人を幸せにする人になろう

ウクライナはどうなる

◆歴史学は先行きを見通すことができるのだろうか。それは措くとして、自分はどう考えるか。
◆実際のところ、偶然性も働くだろうし、どうなるかはわからない。しかし頭を絞って考える価値はある。もっとも望ましいのは、ロシア軍がモスクワに向かうことであり、ロシア国民がプーチンを引きずりおろすことだろう。たとえキエフが陥落し、ウクライナ軍が軍事施設もやられ、指揮系統もみだれ機能不全に陥っても、抵抗は続くのではないか。キエフを落とし、もし傀儡政権を立てたところで、そう簡単に事態は収まらないだろう。
◆しかし、短期間で圧倒されてしまえば、そうもいかないかもしれない。いや、たとえそうなっても、全土が制圧されるということはないだろう。ロシアの実効支配、あるいは傀儡政権ができあがっても、屈従することはないのではないか。今回の交戦という事態がどこまで長引くか、わからないが、長くなるのではないか。そうすると、両側ともに犠牲が増えるが、ロシアのダメージがじわじわと効いてくるだろう。あるいはたとえ今回の交戦が収まっても、50年、100年、2022年のことは忘れ去られることなく、ロシアへの敵対視は続き、いずれ覆るであろう。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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