人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
またまた教育問題
◆でふたつめ。非正規公務員のシリーズもので、小学校の非常勤講師について取り上げられていた。むろん試験に及第はしなけりゃならん。が、そういう問題ではなく、初めから正規職員枠がちゃんとないのである。繰り返していますが、この貧困さ。
◆みっつめ。生活保護を受けることは恥か、といったテーマ。前にも、そうじゃない、生きていく権利はあるんだ、といった立岩氏の記事を紹介したことを思い出す。不正は受給世帯中の1.8%というデータもあるという。生活弱者を生み出すこと、再生産されることを、どのように食い止めていくか、が課題である。遊び人や怠け者もいるが、そうではなくて働きたいけれども働けない人を救済する方法だ。制度や訓練や、やれる手だてを執ることはもちろんだが、根っこは教育でしょう。またまた繰り返すが、北欧がだんぜんイイかどうかは別にして、1人1人が働き手になれるよう、1人前の国民になるよう(それが1人1人の幸福のベース)、落ちこぼれを生み出さないような教育を徹底する、ということです。みんなが一定レベルの教育水準を獲得し、幅広い職業の選択肢のなかから自分が選択し、その持ち場で力を発揮することができる社会の実現である。そうすると、ふたつめやひとつめとも繋がるのである。
◆一方、大津のイジメはひどい。いま教師の個人名は出てこないし、教委は自分たちの姿勢をとりつくろう。が、これは弁護できないだろう。いずれ実名が出て処分せざるをえまい。刑事事件にだってなりうるかも。が、世の中にはまだまだあるんでしょうね。そして知っていても隠す学校、隠す教育委員会。制御できない教師、互いに注意しあうこともない教師たち、問題さえ表面化せず卒業していけばいいとする学校の体質。これもまた、非正規雇用の問題とも通じ、日本の教育の問題として、すべて繋がっていく。
◆そして公教育は破綻し、電車やコンビニその他で見かける、タムロする中高生たち。彼らを放置し、注意することもない、オレたちだって無関係ではない。
ちゃんと申請すれば
◆PC買ったり、事務所の家賃を払ったり、そんなもんダメに決まっている。きちんと基準を作って、明確な目的と経費の根拠を示した申請があって初めて、支出すればよい。そもそも基礎的なものは議員報酬に含まれていると考えるべきだし、別途、少額の一律の基礎補助費はあってもいい。が政務調査費は、なんか特別に調べたりするのに経費のかかるものについて申請すべき特別支出と位置づけるべきですね。
◆それと国会議員の出張とか、目的と、出張用務の時間、そのために前泊がいるならその理由、航空機を使うなら(タダだっけ)安い券を買い、半券を添付すること、出張に行ったら、その証明となるような写真やプログラムの写しなどを添えて復命する。そういう出張上申書を事前に提出して初めて出張に行くべし。いまどこでもそうなっとるで。国会議員だけ甘いのは通らんやろ。事務がめんどくさいて?、大学の人間も、研究費を使うのに苦労してるンや。まして、あんたらは公設秘書が付くんやろ、そういう役割ちゃうの。JRがタダなんてもってのほか。立て替え払いで行け。みんなそうなんや。ちゃんとした出張なら、あとから旅費は出る。ま、実態は知らないが。
【追記】6日の新聞で、市議1人あたりに月51万円もの政務調査費が出ているらしい。年間600万円強。いったい、これだけの金を投資して、議員は、大阪市民のための新たな施策提案などのため、どんだけの調査を実施し、成果をえたのか。申請制として、かつ成果報告書を義務づけるべきですね。
◆それと国会議員の出張とか、目的と、出張用務の時間、そのために前泊がいるならその理由、航空機を使うなら(タダだっけ)安い券を買い、半券を添付すること、出張に行ったら、その証明となるような写真やプログラムの写しなどを添えて復命する。そういう出張上申書を事前に提出して初めて出張に行くべし。いまどこでもそうなっとるで。国会議員だけ甘いのは通らんやろ。事務がめんどくさいて?、大学の人間も、研究費を使うのに苦労してるンや。まして、あんたらは公設秘書が付くんやろ、そういう役割ちゃうの。JRがタダなんてもってのほか。立て替え払いで行け。みんなそうなんや。ちゃんとした出張なら、あとから旅費は出る。ま、実態は知らないが。
【追記】6日の新聞で、市議1人あたりに月51万円もの政務調査費が出ているらしい。年間600万円強。いったい、これだけの金を投資して、議員は、大阪市民のための新たな施策提案などのため、どんだけの調査を実施し、成果をえたのか。申請制として、かつ成果報告書を義務づけるべきですね。
維新の会の政務調査費問題
◆会派または議員が、大阪市民のために、政策等を考える上で勉強するための費用の一部を、税金から支出するもの。市民に対する広報や、意見を聞く場のためにも使ってイイらしい。
◆基本は維新の会の市会議員が政策立案のために用いるモノで、24区で開催した会議のなかで、たとえば新しく提案しようとする政策について、広く意見を聞くような性質のものであればOKということになる。が、そこに会派の代表であるものの、議員でない大阪府知事(現市長)や府議会議員(現知事)が出て行くこと自体がオカシイのではないか。あくまでも現市議およびその集団である会派によるものでなければならない。この会議の全体像を知らないから、実態はそれに近く、来賓的な立場で、少しだけ時間を割いて、当時の府知事の発言時間を取った、ということなのかもしれない。それでもやはり、座っているだけにすべきだろう。あくまで維新の会の市議らが必要として実施するものであるべきで、代表が出てきてアピールすれば、それは政党活動に市民税が使われたことになる。
◆ま、仕切りは簡単じゃないのだろう。だが、11月末の市長選をにらんでの夏場からの連続開催、統一地方選挙は5月に終わっている。学校の選択制とか、区長をどうのこうのとか、これは実際に「ボクが市長になったら」という発言もしているように、完全に選挙運動になっている。いまだ市長でない者が、公金で開催された場で、政策を訴えているわけである。「ぜひ、投票してください」と言ってないから選挙運動ではないというのは詭弁。極端なことを言えば、公正な選挙が行われなかったと、裁判になりうるかも。まあしかし、公職選挙法もよく知らんが、選挙運動というかアピールは別にいつでもやってくれてよいのだが、それは自腹なり政党の金でやらなければならない。その意味で、まずかったと認めたらいいのに(そこそこ認めてますね)。
◆基本は維新の会の市会議員が政策立案のために用いるモノで、24区で開催した会議のなかで、たとえば新しく提案しようとする政策について、広く意見を聞くような性質のものであればOKということになる。が、そこに会派の代表であるものの、議員でない大阪府知事(現市長)や府議会議員(現知事)が出て行くこと自体がオカシイのではないか。あくまでも現市議およびその集団である会派によるものでなければならない。この会議の全体像を知らないから、実態はそれに近く、来賓的な立場で、少しだけ時間を割いて、当時の府知事の発言時間を取った、ということなのかもしれない。それでもやはり、座っているだけにすべきだろう。あくまで維新の会の市議らが必要として実施するものであるべきで、代表が出てきてアピールすれば、それは政党活動に市民税が使われたことになる。
◆ま、仕切りは簡単じゃないのだろう。だが、11月末の市長選をにらんでの夏場からの連続開催、統一地方選挙は5月に終わっている。学校の選択制とか、区長をどうのこうのとか、これは実際に「ボクが市長になったら」という発言もしているように、完全に選挙運動になっている。いまだ市長でない者が、公金で開催された場で、政策を訴えているわけである。「ぜひ、投票してください」と言ってないから選挙運動ではないというのは詭弁。極端なことを言えば、公正な選挙が行われなかったと、裁判になりうるかも。まあしかし、公職選挙法もよく知らんが、選挙運動というかアピールは別にいつでもやってくれてよいのだが、それは自腹なり政党の金でやらなければならない。その意味で、まずかったと認めたらいいのに(そこそこ認めてますね)。
で7月1日となって
◆日曜日、雨。ちょっと家でゆっくりしてしまい遅め。大学に着くと、電気の点検かなにかで停電していて、やる気をそがれる。天気が悪く、薄暗いなか、研究室のデスクトップは使えないので、ノートPCで原稿を書く。
◆金田さんの悪口を書いている・・・。
◆金田さんの悪口を書いている・・・。
6月30日、大学院説明会
◆この土日、詰めて原稿を書いている。みなさんも経験があるでしょう。(1)例えば丸1日あればかなりできるのだが、
丸1日が取れないので、ずるずるかかること。それから、(2)なんか発表の機械があり、直前に勉強して、いろいろひらめくことなんぞもあり、認識のピークを迎えるが、そういう盛り上がっている直後の段階に原稿化しないと、結局、どうやったっけかなと、本を読んだりすることなど繰り返しになる無駄。なんか発表する際は、既に原稿化しておき、発表が済んだら、発表を通じて考えたことをもとに修正し、ただちに投稿なりすべきなんでしょう。まあ、そんなことできませんが・・・。
◆さてと、原稿を書くのに飽きたのでブログを書いています(7月1日!)。昨日、大学院の説明会があって、担当なので出席。昨年からはじめたものだが、30人くらいは来るので、効果はあろう。全体説明のあと、日本史なら日本史の希望者がいれば、個別相談に進むので、一定の準備はしておいた。で、手があがったのは1人だったが、内部者だった。こっちは「説明せんでもええやろ」、むこうは「帰っていいですか」、で終わり。と思って部屋で原稿に戻ると、手を挙げなかった日本史希望者が2人、うち1人は見覚えがある。なので、個別説明に着手。
◆見た覚えの人は中国人の研究生であった。春の新歓で顔をあわし、また日頃廊下で見かけるが、すいません、名前を顔が一致していませんでした。もう1人の女性は、外からの希望者でした。
◆さてと、原稿を書くのに飽きたのでブログを書いています(7月1日!)。昨日、大学院の説明会があって、担当なので出席。昨年からはじめたものだが、30人くらいは来るので、効果はあろう。全体説明のあと、日本史なら日本史の希望者がいれば、個別相談に進むので、一定の準備はしておいた。で、手があがったのは1人だったが、内部者だった。こっちは「説明せんでもええやろ」、むこうは「帰っていいですか」、で終わり。と思って部屋で原稿に戻ると、手を挙げなかった日本史希望者が2人、うち1人は見覚えがある。なので、個別説明に着手。
◆見た覚えの人は中国人の研究生であった。春の新歓で顔をあわし、また日頃廊下で見かけるが、すいません、名前を顔が一致していませんでした。もう1人の女性は、外からの希望者でした。
もひとつだけ(小泉内閣)
◆小泉内閣の功罪はあろうが、国債のグラフを見たら、はっきりしている。税収にあった範囲に支出を押さえる方針で、債務残高のグラフは2000年代前半、横ばいで推移する。一方でその期間は、就職難のピークでもあった。財政出動をひかえたことが影響しているとみられないこともないだろうが、それにともなう、いわゆるセーフティネットの整備等の対策が不十分だったのだろう。が、ひとまず国債の問題、これもまた小泉君の頑なな信念で貫き通したという意味で、エライと思うし、間違っていなかったと思う。
◆この時期、ずう~と前にも書いた記憶があるが、ようやく大昔に策定されたような公共事業が、採算性などの観点から見直しがなされるようになったと記憶する。
◆それが2000年代後半、国債は再び右肩上がりで急上昇する。高速道路や新幹線など、いまの民主党政権下での認可を見ていると、トホホと思うが(少なくともゆっくりでいい)、それよりもあれでしょうね、安部・福田・麻生時代の自民党がひどかったんだろうな、と感覚的にはそう思う。
◆この時期、ずう~と前にも書いた記憶があるが、ようやく大昔に策定されたような公共事業が、採算性などの観点から見直しがなされるようになったと記憶する。
◆それが2000年代後半、国債は再び右肩上がりで急上昇する。高速道路や新幹線など、いまの民主党政権下での認可を見ていると、トホホと思うが(少なくともゆっくりでいい)、それよりもあれでしょうね、安部・福田・麻生時代の自民党がひどかったんだろうな、と感覚的にはそう思う。
みなさんは野田総理をどう思いますか
◆まあ、国政に関心はなくなっていくが・・・。カミサンは怒っている。選挙の方法を変えろ、と。どうしても通したくないヤツに×をつけるのを導入せよと。○なら○、誰にも○をしない場合、×をつけるのを認めろと。まあ、相殺されて創価学会党が通るかもね。
◆本題に戻し、ハタから見ている限り、野田総理は頑張ってるではないか、と思う。まず消費税を上げなアカンことは、確か国民の5~6割りも納得しているはず。むろん無駄をはぶくとか、年金?の問題とかセットにせなあかんとか、というのがあるにせよ、必要な増税、それを先延ばししないで可能な限り早く実現せなあかんと、それも納得できる。食品をどうするかとか、弱者対策をどうするかとかは、その先でいい。とにかく先延ばしせずヤラネバナラン以上、自分の内閣の使命と強い信念をもち、自民党とか創価学会党などのアホが時間稼ぎをして、党内でも不満分子をかかえながら、絶対にあきらめずに今国会で通すと言い続け、成立させたことを認めたいのだ。
◆こうした見方が、どこまでの支持をえているか、それはわからんが、少なくないのでは、とも思う。「よくやったんとちゃう」、と。それに比べて、小沢君・・・。小沢君が支持をえられないのは、公約違反はそのとおりだが、それを正義とふりかざすアホさにある。公約は、消費税を上げなくとも無駄をはぶくことで財源は絞り出せるとの予測の上に成り立っていた。事業仕分けもした、しかし廃止とか、公団民営化とか、そんな判定が下っても、お構いなしに続けられていったわけだ。小沢は、公約を実現するために、無駄をはぶく努力を、自分がどれだけしたのか、また政府に働きかけたのか、公約実現のための努力をそれだけやったのか・・・。
◆そして論点は、国の収支についての危機意識、緊急度に対する判断に絞られる。小沢君だって、マニュフェストを決めた段階の民主党の多くも、将来的には消費増税が必要と考えていたはずだ。選挙対策と言えばそれまでだが、しかし、4年間は無駄をはぶけばなんとかなると、判断したわけだ。その先である。しかし、実情はどうだか、政権与党としてやってきた上で、増税のタイミングを早めるしかないという判断はありうる。野田総理と小沢君がガチンコ話し合うとすれば、その現状認識に対する意見を戦わすことにあろう。小沢がそれを聞いてなお先延ばしで済むというなら、その根拠をちゃんと説明し、これこれこうやればいいという議論で、総理と意見を交わしあうべきなのだ。
◆しかし、以上の2点、自分が無駄をはぶく努力をせず、待ったなしでやらねばならんという見方に対して、これこれこうだからそうではない、という議論を戦わすことなく、アホみたいに公約違反を繰り返すのみ。どう現状を認識し、国民にとってどうなのか、という自分の考えは示さず、単に公約違反を突くこと、それは正義と言えまい。
◆本題に戻し、ハタから見ている限り、野田総理は頑張ってるではないか、と思う。まず消費税を上げなアカンことは、確か国民の5~6割りも納得しているはず。むろん無駄をはぶくとか、年金?の問題とかセットにせなあかんとか、というのがあるにせよ、必要な増税、それを先延ばししないで可能な限り早く実現せなあかんと、それも納得できる。食品をどうするかとか、弱者対策をどうするかとかは、その先でいい。とにかく先延ばしせずヤラネバナラン以上、自分の内閣の使命と強い信念をもち、自民党とか創価学会党などのアホが時間稼ぎをして、党内でも不満分子をかかえながら、絶対にあきらめずに今国会で通すと言い続け、成立させたことを認めたいのだ。
◆こうした見方が、どこまでの支持をえているか、それはわからんが、少なくないのでは、とも思う。「よくやったんとちゃう」、と。それに比べて、小沢君・・・。小沢君が支持をえられないのは、公約違反はそのとおりだが、それを正義とふりかざすアホさにある。公約は、消費税を上げなくとも無駄をはぶくことで財源は絞り出せるとの予測の上に成り立っていた。事業仕分けもした、しかし廃止とか、公団民営化とか、そんな判定が下っても、お構いなしに続けられていったわけだ。小沢は、公約を実現するために、無駄をはぶく努力を、自分がどれだけしたのか、また政府に働きかけたのか、公約実現のための努力をそれだけやったのか・・・。
◆そして論点は、国の収支についての危機意識、緊急度に対する判断に絞られる。小沢君だって、マニュフェストを決めた段階の民主党の多くも、将来的には消費増税が必要と考えていたはずだ。選挙対策と言えばそれまでだが、しかし、4年間は無駄をはぶけばなんとかなると、判断したわけだ。その先である。しかし、実情はどうだか、政権与党としてやってきた上で、増税のタイミングを早めるしかないという判断はありうる。野田総理と小沢君がガチンコ話し合うとすれば、その現状認識に対する意見を戦わすことにあろう。小沢がそれを聞いてなお先延ばしで済むというなら、その根拠をちゃんと説明し、これこれこうやればいいという議論で、総理と意見を交わしあうべきなのだ。
◆しかし、以上の2点、自分が無駄をはぶく努力をせず、待ったなしでやらねばならんという見方に対して、これこれこうだからそうではない、という議論を戦わすことなく、アホみたいに公約違反を繰り返すのみ。どう現状を認識し、国民にとってどうなのか、という自分の考えは示さず、単に公約違反を突くこと、それは正義と言えまい。
度量衡は難しい
◆高麗尺があって、代制があって、町段歩制があってと・・・。原稿を書いているのですが、この世界はマニアックな世界で、なかなか理解が追いつかない。なんか、一般的な世界から乖離しているように思う。慶雲3年格とか、和銅の制とか、なかなかメンドクサイ。
◆ま、自分なりに合理的に説明できるように考えているわけだが・・・。まあ、帰りの車のなかで、アレコレ考えると、いちおう腑に落ちるところまで来たようには思うが。
(1)まず令制で1歩を5大尺にしたのはナゼ?。確かに口分田の支給のため、1段を3分する必要性があるというのは理解できる。なので1段=360歩にしたと。なので、歩数は、単位の長さを減じなきゃならん。で、それは6唐尺1歩でいいんだが、度地尺は大尺を使うことになっているので、1歩6尺であるべきところ、1歩5大尺にしたと。まるで、何を言っているのかわからないでしょうね。「1歩を5尺にするなんざ、どういうことよ」と思っていて、「これって6唐尺で説明した方がすっきりするやん」と思いつつ、まあ、そんなこんなで5大尺にするというもの納得できるかなと(これはしかし唐も5尺1歩にしたらしいですね、それにならった?)。
◆慶雲3年は、まあ1段あたり50束の獲稲、租税は1束5把に戻した、まあ、それでいいんでしょうね。ネットで慶雲三年格を調べると、マニアな話が踊っていて、どうやら全然違う説みたいなのだが、難解でお手上げ。で、白黒の判断もつかないから不安になってくる。もしかしてオレが間違ってんのかと・・・。だけど、いわば通説にしたがっているに過ぎず、むこうが珍説なんだろうがと思うものの・・・、史料を上げて徹底的にやっているのを見ると・・・。
◆和銅の制って、いったい何の意義があるんか?。そもそも史料を見ていない。長さで言えば、高麗尺をなお認めてきていたものを、全面的に廃止する、今後は唐尺1本で行く、というところに意義があるんでしょうね。1歩の長さはそのままだし、田面積についても、和銅というより慶雲で既に元に戻したのを追認しているだけ。
◆だがまあ、本筋にとどめて、あまりわからんことに深入りしない方がよかろう。
◆ま、自分なりに合理的に説明できるように考えているわけだが・・・。まあ、帰りの車のなかで、アレコレ考えると、いちおう腑に落ちるところまで来たようには思うが。
(1)まず令制で1歩を5大尺にしたのはナゼ?。確かに口分田の支給のため、1段を3分する必要性があるというのは理解できる。なので1段=360歩にしたと。なので、歩数は、単位の長さを減じなきゃならん。で、それは6唐尺1歩でいいんだが、度地尺は大尺を使うことになっているので、1歩6尺であるべきところ、1歩5大尺にしたと。まるで、何を言っているのかわからないでしょうね。「1歩を5尺にするなんざ、どういうことよ」と思っていて、「これって6唐尺で説明した方がすっきりするやん」と思いつつ、まあ、そんなこんなで5大尺にするというもの納得できるかなと(これはしかし唐も5尺1歩にしたらしいですね、それにならった?)。
◆慶雲3年は、まあ1段あたり50束の獲稲、租税は1束5把に戻した、まあ、それでいいんでしょうね。ネットで慶雲三年格を調べると、マニアな話が踊っていて、どうやら全然違う説みたいなのだが、難解でお手上げ。で、白黒の判断もつかないから不安になってくる。もしかしてオレが間違ってんのかと・・・。だけど、いわば通説にしたがっているに過ぎず、むこうが珍説なんだろうがと思うものの・・・、史料を上げて徹底的にやっているのを見ると・・・。
◆和銅の制って、いったい何の意義があるんか?。そもそも史料を見ていない。長さで言えば、高麗尺をなお認めてきていたものを、全面的に廃止する、今後は唐尺1本で行く、というところに意義があるんでしょうね。1歩の長さはそのままだし、田面積についても、和銅というより慶雲で既に元に戻したのを追認しているだけ。
◆だがまあ、本筋にとどめて、あまりわからんことに深入りしない方がよかろう。
同じことバッカですが
◆このところ、大阪市の予算が決定したとの記事。これまでやってきた結果として、7月以降の今年度予算を決定したということ。で、教育に金をかけていると、その中身は、タブレットだったりする。そうではなくて、大阪市の小中・高等学校は、基本的に正職員でしっかりやるということに金を投じないモノか。産休その他、非常勤も一定程度必要だが、基本はちゃんとした大阪市正職員が責任をもって教育にあたる体制を取る方が重要と思うけど。このへんは、仕組みを知らない面がある。文部科学省に原因があるのかな?。よく知りません。
◆が、たとえそうであるにしろ、コト大阪市は教育を重視する、ちゃんと正職員で立ち向かう、給与の不足は予算を投じていく、といった、そういうことをまずやるべきでは。
◆が、たとえそうであるにしろ、コト大阪市は教育を重視する、ちゃんと正職員で立ち向かう、給与の不足は予算を投じていく、といった、そういうことをまずやるべきでは。
大飯原発の断層
◆ちらちらと記事が出ていたので、ご存じの方もいらっしゃるでしょうか。たまたまラジオで、この断層を指摘している研究者の話を以前に聞いたことがある。その人が言うには、地質の人もやっているけれども、その人は地理屋で、地形から断層を推定するのだそうで、そういうことは地理屋でしかわからない面があるのだと。それで、大飯の原発を造るときの公表されているデータとか写真があるんでしょうか、地元の方から相談があって見たところ、断層の可能性があるものだと。で、そうだとすると直下を走っているのだと。そうすると、大地震の揺れでダメージを受けるとか津波でというんではなくて、要は原発の建物直下の地盤が、地震の規模が大きくなくともズレるわけで、直接施設がとんでもないことになる可能性があるという。
◆どうやら、そうした地元の声、その研究者の声が、表になるところとなり、本来ならば、ほんとに断層なのか実地の観察をすればいいところ、関電は無視し活断層ではないと断言し、それに対してエダノ君が調査を命じたとか、そんなことが記事になっていたように記憶する。たぶん、ラジオで聞いた断層の話のことで間違いないだろう。
◆その研究者は、そんなこともチェックすることなく安全宣言を出して再稼働する動きに、それまでそんなことも思わなかったのだが、この国の安全というのがいかにテキトーなのかを知り愕然としたという。夏場は電力需要のピークなんだろう、だが、入って崖面を観察してもらえばいいのである。そうした一手間、1日受け入れればイイ話なのだが、拒否しているわけである。断層の可能性が高い、などと発表され、再稼働できなくなることを恐れているわけだ。それによって警鐘を無視し、将来、断層がズレ、福島以上のとんでもない大事故が引き起こされ、関西が壊滅することの方が恐ろしいことなのだが。
◆ラジオで聞いている限り、まっとうな主張かと思った。エダノ君が調査を命じた、という確かそういう記事だったかと思うが、その後はなにも出てきませんね。
◆どうやら、そうした地元の声、その研究者の声が、表になるところとなり、本来ならば、ほんとに断層なのか実地の観察をすればいいところ、関電は無視し活断層ではないと断言し、それに対してエダノ君が調査を命じたとか、そんなことが記事になっていたように記憶する。たぶん、ラジオで聞いた断層の話のことで間違いないだろう。
◆その研究者は、そんなこともチェックすることなく安全宣言を出して再稼働する動きに、それまでそんなことも思わなかったのだが、この国の安全というのがいかにテキトーなのかを知り愕然としたという。夏場は電力需要のピークなんだろう、だが、入って崖面を観察してもらえばいいのである。そうした一手間、1日受け入れればイイ話なのだが、拒否しているわけである。断層の可能性が高い、などと発表され、再稼働できなくなることを恐れているわけだ。それによって警鐘を無視し、将来、断層がズレ、福島以上のとんでもない大事故が引き起こされ、関西が壊滅することの方が恐ろしいことなのだが。
◆ラジオで聞いている限り、まっとうな主張かと思った。エダノ君が調査を命じた、という確かそういう記事だったかと思うが、その後はなにも出てきませんね。
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1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。