人を幸せにする人になろう

2月12日、宇摩向山古墳を見る

◆翌日、朝から歩いて古墳に向かう。須恵器の刻書で「馬評」というのが採集されているらしく (これが岡山県博にあるんだとか)、それが宇摩という2字に8世紀になったよう。
◆うっすらとした雪化粧のなか、大型長方形墳を見る。西側の第1世紀室は巨石墳。まあ石舞台式相当かなと思われる。東石室はもっと大きいのだが、まだ発掘はされていない。北辺と東辺の区画溝が出ており(西側は段差?)、南の前面側でも規定石が見つかっていて、墳丘規模が復元されている。なんと東西長が70m。電卓をたたくと46歩かなと推測できる。いや~感動しました。ワクワクします。
【追記】2月13日、注文していた報告書が届く。発掘で出土した須恵器から初葬はTK209にさかのぼるとしている。まあ、ええとこです。

川之江にむかう

◆卒論・修論試問、第1日(9日)・第2日(10日)がなんとか終わる。なにかと行事が前倒しになって、院試が半端 な入り方になったため、試問がいつものように平日の連続する2日でなく、金に加えて土曜日も入り(これは量が多いから)、そして3連休をはさんで13日(月)となる。
◆今日11日は、211集会に出たあと(東京では建国を祝い、明治150年をよかったよかったという集会が開かれたとか)、四国中央市、川之江の宇摩向山古墳を見にでかける。特急しおかぜはアンパンマン仕様である。
◆後輩に店を聞いたら教えてくれる。2か所とも日曜休業だったが、近くの店に入る。修論はあと1本。

フォトスキャン測量

◆昨夏、調査区の等高線を例えば10㎝刻みで入れたりするところまでいった。そうなると、もう手測りはやめよかと。むろん、任意点のデータで等高線をPCに書かせるわけでなく、実際の墳丘形状を3D化しているから虚測ではない。1点1点落としていく、あの醍醐味はすてがたいのだが、もしうまくいくなら、情報量的には25㎝コンタに負けないはずである。
◆いきなり200mの前方後円墳はたいへん(だいたいが無謀ですが)。そこで月末に久津川でやってみようと思います。久津川の測量、線路東側の南端部がちょこっとだけ残っていて、それを月末にやることにしている(測量報告もせなあきませんね)。だが、史跡地外の街路、ここも遺構は広がっているし、過去の城陽市の調査区を落とし込むうえでも、周囲を図る必要がある。が、しかし、墳丘とちがって街路の輪郭を測っていくのは面白くもなんともない。
◆それならフォトスキャンでやっちまえ、と。なので、できれば月末の前に、1人行って、周辺をブロックに分けながら写真を撮り、穴がないかどうかチェックしながら、画像そのものは得て、ブロックごとでいいのでマッチングをしてしまう。で、月末に学生らが測量に入る時に、残りを終わらせた後、街路の不動点の座標を20点とか落としてもらえば、あとは内業ということになる。
◆望ましくは、写真を撮りながら、不動点を決めて、写真を撮影する際も、そこは鮮明に見えるよう な画像も撮っておけば、よりよいかな、と。市街地だとマッチング用のマーカーも不要だろう。
◆西陵にむけて、どんなふうに作業をしようかと頭でイメージを作って行っております。で、まず久津川街路で、と。
◆あとはドローン。年末にようやく飛んだのですけど(右写真)。でもまだそこまではいかんな・・・。

西陵

◆西陵の測量をやろうと動いております。どうなりますやら。いちおう、大型前方後円墳の測量はうち とこの基本路線。大阪府でいえば、摩湯、松岳、に続くもの。測量の経験を学生・院生らにしてもらう。こっちの研究面では、技術的にはフォトスキャン測量を今回は試みたいと。ほんとの研究面では第3の系列の証明ですね。ウワナベ・西陵・芭蕉塚、このラインを明らかにしたいと思っています。それを巣山・築山までつなげられればいいのですけど。
◆研究費の残額の仕事もし、今日の事務仕事はこのへんで、
◆修論1本読み中・・・。

地域研究なくして文化財保護なし

◆N大Sさんからメールをいただきました。文化庁の講習会が福岡県であったそうで、2日目のシンポジウムは《埋蔵文化財の保護と地域研究》だったそうです。「地域研究なくして文化財保護なし」ということが確認され、大変重要な記念すべき講習会だったと。「お役人であるが、専門職。専門がいないと、文化財のことはわからんし、それを活用していくのもできない。そして文化財をより深く理解し、総合し、地域の歴史や文化を復元していくこと、それなしに判断や使い方、すなわちこれからの地域づくりも考えられないんだ」、ということ。まずは自分たちがそう自覚することから始める必要があるのでしょう。

文化財専門職員の数

◆亡くなった福岡県の橋口さんが、昔、1万人に1人、といっていたのを思いだす。都道府県にも人がいるので、半分で考えていました。例えば大阪市は人口269万人だそうです。なので134人いるわけです。22万人だったら11人、13万人の市なら6.5人。これが目標です。

閑話休題


できないことを「できる」というのが工学者
できないことを「できない」というのが技術者、
できることを「できる」「できない」というのはオモンナイ奴、だそうです。
◆7掛けも2回続けば5割以下
◆中学受験ごときで、小学校を休んでいるようじゃ、先は知れている。

2018年2月6日、定期試験の成績を出して・・・

◆ようやっと月曜の晩に採点はしてしまったものの、翌日、レポート点含め、集計その他、マークシートに転記、提出まで、あほみたいに時間がかかってしまいました。そのあと、ようやく、3月の調査の話を少し進め、あわせて研究費等の残額執行の計画を立てていたら、終わってしまいました。2月9日試問分の修論1本と卒論あと1本が読めていない・・・。
◆働くとは、クリックすることではない。

2018年2月5日、豊臣石垣の会議

◆が10時から大阪歴博でありました。別に大阪城の整備基本計画?の会議も進んでいて、今年度、来年度でまとめるとのこと。
◆この豊臣石垣の会議、経済戦略局観光部の仕事で、教委もメンバーに入っているという形態。大阪市役所の職員は優秀で、ちゃんと資料を作り説明してくれるが、特別史跡大阪城の展示施設の話が教育委員会主導ではないわけだ。
◆そこが(専門を1人配置しているが)、現状変更や調査に関して教委と相談し、研究所と相談して安全や保存などを相談し、天守閣と展示のことを相談しと、そんなふうにやっているのだろう。むろん事業実施担当部署が別である以上、そうならざるをえないのだが、効率がいいはずもない。他とは異なる違和感を抱き続けてきた。専門+事務職、力をあわせてやってくれればいい、むろんそうしようとしているわけだが、教委が後景にしりぞいている印象。
◆相手にしているのは大坂城、専門で中身のわかっている側が、コンセプトや具体の技術的なところを提案し、そしてそれを計画としてまとめあげ事業を推進する事務方、という姿が望ましいだろう。大阪の魅力を発信していこう、歴史や文化を打ち出していこうとするとき、行政の組織・体制はどういう形がいいのか、そこのところも考えてほしいと最後に発言した。

2018年2月4日(日)

◆とある1日(日曜日!)のお仕事。

◆9:20研究室。城陽講演会のファイル整理9:48。卒論・修論試問の時間割表を貼り換える9:54。卒 論・修論を読む作戦を立てる9:56。8日の大阪府高齢者大学校の資料を送る10:41(改新シンポ1回目そのまま)。明日の豊臣石垣の資料が送られてきていたのでざっと見る10:59。来年度時間割が送られてきているので再チェック。2か所間違っていた。見てよかった。11:13。昨日の新聞をざっとチェックする11:23。大学メールチェック。博士論文の全文リポジトリ関係の庶務委員としての仕事をこなす13:52。大学ミュージアム(資料館)の構想について関係者に投げる14:07。事務仕事ばかりで採点はできません。恒藤の年表を仕上げる14:34。12日の大阪城の表面波探査にいちおう参加すると返事14:39。陵墓関係の書類を作り、運営委員会に送信16:00。某自治体の埋文行政に関するメールを読み、返すなどする16:47。某自治体に関する文書を書く18:18。某自治体の問題で、関係方面に、ちゃんと直接話をしてほしい、とのメールを出す20:34。あ~あ・・・。
◆まあ、こんな調子で、仕事になりませんでした。
◆さらにある方面にメール21:12。明日、午前中いないのでアルバイトへの指示を置いておく21:29。帰ろか、お~外は寒そう・・・

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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