人を幸せにする人になろう

2022年11月24日、香芝市

◆今年から委員に委嘱され、はじめての会議でした。今年度、2つの古墳を調査し、このうち1基は着手中で、もう1基はこれから。まずは部屋で図面を見ながら会議、後半は現地。まず、最初のこれから着手のものは、大きくはないが前期の古墳で、非常によく残っている。要するに、見た目でも墳丘裾が明確なのである。馬見丘陵の縁部なのかな、花崗岩バイラン土で、昨年の調査では、墳端部では、葺石はないが削り出された墳丘斜面と、その外との傾斜変換がきれいに出ているとのこと。
◆もう1基は狐井稲荷古墳。これは大きい!。削り込まれ、集落が取り巻き、改変も大きいのであるが、しかし高さはあり、それほど低くなってはいないような印象も受ける。トレンチを見ると、下部は深く、なかなか掘るのが大変そう。またテラス面などが明確でないので、復元するにも、なかなかしんどそうではある。ひととり調査するにも時間がかかるのでは。これについては、測量図から読み取れるところを整理してみる必要がありそうだ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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