人を幸せにする人になろう

2023年6月18日、井辺八幡山ほか

◆考古の見学会、岩橋型石室第2段。最初に和歌山市博。→車駕之古址古墳→茶臼山→釜山→平井埴輪窯展示施設(日曜閉館)→大谷→鳴滝遺跡(近大付属和歌山校)→園部丸山→伊太祁曽神社古墳→井辺八幡山古墳→井辺1号墳。
◆井辺八幡山に到達。こないだ、ちょうど前方部の南西角まで取り付いていたことがわかる。果樹 園か、石垣がかなりあり、イメージが違っていて、違うと思って引き返して反対側に行ってしまっていた。ピークに到達し、またその先にピークがあり、なんだか前方後円墳かも、だけど斜面が痩せ尾根状の急傾斜で、やっぱり違うのかな、とも。が、くびれ部に相当する位置を見下ろすと、実に見事な方形壇があるではないか。ようやく井辺八幡山であることを確信した。これなんで国史跡になっていないんでしょうか。それよりも、地元の方が竹の処理をしていた。なので、古墳のことを尋ねたのだが、知らなかった。森浩一先生が1969年に調査、あれから54年。この方が65歳としたら11歳、記憶にもないんでしょうね。標柱1つ、看板ひとつない。
◆そのあと井辺1号墳に向かう。なかなかポコポコしていて古墳群らしい。これも国史跡に追加指定 すべきですね。大型方墳としてはこれだと。地図での配置もみながら確信するも、頂部の岩橋型石室はほぼ埋没していて、玄室奥壁の頂部付近のみ。これが1号墳でよいのでしょうか。「埋葬施設は、それまでの古墳と同様に岩橋型横穴式石室です。石室の全長は10・8㍍、玄室は長さ4・1㍍で羽子板形になります。現在は埋め戻され中に入れませんが、石室上部から石棚を確認できます。」とあるので、たぶん合っているんだろう。すごい、掘割でっせ!。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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