人を幸せにする人になろう

横浜開港資料館

◆敷地に入ってみると、前に来た時のことが思い出せた。展示も面白く、企画展もよかった。この資料館、もうひとまわり大きい 博物館になってもいいのにな、と思った。横浜市史の編纂があって、その収集資料をもとに1981に開館したとのこと。財団運営というのは政令市ではそうなるのだろう。よくわかっているわけではありませんが、なんとなく民間に近い位置づけなのかと感じてしまう。たくさんの資料をもつ、その保管と活用は行政の仕事じゃない、ぜんぶ任せる、みたいな。横浜市の場合、埋文はそういう印象です(本調査は行政のやる仕事じゃないと)。
◆そのへん、必要に応じて自治体が設立した財団法人が、自治体の本来やる仕事をやってるんだという意識のところとの違いがある。財団は、公に近いものとみるか、民間に近いものとみるか、ということ。埋文でいえば、1980年代の都道府県・政令市の行政のなかで、財団を作った時の位置づけ、それで20年・30年やってきたことで、外郭団体の位置づけの偏差が生まれるのだろう。順番としては、埋文に始り、文化事業におよぶのかな、同時なんだろうか。関東じゃ、なんとか事業団です。博物館は比較的直営としてきた文化が長く続いてきた方なのだろう。
◆大阪市の博物館が「地独」になったのは、筋は通ってますね。国が、本来は国立でやるべきことで民間に任せられないもの、独立行政法人を作ったと、大阪市の博物館もそうであると。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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