人を幸せにする人になろう

なにか疲れてます

◆11月12日の朝日新聞の記事。けっこう面白かったです。人物本位の入試というものの危うさを指 摘。5科目の入試で点数をつけることの公平性・客観性、高等学校までの誰にでも開かれた勉強、お金がかかるわけでもなく(美術とか音楽とか運動能力でなく)、本人次第。その点数で合否判定をすることが、格差の少ない社会を形成してきたと。先生の話に耳を傾けたり、問題に集中して考え抜いたり、またそうした努力の過程で自主性や個性も生まれてくる。「勉強が人間をつくる」、と。人物評価もそれに相関するだろうと。人物評価をもし前面に押し出すとなると、客観的な判断は難しいことを措くとして、確実に学習のモチベーションは下がり、学力は低下するだろう。
◆入試制度を変える前に、問題があるとすればその分析が大事なのだろう。いま何が問題なのか。著者は、大学や専門学校において、専門的能力の高い人材を育成するため、カリキュラムをみっちり見直し、4年とか2年でどんな人材を育てるのか明確な目標を掲げ、授業内容や達成課題を1回ごとに厳格に定めることだと。専門学校での実践経験から説く。それによって自らの専門性が高まる感覚が得られ、自信にもなり、偏差値40だった学生も顔つきが変わってくるという。予習とか復習とか、達成するための努力することで、自己管理能力ものびると。
◆読んだ直後、カミさんに、これ全面的に賛成やろと聞くと、そうだと。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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