人を幸せにする人になろう

ねごろは

◆根来寺遺跡の、一条閣移転地の造成工事が進んでいる。
◆県教委は、移転の事業者であり、確認調査をやって本発掘調査範囲を定め、遺跡の 評価をして移転goを決めた。だが、確認調査が十分でなく、尾根頂部が未発掘なままであり、見解の相違を生んでいる。なので全面調査を要望してきた。そして造成工事に予定通り取りかかっている。
◆造成工事の遺構も出てきているようで(中身はよくわからん)、それに応じて調査している。はじめから、あるいは途中でも全面掘っていてくれれば・・・。
◆この地点がいかなるものか、全域の遺構を明らかにして、残り具合も悪いなら悪いでもいいが、遺存状況を把握した上で、どうするのかという判断をやってほしいと願ってきた。むろん見解の相違は埋まらないかもしれない。が、(1)全体の判明、(2)遺跡の評価→(2)遺跡の取り扱い判断、とよほど論点は明確になる。しかしこれまでは、遺跡の性格にかかわるポイントとなる部分が未発掘なままで、コトが進んできたわけである。
◆今回、どこまでのものになるのだろうか。ここに至ったが、まだ遅くはなく、全面発掘に切り替えてほしいと願ってやまない。中途半端なまま―調査も評価も―コトが進むことのないように願う。
【追記】11月5日に見せていただきました(写真)。またコメントします。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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