人を幸せにする人になろう

吉久(続々)

◆デンケン範囲のなかの建物で重文はないようだ。3つの登録文化財があり、サマノコ屋の隣がそのひとつで有藤さん宅。さまのこ屋で話をしている間に、見学の話をつけてくれる。「大阪から見に来た」と言ったもんで。これはウソではなく、月間文化財で高岡で3つ目のデンケンが指定されたことは知っており、富山に行くとなった時、見学先はとくに決めずに向かたが、ここには行こうと思っていたので。
◆でお隣を訪ねる。元気なおばあちゃん。次男が翌日の富山マラソンのために藤沢から帰ってきて おり、大阪出身の奥さんと、2人で家のなかを見せてくれた。いまも使っている家なので、普通は、なかなか上がらせていただくというわけにはいかない。おばあちゃんの舅は、戦前、韓国とか満州にいたそうで、家の調度を見ると中国風のものがあることに気づく。ほんとに親切に、突然の訪問客を出迎えてくれました。
◆写真は加賀藩の御蔵跡に建てられた看板。明治6年には取り壊されてしまい、いまはお寺になっている。この町の発展の元となるものだが、いまはないが、それは仕方なし。蔵の建物にかかわる資料はほとんどないようで、簡単な平面絵図が1枚あるだけのよう。そういえば、同じような蔵を鳥取県橋津で見たような気がする。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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