人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
牧野古墳の石室をスキャン
◆レーザースキャンの文化財への利用でもらった大学の研究費。申請の3分の1しかもらえなかったので、石室のほか、大阪城の石垣でデモをやろうと思っていたが、経費的には1件分となった。秋にやるべく業者と夏には相談していたが、実際は今になってしまった。石舞台をと思っていたのだが、明日香村では既に予定されている(実施済?)とのことで、次のターゲットをさがし、牧野とした。
◆で、本日、計測作業をおこなった(20100307)。陰影図の仕上がりが楽しみである。人間による図化はこれからも必要だが、タッチの差もある。石の起伏の感じはわからない。レーザースキャンだと、石材の表面のでこぼこの質感まで表現できる。これから、畿内の標式的な石室は、同じ計測によるデータを集積させたい、それによって比較検討したいと思っている。その第1歩となる記念すべき1日だった。
◆ひとまず、標準的な6面の図面を作成するが、今後は例えば玄室や羨道の斜めから見たものなども作りたい。横穴式石室の写真はどうしても引きがないので、なかなか全体の石の丸っこさなどをよく表現した写真が撮りにくい。3Dでも単純な投影図ではやはりべたっとしたものになるが、斜めで石のあり方がよくわかるようなアングルを決めて、統一的に比べたいものである。
◆で、本日、計測作業をおこなった(20100307)。陰影図の仕上がりが楽しみである。人間による図化はこれからも必要だが、タッチの差もある。石の起伏の感じはわからない。レーザースキャンだと、石材の表面のでこぼこの質感まで表現できる。これから、畿内の標式的な石室は、同じ計測によるデータを集積させたい、それによって比較検討したいと思っている。その第1歩となる記念すべき1日だった。
◆ひとまず、標準的な6面の図面を作成するが、今後は例えば玄室や羨道の斜めから見たものなども作りたい。横穴式石室の写真はどうしても引きがないので、なかなか全体の石の丸っこさなどをよく表現した写真が撮りにくい。3Dでも単純な投影図ではやはりべたっとしたものになるが、斜めで石のあり方がよくわかるようなアングルを決めて、統一的に比べたいものである。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。