人を幸せにする人になろう

出雲

◆一日雑用を片付けているが終わらず。気分転換に。
◆弥生博の、若き考古学徒、論壇デビューの第3弾で、うちのもうひとりの院生が発表する。それにむけての打ち合わせをした。途中、どうにも土器の話がわからず、いきなり島根県センターのI氏に電話した。2000年3月の送別会以来会っていないから、14年ぶり・・・。いろいろ教えてもらい、文献を送ってくれることに。ありがたや~。
◆出雲という言葉もよくない。例えば日野川流域の、米子から淀江の一帯は、なぜに伯耆なんでしょうね。あくまで7世紀後半の役人によるくくり。だから、地域名称として広域で出雲と言ってしまうと、なぜだか安来までになるが、地域圏のとらえかたとして適切かどうかは別問題。そして狭義の出雲といえば斐伊川流域である。
◆今日の話を聞いていると、けっこう面白くなってきた。これまでの報告を聞いていると、なにかメリハリがなかったが、こないだの墳墓の話から、やっぱり地域の個性とか地域差とか、なんとなく動きが感じられるようになり、彼女の修論で一緒に勉強することが、とても楽しみになってきた。論壇デビューはあり、これをいい機会として詰めてやり、一段上のステップにいけばと思う。
◆それと、やっぱり、こういう話になった時、グーグルアースを見ますね。地理観がなければはじまらない。地域社会の実態をとらまえるには不可欠ですね。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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