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人を幸せにする人になろう

いろいろ片づけていると

◆この3連休で、たまっている仕事をせな。とはいえ、散らかっているものの整理も。溜まっている報告書等の郵便物を開く。姫路宮山古墳の遺物の本や、天理大の杣の内古墳群の本に目が行く。千足のカラー概報も。いろんなもの、送っていただきながら、ぜんぜん目を通せておらず、お礼状も出せていません。ごめんなさい。
◆奈文研ニュースが目に入る。藤原宮の大極殿南で幅6.5mの運河が見つかったのだとか。3.05歩なので、3歩と考えられます。大尺18尺なんでしょうか。平城の朱雀門前で、朱雀大路西側溝が検出され、朱雀大路の幅が74mだとか。これは6尺1歩でいくと34.7歩で、35歩74.55mと考えることができる。大宝令の5尺1歩とすると、41.7歩。40歩とすると71m、45歩とすると79.8mで、歩数ではすっきりしません。74mは大尺208.4尺です。200尺とすると71m。210尺(=6尺1歩の35歩とイコール)が74.55m。大尺の210尺なんでしょうか、35歩なんでしょうか。
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東大のアドミッションポリシーに添えられたもの

高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと 
 東京大学を志望する皆さんには,アドミッション・ポリシーにも明示されているように,本学に入学するまでに,できるだけ多くのことを,できるだけ深く学んでほしいと思います。以下,本学を受験しようと考えている皆さんに向けて,高等学校段階までの学習において,特に留意してほしいことを教科別に掲げます。

【国語】
 国語の入試問題は,「自国の歴史や文化に深い理解を示す」人材の育成という東京大学の教育理念に基づいて,高等学校までに培った国語の総合力を測ることを目的とし,文系・理系を問わず,現代文・古文・漢文という三分野すべてから出題されます。本学の教育・研究のすべてにわたって国語の能力が基盤となっていることは言をまちませんが,特に古典を必須としているのは,日本文化の歴史的形成への自覚を促し,真の教養を涵養するには古典が不可欠であると考えるからです。このような観点から,問題文は論旨明快でありつつ,滋味深い,品格ある文章を厳選しています。学生が高等学校までの学習によって習得したものを基盤にしつつ,それに留まらず,自己の体験総体を媒介に考えることを求めているからです。本学に入学しようとする皆さんは,総合的な国語力を養うよう心掛けてください。
 総合的な国語力の中心となるのは
1) 文章を筋道立てて読みとる読解力
2) それを正しく明確な日本語によって表す表現力
の二つであり,出題に当たっては,基本的な知識の習得は要求するものの,それは高等学校までの教育課程の範囲を出るものではなく,むしろ,それ以上に,自らの体験に基づいた主体的な国語の運用能力を重視します。
そのため,設問への解答は原則としてすべて記述式となっています。さらに,ある程度の長文によってまとめる能力を問う問題を必ず設けているのも,選択式の設問では測りがたい,国語による豊かな表現力を備えていることを期待するためです。

[つづきはこちら]

1億総活躍

◆参議院選挙が終わり、10兆円の補正予算だと。アベノミクスでもうけたのは大企業、国民の所得 はのびていない。ひとまず税収がのびたと、目の前のことのみ。金を刷って、金利を下げて、2%成長などできもせず、バブル後の失われた10年の反省もなく、経済政策が大事と金をつぎ込む。将来、その将来結果するところを語らないで。なんとか再生機構はシャープを救わず、半導体の半官半民の会社の株をぜんぶ売るとか。やや高くても、技術を維持し国産すべきでしょ、それが国策ちゃうか。外国製品が安けりゃ買えばいいではなく、ひととおりのものは国内で生産して必要なものを供給する、あたりまえの姿だろうに。
◆介護離職0。仕事も介護もやれ、ということ。保母さんも介護士も、看護師なみの給料を。そして国会議員は、最低賃金でやることだ。ステルスよりも保育所を。

2016年7月15日KR15埴輪洗い

◆こないだ6人で短時間ながら洗ったこともあり、この日の作業で、残り3箱の1箱が上がりました。 あと2箱です。

奈良博なら仏像館

◆がリニューアルしたそうである。で展示ケースを基本的にはずした、と。よくやりましたね。

勤怠

◆運営サイドの用語として定着しているんでしょうね。職員の勤怠。怠ける、という言葉はいるんか?。勤務管理、でいいでしょう。

3つのポリシー

◆3ポリシー。美辞麗句。実態は?。

 2012年2月21日
社団法人 日本数学会

「大学生数学基本調査」の狙い
日本数学会は、2011 年 4 月から 7 月にかけて全国の大学生約 6000 人を対象 に、テスト形式の「大学生数学基本調査」を行いました。目的は、高等教育を 受ける前提となる数学的素養と論理力を大学生がどの程度身につけているのか、 その実態を把握し、大学教育の改善に活用するとともに、初等中等教育に対する提言の材料とすることでした。

基本調査に至る経緯
日本数学会に所属する約 5000 名の大学教員の間では 1990 年代初頭から、大学初年次における数学の学力低下が言われていました。それを受けて日本数学会は 1994 年に大学基礎教育ワーキンググループを立ち上げ、1996 年に大学教員を対象とする「大学基礎教育アンケート調査」を実施しました。この調査 によって、 (1)読解・表現など国語力 (2) 抽象的・論理的思考力 (3)知識に対する意欲や忍耐力といった、ごく基本的な能力が学生の間で低下しつつあるという現実が浮き彫りにされました。次いで 1998 年には同ワーキンググループを解散し、代わりに設置した日本数学会教育委員会で、より広汎な数学教育全般について調査・提言を行うことといたしましたが、その後も学生の学力低下は深刻化しております。2000 年代になると多くの大学では、大学本来の数学教育を始めるための前提条件として、高校数学の補習授業を行うことが必要となりました。ここ数年に至っては多くの会員から、「入学試験や1年生の期末試験における数学の答案にまったく意味の通じないものが増え、どう対処したらよいか当惑している」という声が寄せられています。教育委員会メンバーがさまざまな大学の教員から意見を集めたところ、論理的文章を理解する力、論理を組み立て表現する力が学生から失われつつあるのではないか、との危惧が教育現場に広がっていることがわかり、今回「大学生数学基本調査」を実施することとなりました。

基本調査の内容
問題は別紙にある通り、3問からなっています。基本的に、問1は文章に含まれる論理を的確に読み取れるか、問2は論理的に正しい記述ができるか、問3は数学の基本である比例と作図を理解しているか、をテストしています。

基本調査の結果とその分析
    問1では「平均の定義と定義から導かれる初歩的結論」、「少し複雑な命題 の論理的読み取り」のどちらも誤答率が高く、論理を正確に解釈する能力に問題があることを示しています。
    問2。記述式入学試験を課している難関国立大学の合格者を除くと、「偶数と奇数の和が奇数になる」証明を明快に記述できる学生は稀、という結果になりました。二次関数の性質を列挙する問題では、意味不明の解答が多く、準正答のなかにも、すでに挙げた性質と重複する性質を再度挙げる解答が目立ちます。論理を整理された形で記述する力が不足しています。
    問3では、平面図形を定規とコンパスで作図するということが何を意味するのか理解していない解答が多く見られました。高校までの教育で、こうしたことがきちんと教えられていない可能性もあります。

日本数学会からの提言
基本調査によって明らかとなった問題点を踏まえ、日本数学会は以下の提言をいたします。
    中等教育機関に対して:充実した数学教育を通じ論理性を育む。証明問題を解かせる等の方法により、論理の通った文章を書く訓練を行う。
    大学に対して:数学の入試問題はできるかぎり記述式にする。1年次2年次の数学教育において、思考整理と論理的記述を学生に体得させる。

◆国語力がないわけです。これは数学のみならず、教科書を読んで理解することができない、と いうことを意味する。こういう実態、しかし大学はスルー入学。3ポリシー。高校程度の学力を身につけることを目標とする、というカリキュラムポリシーが登場するかもしれませんね。英語より国語。読み書きです。まずはそこから。
◆中央教育審議会の人々。

大阪市の美術館できるんか

◆博物館の授業でもしゃべっている新博物館のことが報道されました。7月13日の夕刊です。

生涯学習おそるべし

◆大阪高齢者大学校から話が来て、とってもやれませんと押し返し、何回かもってくれと押し返され、顔をあ わせ、来年度から、いくつかのコマをもつことになる。
◆事務局195名は全員ボランティアだそうです。自腹で、人の役に立ちたい人がこんなにもいるわけです。そして受講生も増え続け。高齢化社会。こうした人々の絶対数はあるところまで減ることなく増加し、かつ、学びたい、なにかしたい、という需要がこんなにもあるわけです。マイブンも、文化財も、町づくりも、博物館も、いかにこうした人たちに主体的に自発的にかかわってもらえるか、というのは大きい課題です。限られた予算と人員でできないことが、応援団をえて、支えられ、支え合い、のびていける可能性が眠っている。

八尾

◆伝建でもなく、文化的景観でもなく、でも守られている。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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