人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
無題
◆教育実習から帰ってきたとたん、イギリスに行きます言われた時、、「アカン」とも言えないし、「そりゃいいことだ」とも言えなかった。大学教員としては、大学院生、とくに博士課程の院生の先行きには一定の責務が生じるだろうが、学部生、修士課程の院生の人生について責任をもつことはできない。通常、みな自分で考え、なにがしかの進路を選択し、就職してゆく。一方で、夢を語る者もいて、それぞれ特殊な世界であることが多いし、アドバイスができるわけではない。
◆が、しばらくアルバイトをしながら、いろんなチャレンジをし、考えたりするにしても、20代後半にはやっぱり食い扶持をちゃんともつ方がいいんだろう。基本的に一定年齢には親から独立して働くことが必要だ。しばらくは不安定ながら自己実現の道をさぐることはあってもいいが、自分は何をしたいのかと悩み続けるべきではなく、ある段階には職をえた方がいい。いまはとくに就職も厳しい。ずれ込むほどシンドクなる。
◆そしてちゃんと働き、結婚適齢期に配偶者をえて子供を作ることも人間の勤めであるし、なによりも家族のいる人生はすばらしい。そして記事にあるように、働く中で自己を磨くことが、自分の可能性を広げることになる。やっぱり給料をもらって組織のメンバーとして働くことで、社会の中でなにがしかの生産活動に加わること、それを通じて社会の一員として、共同して何かを動かし実現させていくことを学ぶ。おおむね大学を出て、20代後半から30代前半くらいのなかで一人前になっていくという面があって、時期というものがあるように思う。
◆その先、転職したり違う世界に飛び込んだりするにしても、苦労をするかもしれないがやっていける資力・能力・自信をこうして身につけることで、次のステップへの道が開ける、そのためにもいまの持ち場で一所懸命やることだ、ということだろうか。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。