人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
2021年11月6日、富山に向かう
◆カミサンが7日(日)に富山市科学博物館で講演することになっていた。さそわれ一緒に行くことに。14時に富山に降り立ち、レンタカーを借り、午後は高岡で3つ目の伝健となった吉久に行く。指定が昨年で、まだ駐車場とかもなく、これからではある。止められる場所に停め、歩き始める。
◆横への広がりもあるのだが、メインは放生津にむかう街道沿い。加賀藩の米蔵があることで生まれた町場で、西は伏木、東は放生津という場所である。デンケン地区の入り口の看板を読んでいたら、おばあちゃんが近づいてきて、寂しくなった、空き家ばっかり、みたいな悲観的なことを話しかけてくる。いやいや、これから観光で人が訪ねてくるようになると。
◆観光案内所と銘打ったものはないが、歩いていると、それらしき、それに相当するような町屋があり、表に小さく「さまのこ屋」という札がある。小さなガラス窓が開いていて、のぞくと飲み物のメニューがかかっているので、玄関を開けて入る。デンケン指定にこぎつけた地元の保存会のメンバー3人がおり、囲炉裏端でコーヒーを飲みながら、いろいろと話を聞く。町のなりたち、建物の特徴などを聞く。これからこういうことをやっていかないといけないが、いろんな人に知恵を借りたいと切に願っている様子がよくわかる。高岡市内で3つ目のデンケンで、山町や金屋町と比べて特徴がないとか、富山大学芸術学部(これ統合したものと聞いたような)の学生さんらに、空き家をシェアハウスにしてもらう話を進めているとか、そういう話をしていた。こういうヤリトリを地元の人とするのがとても楽しい。表の幅の狭い繊細なサマが特徴らしく、地元ではそうした町屋をサマノコといったらしい。ほぼ同じ仕様でそろっていて、自分の家がどれかぱっとわからず、間違うことが多いとかいった話も。
◆横への広がりもあるのだが、メインは放生津にむかう街道沿い。加賀藩の米蔵があることで生まれた町場で、西は伏木、東は放生津という場所である。デンケン地区の入り口の看板を読んでいたら、おばあちゃんが近づいてきて、寂しくなった、空き家ばっかり、みたいな悲観的なことを話しかけてくる。いやいや、これから観光で人が訪ねてくるようになると。
◆観光案内所と銘打ったものはないが、歩いていると、それらしき、それに相当するような町屋があり、表に小さく「さまのこ屋」という札がある。小さなガラス窓が開いていて、のぞくと飲み物のメニューがかかっているので、玄関を開けて入る。デンケン指定にこぎつけた地元の保存会のメンバー3人がおり、囲炉裏端でコーヒーを飲みながら、いろいろと話を聞く。町のなりたち、建物の特徴などを聞く。これからこういうことをやっていかないといけないが、いろんな人に知恵を借りたいと切に願っている様子がよくわかる。高岡市内で3つ目のデンケンで、山町や金屋町と比べて特徴がないとか、富山大学芸術学部(これ統合したものと聞いたような)の学生さんらに、空き家をシェアハウスにしてもらう話を進めているとか、そういう話をしていた。こういうヤリトリを地元の人とするのがとても楽しい。表の幅の狭い繊細なサマが特徴らしく、地元ではそうした町屋をサマノコといったらしい。ほぼ同じ仕様でそろっていて、自分の家がどれかぱっとわからず、間違うことが多いとかいった話も。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。