人を幸せにする人になろう

最後は千歳車塚

◆千歳車塚にはなんどか来たはずである。前方部を上がるも、後円部をめざすには草がうっそうとしている。先に1組の来客があり、先に古墳に上がっていた。
◆武烈没後、大伴金村が、丹波国の桑田郡にいる倭彦王をまず擁立しようとするが、逃げ出し、次に継体に打診することになる。この倭彦王の墓ちゃうか、と言われているもの。埴輪からすると、少し古いようだが。
◆亀岡市の資料館は駅近くにあり、昔、一度、協議のために行った記憶があるが、まったく覚えていない。Uさんによれば、考古資料はならんでいないとのこと。車塚古墳の埴輪も見たいし、国分寺も千代川遺跡もあり、多くの考古資料があるはずだが、見れないのは残念なことである。
◆名神―近畿道―阪神高速守口線で、森ノ宮駅で2人降ろし、鴫野駅でもう1人を降ろして、地道で帰り着いた。

対岸の横穴式石室をめざすが

◆尾根上に2列ならぶように10基程度があるのだが、イノシシ除けのネットを丘陵裾にめぐらしており、立ち入れない。ネットの端部を追及すると入れるところがあるのかもしれないが諦める。
◆亀岡の拝田古墳群にむかう。いろいろあったが省略。

稲荷古墳

◆稲荷古墳というT字形石室を見に行く。稲荷神社背後の急傾斜の山道を上がっていくと古墳がある。われわれは南側側面に取り付いて登りました。

雲部車塚

◆篠山口駅で1名を拾い、篠山市街地へ。お城の入口を通り、北側の観光地となってる東西道路を東に抜ける。天気よく、城も通りも観光客で大にぎわいでした。成功していますね。
◆雲部車塚。

谷川の石棚をもつ横穴式石室

◆谷川に向かう。兵庫県人で、位置関係はおおよそわかっているつもりだがだが、あまりよくわかっていないな。グーグルで確認した。加古川流域に出て、旧青柿垣町・氷上町、石生・柏原でなく西脇方面を下り、谷川に。神社があり、その駐車場に止め、社殿背後から古墳に進む。駐車場脇に山に入って行く道が実はあった。
◆ポコポコと古墳があり、石が見えた。目的とする横穴式石室だった。石棚の上に土と落下した石が堆積している。棚の前面に衝立石も通している。

池田古墳に行く

◆国史跡だが土地所有の関係があり、遺構表示などの整備は難しいのでしょうね。まあ保存されているので、将来的には何とかなっていくのであろう。現時点で後円部や前方部の裾とかを追究するトレンチ調査はやれそうには思うが。

朝来市埋文センター

◆前に親を連れて見に来たことがある。道の駅に埋文センターを併設し、展示室を設ける。前の時の印象はほぼ残っていなかった。今回、再度見るも、なかなか残念ですね。むかしは城ノ山の鏡を置いている旧和田山町の施設があったように思うが、巨大な三角縁のシンボルはあれ、実物は見ることができない。池田古墳や船宮古墳の埴輪もないし、立脇廃寺の瓦もならんでいない。寂しい・・・。予算の問題なんでしょうね。展示ケースの購入予算がないのだろう。台を置いて土器は並んでいるのだが。
◆企画展示室で、生野銀山の発掘調査成果が紹介されていた(写真下)。これは興味深い。道の駅でさっと食事。
◆城ノ山の遺物は和田山町平野公民館にあると、小さく書いてありました。昔のままということなんでしょう。これは連絡して開けてもらわないと見れないんでしょう。

茶すり

◆この見学会のプランを考えた時、茶すり山古墳が抜け落ちていた。古墳に上がり、竹田城を望む。2回目。学習館は開いているはずだが、人がいないのでしょう、閉めてある。が、覗くと、繰り返し流すモニターが動いていた。開け閉めは無理だが、モニターの電気代が何とかなるのなら、入り口近くにモニターを配置してほしいですね。あとから考古ファンのご夫婦1組が登ってこられた。

竹田城

◆朝来といえば竹田城だが上がったことはない。道路沿いの案内によると、城の東の道路からさらに5キロとある。北側をまわり、西側に車を導くようだ。このあいだ11月に城下の街並みを活かそうと頑張っているとの話を聞く。寄ってみたいが、今日は亀岡にたどりつく必要があるので先を急ぐ。

歴史民俗資料館

◆いまは朝来市埋文センターができて展示室がある。それ以前はどうだったか。船宮古墳にたどり着く前に、歴史民俗資料館の看板があったので、埴輪と瓦が見れるかと思って立ち寄るも、いまは移築した民家があるばかり。かつて「館」があったはずだが、いまは何もない。駐車場の脇にカリンの木があり、たくさんの実が落ちていた。2ヶ、もって帰る。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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