人を幸せにする人になろう

白蝋

◆木蝋、生蝋というべきか、これを加熱して溶かし、それを水に流し込むと、なんというのか、チーズのように分離して小さな塊になるのだそうである。表面積が増え、それによって白くなるのだそうだ。
◆それを麴室のように四角い木製の盆に広げ、天日で漂白する。
◆この白蝋は、蝋燭ではなく、化粧品やら工業用やら(もう忘れた)、さまざまな用途に使われたそうである。しかし大正のはじめくらいまでだったそうだ。蝋の近代的な製法が普及し、ハゼから作る木蝋の需要がなくなる、とのこと。いまの白いローソクは何でできているんだろう。そうそう、原料となる生蝋からここで作っていたのでなく、ほかで作られたものを購入し白蠟へ加工していたということだ。
◆今残る上芳我家の一番古い建物は文久らしい。天日干しのための広い敷地がある。内子町の古い町屋で公開施設になっているのは多くはない、2つくらいか。物販とか飲食店とか、空き家になったとことの転用がかなり進み、観光地として充実している感じ、である。
【続きはまた】

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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