人を幸せにする人になろう

虚業は廃れ、実業は残る

◆今日の新聞の池井戸潤の言葉。銀行員時代の勤務地を訪れたら、バブルに躍った銀行はあとかたもなく、ネジ工場はいまも操業していた、と。
◆教育・研究もそうでありたいですね。多量の卒業生を出せばOKというのでなく、どういう卒業生を送り出せたか、という質の問題でしょうか。研究も、「それ研究なの」というのも、世の中にはいっぱいありますよね。あるいはハヤリの研究というのもある。研究の実とは、基礎研究であれ実用性が求められる研究であれ、何のためにどういうことがしたいのか、そのために何を題材にどうするのか、それについて一定の資料を蓄積し、それについて妥当な分析がなされ、そうした根拠にもとづく論理的な組み立てにより、新しい成果が導かれているか、でしょう。
◆よく知らない分野であれ、ちゃんとしたものは、ちゃんとした研究だ、と伝わるんではないだろうか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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