人を幸せにする人になろう

MAGI

◆MAGIという10回ものドラマを見ました。天正遣欧少年使節。主導したのはバリニャーノ神父で、雲仙有馬の港で記念碑を見た。ローマ法王が、とりまきと違って良く描かれすぎのようにも思うが・・・。まあしかし、この4人、あの時期に、よくぞ行き、また戻ってきたものですね。
◆ところでgyaoが3月末で終わるのだとか。お世話になりました。このところ、「破れ傘刀舟 悪人狩り」というのを、少しずつ見ている。錦之助です。小学校の頃、よく見ていたもので。稲妻のお蘭役の江波杏子さんは2018年に亡くなったのですね。

日本学術会議

◆前にも書いたかな。いま、政府方針に学術会議が反論の声明を出し、あらゆる学会にも同調をよ びかけている。が、カミサン曰く「独立せい」。年間10億円もの国費をもらっている限り、政府にモノ申すと言っても、自慰に過ぎないのでは。ご意見を伝える、政府は承りました、と。まあ、予定調和的な関係で、厳しい緊張感などないのだろう(人選の問題が発生するまでは)。
◆日本学術会議が、あからさまな政府批判なんてできやしないだろう。たとえば軍事費の大幅増に対し、猛烈な反対を日本学術会議がするだろうか。大学など研究機関に軍事開発研究をやらそうという意向に対し、反論はするんだろうが。
◆政治、あるいは政府、これに対し、学術界の正義があるに違いない。日本学術会議の意見書だとか政策提言などが、すべて政府に忖度したものとはいえないだろう。もの申すという姿勢ではあろう。だが、そういう提言が活かされたかどうかは、よく振り返ってみる必要があるのではないか。
◆例えば安保法制の時はどうだったのだろうか。取り扱う内容は学術界のことにとどめ、日本の道行きを大きく左右するような政策変更などについては、それは政治の判断だからと関与しないということはなかったのか。
◆学術界は、政治の世界から独立しているべきである。あ らゆる政策分野にバックには学問があり、政策全般にモノ申す集団であってしかるべきだろう。が、日本学術会議が、年間10億円もの国費で飼われている存在である限り、おのずから制約が生じるだろう。
◆日本学術会議なるものを存立させ続けるとすれば、日本のあらゆる学会に参加をよびかけ、ささやかな分担金をお願いし、その範囲で運営すべきではないか。そうであればこそ、政府にとって、うるさい、だけど無視できない重みをもつのではないか。

現場の声

◆いちいちもっともだ。現場サイドの介護とはどうあるべきかの考え方と、効率的な介護という、 介護保険料の増大をいかに押さえ込むかという側の差がよく現れている。効率的な制度を考えたい、予算を押さえたいという立場もわかる。が、その基層には、介護はどうあるべきか、共通理解があってほしい。その上での、仕組みの工夫や予算配分であってほしい。
◆先週、母親が脳梗塞で倒れる。場所が悪く、状態はよくない。

地方議会の男女比

◆本日の朝日新聞。これを見ていると、兵庫県小野市が男女同数なんだとか。すごいね。

マイナンバー制度

◆カミサンが、移籍する大学の任用関係の書類を見て、書かせる番号が多すぎる!、と怒る。基礎年金番号とか、保険証とか、私学の共済(私学は共済じゃないんだろうけど)とか、当人でないので多さ加減の実際はわかりませんが・・・。いま政府は顔写真入りのマイナンバーカード(カタカナのみ)発行の比率を上げようとしているが、そうじゃなく、紐づけての運用を進めてくれ!、と。そうでないから、いちいち個別のID番号を書かされ、たまったものではない、と。
◆自分のことでいえば、わかる範囲のIDとかパスワードとか、ぜんぶ書き上げてプリントしたものを備えるようにしています。年寄りにはネット社会はつらいです・・・。

保育士の配置基準

◆トマホーク500発を2023年度に2000億円かけてアメリカから購入するんだと。かたや「異次元の子育て」には金をかけないのですね。目がゆきとどかず、車の中で熱中症で死亡する園児もあとを絶たないではないか。労働環境が劣悪、かつ低賃金、なり手が不足していくのとちゃいますか。
◆貝塚市の来年度予算753億円(8.8万人)、和泉市1281億円(18.6万人)、吹田市2638億円(37.4万人)だそうです。どう思いますか。職員費、事業費すなわちウン十万人への公的サービス費、すべて込みの1自治体の年間予算がこれですよ。それに比べ、トマホーク2000億円がいかにバカ高く、1人1人の国民の暮らしと無縁であることがよくわかる。2023年度防衛費は5兆から6.8兆円だってよ。どうする国民!。

レベルとトランシット

◆春の測量にむけて、学部生3人に練習をしてもらう。1月に少しやり、昨日2月15日に時間をかけてがっちりやってもらった。ねらいは、トータルステーションをいかに迅速に立ててもらうか。が、レベルも加えた。
◆レベル。平板測量で古墳の測量をしていた時は、練習などすることはまったくなかった。学生は測量をやることで自動的にマスターする。むろん院生の手ほどきがある。また初期は、既知の基準点から、1キロとか2キロとか、古墳まで水準移動をしていた。しかし、測量も、基準点は業者がGPSで対象たる古墳に設置し、レベル移動がなくなり、測点測量もトータルステーションになり、もはやレベルは使わなくなった(当初は墳丘内の測量基準点の水準はレベルでやっていた)。が、発掘現場ではレベルを使う。なので昨日15日に、野帳の付け方含め、恥ずかしながらやりました。
◆でトータルステーション。これも日常的に測量調査をやっていると、わざわざ練習をさせることはなかった。実践あるのみ。すべて現場で覚えるという主義だった。が、年齢もアラカンとなり、手測り測量もコンスタントにはできておらず、昨年度は未実施。また院生が十分いると、彼らに学部生の基本技術習得を任せられるが、そうでないので、やるしかないと。
◆練習は、マシンでなく、ターゲット立てでやる。同じことだから。脚がすべてと叩き込む。3人それぞれに三脚とターゲットを与え、昨日は10回ずつやってもらう。最後には10分ほどで立てることができるようになった。ほんとは斜面でやるべきなのだが、学内ではそうもいかない。
◆次は、再度の復習の上に、マシンを載せて、データ入力し測点を測るところまでやろう。自分なりのマニュアルを残したいものだが、そんなこともやっておられん。

いまさらですが伏見城

◆ようやっと広告用チラシを作りました。

三角縁、ついでながら

◆権現山の報告書の準備で、同笵鏡をできるだけ見てまわった。張氏作3×5は、泉屋2面、香川の奥3、磐田市の蓮福寺、だったかな。ほかにもあったかもしれないが・・・。あと、備前車塚で2面出ている、陳是作4×2だったか。これは東博の車塚2面と、あとはなんだっけ。記憶だけで書いてます。それと耕三寺博物館との同笵が新たにわかったヤツ。
◆三角縁の実測は、4人でやったが、岡山に出向き、何日かかけてやった(この時トレースまでしたかは記憶にない)。いまI県のTさんの下宿に泊まらせてもらった。さて、同笵鏡の観察に行く時、近藤義郎先生が「もってけ」と、権現山の三角縁をもって出た、と思う。こういうのも記憶がおぼろ。香川県の埋文センターにあった奥3号を見に行く時と、耕三寺博物館に行く時だったように思う。これいつの話なのかね~。M2?orD1?。いまでは考えられないことでしょう。

150年の歴史ある小学校

◆年明けの授業で、明治の学校についての3回生の発表を聞く。大阪は寺子屋が約2000あり、全国一だったそう。それはそれ。
◆本題である小学校の話。いま、あちこちで、開校150周年という横断幕を掲げている小学校を見ませんか。京都は早いが、普通は明治5年の学制からということになる。各府県に奨励していたが、おそらく進まないので国が音頭を取ったということか。開校150周年という横断幕は、依羅、堅下、寝屋川南、などで見た。これらは1872年M5開校で、五箇荘は1873M6とのこと(2023年に150周年)。2022年以来、この数年間に150周年を掲げる小学校が、各地でもっとも古い小学校ということになる。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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