人を幸せにする人になろう

平野の町

◆商店街は、シャッターが下りているところも多く、日曜日だからということもあるが、貼り紙を見ていると、やはり営業をや906dabd8.JPGめたところも少なくない。先週の、きらら九条商店街などはまだまだ買い物客でにぎわって9134b055.JPGいるが、そうはいかない。スーパーに押されているであろう。しかし、今井町や五條新町のようにはいかないにしても、街路は碁盤目に通っており、古い家屋もまだところどころにはある。町全体を博物館にしようというコンセプトで取り組んでいる。新しい家屋に建て替えられたところが多く、町並みとしてある一筋は観光スポットとして売り出せる、というものでもないが、だんじりのところで触れたように、町共同体がまだ息づいていることは大きい。
◆大阪市とか平野区というのでなしに、住民主体で町づくりに取り組んでいる様子が見て取れる。レトロな感じもよく残っており、全興寺のような取り組みもある。文化財的にどうというのでなしに、行ってみたらオモロイ、という場所にしようとする路線はいいのではないか。むろん、そのなかにスポット的に古い建築物があるとか、環濠があるとか、そういう面でも取り組める余地はまだまだあるだろうし。なかなか味わい深いところだ。

 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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