人を幸せにする人になろう

古墳時代中期

◆神戸大学の授業用に、2月の史遊会の時に作った図を改訂してみたのでアップしておきます。0fd0082c.jpgまあ、間違っていたら間違っていたで、ごめんなさい、と言うことにしよう。

市統合本部0619における・・・

◆大阪府の博物館と文化財センター、大阪市の博物館と博物館協会(文化財研究所含む)についての、6月19日の会議ef3d345b.jpg資料。これらはHPに上げているのだから完全オープンですよね。
◆で、大阪商業大学の商業誌博物館に置いてあったチラシ、も掲げておく。00473427.JPG

艸墓

◆これも。図面に暗い部分があるのは、こないだ木曜日に大雨の中家まで歩いて帰ったときに、このマ新しい冊子もよれよれになって、スキャンしたときにシャドウ部ができてしまう状態になったもの。a86e94c0.JPGea15cafa.JPG
 

秋殿南

◆まだ行ったことはないのですが。e987fdea.JPG17f60e47.JPG白石先生が、石舞台式と岩屋山式の間に置いているもの。
 

赤坂天王山(記事№1300)

◆墳丘図・石室実測図(ともか)、戦前の図面しかなかったが、最新の図面が公表されている。方墳の状況がきれいに捉0b7d860c.JPGえられている。45e2b88d.JPG
 

桜井市の横穴式石室の図録

◆こないだ桜井市の埋蔵文化財センターに行ったとき、横穴式石室の図録が販売さ4d8be632.JPGScan20007.JPGれてたので買う。桜井市が、この間、墳丘測量や石室の実測等を進めてきた成果のエッセンスを見ることができる。その前には、近藤先生の本の中に、かつての図録(1986年刊)があり参考にしていたが、各段にグレードアップしている。
◆とても便利な本です!
 

月刊文化財の震災文化財レスキューの特集号

◆新着の『月刊文化財』を見ると、東日本大震災後の文化財レスキューの特集があった。いろんな種類の文化財につい2560e59f.JPGて、一通り、この1年間に文化庁が音頭をとってやってきたことの概要をまとめてあるようだ。取り組みの全体像をざっくり知るには、まとまった形のものとして貴重な文献なのだろうと思う。
◆それでカバンに入れていたら、木曜日の雨の中の帰宅で、カバンのなかのあらゆる書類が濡れてしまった。

大阪府下の戦争遺跡

◆懇親会の場で戦争遺跡を集めてみよか、ということになる。これはいい企画だと思うのだが。まずはリスト作り、だが、行政にも聞くとして、個人的に詳しい人がいるので、そういう人を把握して情報をいただくのがいちばん有効ではないか、ということらしい。ピースにはそうした展示があるのだが、どこまで展示に向けてのなかでデータを集めたのか、あるいはその後集めてきたかというと、どうもそうではないらしい。
◆きっかけは西淀川かどっかの高射砲陣地が現在4基あって、そのうちの2基は住宅として購入し使っていて、それらが維持できずに解体するのだ、という新聞記事が最近あり、その話を振ったのがきっかけ。そういう仕事は楽しそうだが・・・、さて、どこまでできるやら。まずは足元のことがいろいろある・・・。
【追記】こっれって、ネットで見るとけっこう著名ですね。新聞記事では大阪市教育委員会のコメントも載っていたように思うが(記憶が定かナラズ)、こんなんも、手を打てないものなのか。

大会、つづき

◆長山さんに大阪中央郵便局の保存問題のアピールを総会前にやっていただく。訴状のコピーを受けとる。403c9c3b.jpg
◆午後は横穴式石室の発表とミニシンポジウム。なにかと勉強になり興味深いが、コメントするにはすこし整理が必要。同時埋葬の認定というのは、どうやったらできるんでしょうかね。
◆一方、横穴式石室の導入というものが、墓制の変革という評価について、それは考古学的に実証されていないと言うが、そんなことはなかろうに。継体朝が画期というのは自明。まあ、自明というのがアカンとして、雄山閣の編年集成などを出してきて埋葬施設が横穴式石室であるものをマークしていったらよい。なにを実証しないといけないのだろうか。政策的なものがないと、あれだけ一斉に急速に広がらないと思う。
【追記】よく授業で使わせてもらっている道昭さんの播磨の編年表。ここにすべてが表現されている。前にも書きまし7862225c.jpgたっけ。(1)みんなの前方後円墳、(2)軍事的協力による特定首長のみの大型前方後円墳、(3)河内政権の成立、(4)允恭・雄略期の円墳化、(5)雄略没後の混乱、そして(6)継体擁立、(7)蘇我=欽明による規制、そして前方後円墳の廃絶まで、実に見事に表現されている。地方史こそが歴史であることをよく示す。

翌日は大阪歴史学会の大会

◆大阪商業大学。近鉄奈良線河内小阪なので、家からは近く楽である。10時くらいには行き、考古部会の会場準備などabd57913.jpgをやり、大学内の大阪商業博物館に行く。いまの学舎はすべて新しいが、そのなかで残し202182c6.jpgた古い建物を博物館にしたもの。近世の大坂の展示は、こd1108fda.jpgのところそういうことをかじっているので、とても面白かった。図録1260円。余白多し。編集もほとんど適当だが。
◆古い写真は昭和30年という。まわりは田圃だらけだ。河内のど真ん中にあり、戦後、10年くらいはこんなもの。ちょうど大阪府の航空写真地図の頃である。これは近世大坂ではなく、1階の大学史の展示部分のもの。この昭和30年の写真のあと、建っていった建物の写真を見ると円形校舎があった。応神陵の横にあるやつ。誉田中学校も有名だが、実は、オレの小学校、加古川市立川西小学校も円形校舎で、校歌にも謳われているのだが、いまは解体されてしまった。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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