人を幸せにする人になろう

大阪市文化財協会解散への反対署名始まる

◆「なにわの宮リレーウォーク」参加団体が反対署名を開始しました。ご協力、よろしくお願い申し上げます。また拡散願います。
https://chng.it/KSykFsDp5h

編年図を作った

◆いくらでも工夫はできるが、ひとまず。

岸和田

◆岸和田でしゃべるので、久米田と摩湯がメイン、和泉市は附録。

淡輪

◆次は淡輪。

和泉市の古墳

◆あ~あ、日曜日というのに、朝8時から資料を作っている。

研究費が採択された

◆2回落ち、3度目。学内研究費でもっとも額の多い、研究拠点形成支援型(不備なければ2年、1000万×2年)が採択された。今日はシャンパンでも・・・。2年間全力投入をしなければなりません。あと5年でできることを考えているが、これが柱です。

Oさんの鏡の論文を読む

◆けっこう感動的です。鉛同位体比で、後世の踏み返し説が成り立たないと断じるところが気持ちいいですね。そこは科学的分析の蓄積の方が優り、ギャフンというところです。
◆鏡から見て、弥生後期社会の変化を読み取っていくところも、方法論として筋が通っている。学ぶべきところ。わたしが考古学研究会の大会報告でやったことなど、個々の資料をすべて熟知しているOさんの足元にもおよばない。わたしの議論における資料のところはTさんの論考に依存しているので。このOさんの論文に学び、前稿を再構成してみるのもいいかもしれない(時間はないが)。最後のところで、わたしのが引用してあり、切り捨て対象でなく認めてもらっている。
◆紀元1世紀。集落論、土器論、漢鏡論、銅鐸論、鍛冶炉論、いろいろ素材はあり、実物鉄器と墳丘墓の不在のみで社会を考えることはできないはずである。

料紙の科学的研究

◆文献を教えてもらったので、読む。顕微鏡で、コウゾなのか、ミツマタか、ガンピか、識別しています。それから填料も。米粉と何だったか、そういうのもわかるのですね。
◆だがしかし、どこでも同様のことができるわけではない。近世文書についての試みであり、モデルとなろう。一方で、

岩波「古代王権」

◆Iさんに献本いただきました。で、ぱらぱら見ると、文献史の方が2王並立論を取り上げていました。珍しいことで、ありがたいことである。「5世紀までの2王並立をはっきりうかがわせる記述が『書紀』に見えないのはなぜだろうか」、と。むろん、そこを1本化して痕跡を消すことが行われたわけだが、允恭5年の反正のモガリ記事などは、そのひとつだろう。ほかにはないのかな。もっと緻密に読んでいくと、あるのか。『書紀』ではないが『播磨国風土記』の市辺天皇はどうだろうか。風土記が提出され、内容はチェックされないのだろうか。『書紀』の顕宗即位前紀の「市辺宮に天下治めたまひし天万国万押磐尊」というのもある。
◆応神のノリワケなどもそうですね。崇神・垂仁も。
◆ところで気になるのは、〈魏志倭人伝〉に「倭国大乱」と書かれているという記述が、そこかしこに出てくる。〈魏志倭人伝〉は「倭国乱れる」です。わたしは「倭国大乱」といったことはありません、「倭国乱」といいます。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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