人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
久津川車塚8月17日(月曜日)
◆自分、長友、道上、佐藤、吉村・土谷、木下、城陽市担当者 泊5人 天気は不安定
◆10:50に雨、11:10再開。午後、16:10頃で雨のため撤収する。雨に洗われて西辺埴輪列の新規2本がよく見えてきた。それとまだ手の着いていない箇所で、土師器片が覗いているポイントを確認。
◆くびれ部の水かえをして全員、東北区に入る。墳丘側の東から西に削っていく者、造り出し上面の南側から北へ削っていく者、くびれ部の谷間の黄色粘質土を削る者に分かれて開始。黄色粘質土はがんがん内側から下げていく。くびれ部谷間および造り出し北斜面とも、抜けもあるが、かなり上から葺石が残存している。
◆上面はほぼ仕上がり(赤部分)、上部の石際の処理を進めるが、石の目地出しはまだしばらくかかる。一方、くびれ部谷間は、1m弱は下がり、造り出し北斜面の葺石がず~と検出されてい く。本日の終わり頃には、調査区の範囲の最下部まで、石のツラが見
えてきた。もう1日あれば仕上がる。よく見ると、大きめの石を積んだ縦の列石が明確なもの1列、そうかと思われるもの1列がある。くびれ部の谷筋は、いまのところ不明確。葺石上端部ではV字にえぐれず、造り出し直交方向に石がならぶ。これが生きており、調査区外で後円丘に沿うよう屈曲するのかもしれない。接合部の処理がどうなっているかという問題。
◆途中で、人が入りきれなくなったので、土谷君と造り出し南辺に移動し、深掘り部との間にできていた幅のある畔状に残ってしまっていた黄色粘質土のベルトを撤去する(下)。おおむね土を削ぎ、造り出し南斜面に近くなったところで、ジョレンで
墳丘面を削る。葺石の続きと思われる石材の上端ものぞく。そこから木下にバトンタッチして、2人で葺石の続きの検出を任せる。16時過ぎの雨で、本日の最後、どこまでいったかは未確認。
◆10:50に雨、11:10再開。午後、16:10頃で雨のため撤収する。雨に洗われて西辺埴輪列の新規2本がよく見えてきた。それとまだ手の着いていない箇所で、土師器片が覗いているポイントを確認。
◆くびれ部の水かえをして全員、東北区に入る。墳丘側の東から西に削っていく者、造り出し上面の南側から北へ削っていく者、くびれ部の谷間の黄色粘質土を削る者に分かれて開始。黄色粘質土はがんがん内側から下げていく。くびれ部谷間および造り出し北斜面とも、抜けもあるが、かなり上から葺石が残存している。
◆上面はほぼ仕上がり(赤部分)、上部の石際の処理を進めるが、石の目地出しはまだしばらくかかる。一方、くびれ部谷間は、1m弱は下がり、造り出し北斜面の葺石がず~と検出されてい く。本日の終わり頃には、調査区の範囲の最下部まで、石のツラが見
◆途中で、人が入りきれなくなったので、土谷君と造り出し南辺に移動し、深掘り部との間にできていた幅のある畔状に残ってしまっていた黄色粘質土のベルトを撤去する(下)。おおむね土を削ぎ、造り出し南斜面に近くなったところで、ジョレンで
8月15日、人事書類を
◆思えば去年の今頃は博士論文を仕上げていました。それで今年度、昇任する人事が認められ、業績一覧などの書類を出さないといけません。木曜日にかなりやったのですが、本日、仕上げてしまおうと思います。お盆。8:30には研究室に座って仕事を始めています。夕方には実家に戻る予定。散髪もしたいのだが・・・。
久津川車塚8月14日(金)
◆自分、道上、阿部、土井・吉村・土谷、木下、伊藤、城陽市担当者 天気曇り(お茶がはけませんでした)
◆前日の夜にも雨が降ったか、シートに水がたまり、水替えから始める(~9:30)。くびれ部も水替え。今日は造り出し上面東南区の最終仕上げとなった。
◆前方部墳丘部の精査は完了。北部の残していた礫もはずれると判断し除去した。造り出し上面を西へ掘り上げる組みは、攪乱溝まで行き着き、くっきりと残存面の仕上げをしてくれた。
◆第2Qからは、全員で埴輪列の仕上げにかかる。埴輪の残存状況や掘り出し状況もすべて異なる。ハナからスッキリさせる方針で、あまり破片を残してはいないが、やられて丸くまわらないものなど、出てきたそのままで残してきているものもある。埴輪まわりも、まだ黄色土が残っていたりする。これらについて、全面的に仕上げにかかる。内部の黄色土をはずし、外側についても黄色土をはずして仕上げ上面を出していく。残してきた破片もほとんど取り上げる。どうも埴輪が抜かれていそうな、見あたらないところについても、抜き穴撹乱として仕上げないといけないし、土を見ながら撹乱を下げていく。案の定、埴輪片が出てくる。底部片1/8くらいの破片がへばりついて残っていた箇所もあった。埴輪列グイチ部のところは、かろうじて底部小片が立っているだけであった。そのあたりの数本は残りが悪く、1本分は完全に抜かれて何もない。これで図を書くという仕上げまでを、結局は1日かかかったが完了した。めでたし、めでたし。
◆造り出し南隅部上端の残りの葺石出し、あるいはくびれ部の上面検出に、今日の途中から入るのではないかと予想していたが、それはまた来週。1区画、これでシートを掛けて全体清掃まで寝かしておこう。
【今日の来客】玉虫くん
◆前日の夜にも雨が降ったか、シートに水がたまり、水替えから始める(~9:30)。くびれ部も水替え。今日は造り出し上面東南区の最終仕上げとなった。
◆前方部墳丘部の精査は完了。北部の残していた礫もはずれると判断し除去した。造り出し上面を西へ掘り上げる組みは、攪乱溝まで行き着き、くっきりと残存面の仕上げをしてくれた。
◆第2Qからは、全員で埴輪列の仕上げにかかる。埴輪の残存状況や掘り出し状況もすべて異なる。ハナからスッキリさせる方針で、あまり破片を残してはいないが、やられて丸くまわらないものなど、出てきたそのままで残してきているものもある。埴輪まわりも、まだ黄色土が残っていたりする。これらについて、全面的に仕上げにかかる。内部の黄色土をはずし、外側についても黄色土をはずして仕上げ上面を出していく。残してきた破片もほとんど取り上げる。どうも埴輪が抜かれていそうな、見あたらないところについても、抜き穴撹乱として仕上げないといけないし、土を見ながら撹乱を下げていく。案の定、埴輪片が出てくる。底部片1/8くらいの破片がへばりついて残っていた箇所もあった。埴輪列グイチ部のところは、かろうじて底部小片が立っているだけであった。そのあたりの数本は残りが悪く、1本分は完全に抜かれて何もない。これで図を書くという仕上げまでを、結局は1日かかかったが完了した。めでたし、めでたし。
◆造り出し南隅部上端の残りの葺石出し、あるいはくびれ部の上面検出に、今日の途中から入るのではないかと予想していたが、それはまた来週。1区画、これでシートを掛けて全体清掃まで寝かしておこう。
【今日の来客】玉虫くん
久津川車塚8月13日(木)
◆自分、(道上)、原田、園原・大澤・土井・吉村・土谷、阿部、伊藤、木下、城陽市担当者 泊9人
◆前日、けっこうな雨。薄曇りで、この日中も雨が落ちてきそう。現場に向かおうとすると雨が降ってきたので、現地説明会にむけての埴輪のピックアップをする。そのあと造り出し上面東南区のシートの水排出(バケツリレー)、シートはがし。濡れたシートをまくっていたのでドロドロです。
◆引き続き上面精査。最も黄色土が残存していた西北部もかなり下がってきた。前方部の高まりについては、いろいろ悩みつつ、確実な赤を出し、削平面、斜面、造り出し上面と、メリハリがつくよう注意しながら何人かで挑む。北端部ではヤラレもあり、さらにバチで削りつつ確実な面を出していく。真ん中がやや東に入るも、南北でライ
ンがおおむね出てきており、ほぼ埴輪列とも平行し、前方部残丘でいいのではないかと思う。洪水前の景観は想像できないが、幅20m出10m程度の造り出し土壇が濠に飛び出し、埴輪も黄色土がかぶることから頭を出していたものもあったはず。前方部下段テラスとの間には小斜面があったはずだが、葺石はすべてはずされてしまったようである。そこに洪水がかぶる。
◆前方部残丘の精査もあとひといき。上面もあとひといき。午後、雨が近づいているとのこと、また予想通り14時にパラパラきたので、今日はここまでとする。ゆっくり休んでくれ。今日明日、お盆で作業員さんもいない。明日は、午前のどこかで造り出し東南区は完了するだろう。西区の深掘り部の調査区成形をやってもいいのだが、かなりの水が溜まっている。発電機をかけてポンプをつっこんでもいいのだが、月曜日にまわし、完了次第、造り出し北辺のくびれ部にとりかかるとしよう(造り出し南辺の葺石を追いかける仕事もある―2人)。
◆同じ場所なので作業場所は省略。排土山からみた全景を示しておく。
◆前日、けっこうな雨。薄曇りで、この日中も雨が落ちてきそう。現場に向かおうとすると雨が降ってきたので、現地説明会にむけての埴輪のピックアップをする。そのあと造り出し上面東南区のシートの水排出(バケツリレー)、シートはがし。濡れたシートをまくっていたのでドロドロです。
◆引き続き上面精査。最も黄色土が残存していた西北部もかなり下がってきた。前方部の高まりについては、いろいろ悩みつつ、確実な赤を出し、削平面、斜面、造り出し上面と、メリハリがつくよう注意しながら何人かで挑む。北端部ではヤラレもあり、さらにバチで削りつつ確実な面を出していく。真ん中がやや東に入るも、南北でライ
◆前方部残丘の精査もあとひといき。上面もあとひといき。午後、雨が近づいているとのこと、また予想通り14時にパラパラきたので、今日はここまでとする。ゆっくり休んでくれ。今日明日、お盆で作業員さんもいない。明日は、午前のどこかで造り出し東南区は完了するだろう。西区の深掘り部の調査区成形をやってもいいのだが、かなりの水が溜まっている。発電機をかけてポンプをつっこんでもいいのだが、月曜日にまわし、完了次第、造り出し北辺のくびれ部にとりかかるとしよう(造り出し南辺の葺石を追いかける仕事もある―2人)。
◆同じ場所なので作業場所は省略。排土山からみた全景を示しておく。
久津川車塚8月12日(水)
◆自分、原田、土井、佐藤、大澤・園原・土井・吉村・土谷、阿部、木下(new)、伊藤
(new)、城陽市担当者 泊9人
◆東南区の仕上げ。(1)埴輪列の検出は、おっと、ダンチが出た~。ほぼ真ん中あたり。もう少し寄った位置で来るかと、したがって掩体壕の下かと思っていたが、出てくれた。しかも上は削られ気味で、残存部の高さが減じているとのことだが、ちゃんと残っていてくれた。
◆(2)前方部斜面かと思われる段差部。なかなか上がカリカリに乾き、きっちり出していくのは骨だが、ここが勝負である。昨日まであった小礫はだましの赤土に乗っており、すっかり削除。昨日来精査を続けているが、あと一歩である。根石がほしいと言ってはいるが、そもそも葺石転落石がほとんどおりません。層位的にいえば、洪水層前に既に抜かれているとみなければならない。
◆造り出し上面検出、みな悩みながら、赤くない、黄色い、マーブルと言いながら、行きつ戻りつ、それでもヤラレ溝の際までほぼ検出が終わってきた。も
う一息。
◆本日、大型重機の最終日。西区の深掘りにかかる(全体写真の右端に写っています)。午前で掘り上がれば、今日も午後は調査区成形をと考えていたが、既存の排土の移動もあり、午後いっぱいまでかかる。。途中で、わずかに濠内堆積土が顔を出すが急傾斜の印象。それと、な んとか西端で、わずかに濠内堆積土が顔を出し、その堆積状況からするとフラットに見え、濠底をとらえており。造り出し西裾部は調査区内で検出できそうである。南北の谷部と異なり、オープンな濠に面しているため、多くの転落石が裾に溜まっている様子はない。ほぼ一発勝負で葺石残存面が出てきそうである。
◆東南区の仕上げ。(1)埴輪列の検出は、おっと、ダンチが出た~。ほぼ真ん中あたり。もう少し寄った位置で来るかと、したがって掩体壕の下かと思っていたが、出てくれた。しかも上は削られ気味で、残存部の高さが減じているとのことだが、ちゃんと残っていてくれた。
◆(2)前方部斜面かと思われる段差部。なかなか上がカリカリに乾き、きっちり出していくのは骨だが、ここが勝負である。昨日まであった小礫はだましの赤土に乗っており、すっかり削除。昨日来精査を続けているが、あと一歩である。根石がほしいと言ってはいるが、そもそも葺石転落石がほとんどおりません。層位的にいえば、洪水層前に既に抜かれているとみなければならない。
◆造り出し上面検出、みな悩みながら、赤くない、黄色い、マーブルと言いながら、行きつ戻りつ、それでもヤラレ溝の際までほぼ検出が終わってきた。も
◆本日、大型重機の最終日。西区の深掘りにかかる(全体写真の右端に写っています)。午前で掘り上がれば、今日も午後は調査区成形をと考えていたが、既存の排土の移動もあり、午後いっぱいまでかかる。。途中で、わずかに濠内堆積土が顔を出すが急傾斜の印象。それと、な んとか西端で、わずかに濠内堆積土が顔を出し、その堆積状況からするとフラットに見え、濠底をとらえており。造り出し西裾部は調査区内で検出できそうである。南北の谷部と異なり、オープンな濠に面しているため、多くの転落石が裾に溜まっている様子はない。ほぼ一発勝負で葺石残存面が出てきそうである。
久津川車塚8月11日(火)
◆自分、道上・原田、佐藤、大澤・土井・吉村・土谷(new)、阿部(new)、城陽市担当者 泊8人
◆埴輪廻りの続きもあるが、小斜面の段差付けにいそしむ。埴輪列西側の造
り出し上面検出作業も進む。
◆午前中で、重機による南区の下段も掘り上がってきたので、午後からは調査区の成形にかかる。午後やって濠内堆積層まで届く。これで地表か3.5m。転落石上面は、造り出し南斜面に沿う傾きのほか、前方部裾線の東から西への傾きももち、奧の西南では水平近くになっている。安全のため、2mから3mの広げたこともあり、ほぼこのなかで屈曲部が出るかと。あと50㎝は下だろう。隅部に御廟山のような囲形埴輪を期待している。転落石の上端は、濠内堆積土を出したものより、さらに上の位置で、黄色粘質土に覆われ頭を出しており、けっこうよく残っていそうである。図面がたいへんだが。
◆埴輪廻りの続きもあるが、小斜面の段差付けにいそしむ。埴輪列西側の造
◆午前中で、重機による南区の下段も掘り上がってきたので、午後からは調査区の成形にかかる。午後やって濠内堆積層まで届く。これで地表か3.5m。転落石上面は、造り出し南斜面に沿う傾きのほか、前方部裾線の東から西への傾きももち、奧の西南では水平近くになっている。安全のため、2mから3mの広げたこともあり、ほぼこのなかで屈曲部が出るかと。あと50㎝は下だろう。隅部に御廟山のような囲形埴輪を期待している。転落石の上端は、濠内堆積土を出したものより、さらに上の位置で、黄色粘質土に覆われ頭を出しており、けっこうよく残っていそうである。図面がたいへんだが。
残務を
◆土日はオープンキャンパス。休ませてはくれません。ま、なんとか無事終了しました。大学院生のみなさん、準備ありがとう。助かりました。2日目、4回目のコース説明が担当で、その間、前期試験の答案を採点していました。そう多くはなく、いいところまでいったんですが、終わりませんでした。ヒストリアのピースの原稿も、ちょこっと書いていますが、気力が持続しません。今回は見送るかもしれません。それと事務的な仕事があります。すっきり終わらせたかったのですが、月曜日が来てしまいました。
◆現場優先、全体を見渡しつつ、こうした残務も遅れるにしろ、迷惑をかけない程度で処理していかないといけません。長丁場ですし、自分の体も持続させていかないといけませんし。まあ、そんなんで、暑さでなかなか頭がまわりませんが、努めて冷静を保ち、バランスをとっていきたいと思います。では出撃します。
◆現場優先、全体を見渡しつつ、こうした残務も遅れるにしろ、迷惑をかけない程度で処理していかないといけません。長丁場ですし、自分の体も持続させていかないといけませんし。まあ、そんなんで、暑さでなかなか頭がまわりませんが、努めて冷静を保ち、バランスをとっていきたいと思います。では出撃します。
プラグイン
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(03/20)
(03/16)
(03/13)
(03/13)
(03/10)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。