら調査区。煉瓦建物はなし。大阪商科大学の建物でもなさそうである。
◆そうすると、1945年かその前か、日本軍が使用していた時期がある。その時のものではないか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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