人を幸せにする人になろう

論理的に考えれば岩屋山は・・・

◆2012年5月22日、一日、あることに費やさざるをえなかったのだが、中身は伏せておこう。ま、夕方まで京阪沿線の施設にいた。で、岩屋山のことを考えていた。
◆岩屋山古墳て誰の墓なんだろうと、考えても思いつかなかったが、今日、考えてみれば、これしかないのでは?という8f5d472e.JPGのを思いついた。舒明の初葬墓ちゃうか。7世紀前半という時期とみなし、限られた八角墳ということを勘案すると、これしdf19927e.jpgかないのでは?。滑谷岡とはどこか、岩波古典文学大系の註では明日香村冬野って書いてあるが、あんな山奥とは思われない。わからん、ということやろね。むろんオチのオカと出てくるわけでもないのだが。だからこそ、論理的に考えれば、ということですよ。岩屋山が八角かどうかについては疑問の声もある。そうなると話は変わってくるが、八角とすれば、方墳と異なる新仕様の墳形として登場してくるわけで、被葬者は絞られよう。
◆帰りに寝屋川に寄りカミさんと帰る。腹が減ったので、京橋で飲み屋に入る。
【追記】舒明の滑谷岡の埋葬から改葬るまで9ヶ月くらいしかないんだってことを、のちに知る。ちょっとそうなるとしんどいか。そのくらいでもでくるのだろうが、初めて八角墳を造ることになり、少々時間を要した。そのために仮埋葬をしただけだ、と考える方が素直か。用明が、池上「陵」とあるのとも違うし・・・。岩屋山は舒明初葬墓とすると、まあ630年代の墓ということになる。現推古陵とほぼ同時の古墳か。来目皇子墓や聖徳太子墓はその前、そのあたり、うまく配列されるものなのかどうか、藤林さんにやってもらおう(今年の卒論生です)。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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