人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
千足の委員会に出る
◆岡山市の草原さんから電話があり、千足の委員を受けることにしたが、7月20日、その第1回目の委員会があった。けっこう、おもしろかった。会議が公開でテレビカメラもまわっている。高松塚の委員会の時の、東文研のエライ人(センター長)、文化庁の建石氏など、メンバーに加わっている。間壁さんが委員長になったが、お人柄がとってもよかった。写真上は千足から見た造山、いや~暑い!
◆要するに千足の直弧紋の彫刻のある石障が傷み、下半部が剥離してしまっている。どうしようか、というのが課題。あんまり意気込まず、まただんまりでもなく、冷静に会議に臨めた。
◆高松塚の会議を思い出していた。文化庁の記念物課長や美術工芸課長が臨席し、新聞記者も取り囲む中で、発言するのは勇気がいることだった。もう忘却だが、言うべき時に発言できなかった場面もないではなかったが、毎回、いい緊張感のもと、心して臨み、嫌われるようなことも発言した。ああいう会議の場を経験させてもらってよかった。ちなみに、A新聞社のO記者には、オレのことを鏡をやっている人間で、後期や終末期の古墳の専門家でもなんでもなく役に立たない、人選が悪いといったような記事を書かれた・・・。
◆千足に戻ろう。岡山市に期待したい。掘り屋を脱皮してほしいのだ、緊急調査があるから文化財課があるのではないということを。趣旨からはずれるので発言しなかったが、合併し政令市になった岡山市、自分ところにどんな文化財があり、どんな課題を抱えていて、これから先、バランスを取りながら、どのように整備活用していくのか、マスタープランを書き上げるべきです。こと造山古墳群についても、千足のみならず、考えることはあまたある。いっぺんにはいかないだろうが、千足を足がかりに、これから何をやっていくべきなのか、考えて欲しいものだ。
◆要するに千足の直弧紋の彫刻のある石障が傷み、下半部が剥離してしまっている。どうしようか、というのが課題。あんまり意気込まず、まただんまりでもなく、冷静に会議に臨めた。
◆高松塚の会議を思い出していた。文化庁の記念物課長や美術工芸課長が臨席し、新聞記者も取り囲む中で、発言するのは勇気がいることだった。もう忘却だが、言うべき時に発言できなかった場面もないではなかったが、毎回、いい緊張感のもと、心して臨み、嫌われるようなことも発言した。ああいう会議の場を経験させてもらってよかった。ちなみに、A新聞社のO記者には、オレのことを鏡をやっている人間で、後期や終末期の古墳の専門家でもなんでもなく役に立たない、人選が悪いといったような記事を書かれた・・・。
◆千足に戻ろう。岡山市に期待したい。掘り屋を脱皮してほしいのだ、緊急調査があるから文化財課があるのではないということを。趣旨からはずれるので発言しなかったが、合併し政令市になった岡山市、自分ところにどんな文化財があり、どんな課題を抱えていて、これから先、バランスを取りながら、どのように整備活用していくのか、マスタープランを書き上げるべきです。こと造山古墳群についても、千足のみならず、考えることはあまたある。いっぺんにはいかないだろうが、千足を足がかりに、これから何をやっていくべきなのか、考えて欲しいものだ。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。