人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
自主性
◆日本の政府の対応がそれほど悪いわけではないだろうが、まあ都道府県が、全体方針としては政 府を頼りにしつつも、それぞれに対策を考え必要な対策を取ってきた。そしてまた国民も、政府や都道府県の判断を見つつ、自粛を含めて自主的に対応してきたように思う。店など、間隔をあける、シートを垂らす、店員はフェイスシールドを着用する、といった、それぞれにできることをやっている。一部で儲けを優先するところがなくはなかったのだろうが、ほとんどが安全を考慮しての自粛や開けるにしても対策を採ってきた。
◆悪くない、と思う。国家がイザという時に、強権的に制限をかけ、強い強制をかける。それが功を奏したところもあり、むろん、重要性・緊急性に応じたリーダーシップは求められるところである。しかし、実際には、都道府県という単位があり、市町村という単位があり、地域の単位があり、人がどう動くかというところ。その点、国がガッツリやるのでなく(できるできないでなく)、地方分権的な意識も浸透して都道府県がそれぞれに考え、そして実際には国民が動いた。こういうあり方は、悪くない。
◆日本も、オカミが言うことは正しいとして従う戦前のようではなく、それぞれに情報を得て、自ら行動を取る、そうしたものが一定程度浸透している成熟を感じることができるのではないか。布マスクの配布なんてアホみたいと、必ずしも政府がやることを信用せず、それに頼らず(むろん経済的な援助はそうもいかないが)、それぞれ考えている。むろん、そう理想的だ、というわけでもないだろうが、かなりのパーセンテージで、そういうものが定着しているように思われる。
◆悪くない、と思う。国家がイザという時に、強権的に制限をかけ、強い強制をかける。それが功を奏したところもあり、むろん、重要性・緊急性に応じたリーダーシップは求められるところである。しかし、実際には、都道府県という単位があり、市町村という単位があり、地域の単位があり、人がどう動くかというところ。その点、国がガッツリやるのでなく(できるできないでなく)、地方分権的な意識も浸透して都道府県がそれぞれに考え、そして実際には国民が動いた。こういうあり方は、悪くない。
◆日本も、オカミが言うことは正しいとして従う戦前のようではなく、それぞれに情報を得て、自ら行動を取る、そうしたものが一定程度浸透している成熟を感じることができるのではないか。布マスクの配布なんてアホみたいと、必ずしも政府がやることを信用せず、それに頼らず(むろん経済的な援助はそうもいかないが)、それぞれ考えている。むろん、そう理想的だ、というわけでもないだろうが、かなりのパーセンテージで、そういうものが定着しているように思われる。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。