人を幸せにする人になろう

段ノ塚を加えました。

◆それだけです。
◆段ノ塚も小山田を凌駕したとはいえないが、土壇部を含めると、いい勝負かもしれま せん。むろん八角であるという独自性を有する。なぜ改葬したか、ひとまず蝦夷の大陵への対抗と理解するのが妥当だろう。新たに独自に八角にするためといえるかどうかは、岩屋山上半部の墳形が決着しないとこれはわからない。

ホケノ山の小枝のC14年代

◆阿武山の棺内を見ると、枝状のもの、根っこ状のものが無数にはびこっている。こういうのはどうやって入り込むんでしょうね。鎌足の亡骸を栄養分とするにしても。でふと、ホケノ山の小枝のC14を思い浮かべてしまう。かみついている人はいるが(要するに3世紀じゃねえと)、棺材はともかく、小枝、これが築造年代の参考にはならんのとちゃう、と。

今城塚の墳丘復元

◆いつぞや、どうしても前方部が3段にならない、という話をうかがった。がやはり、岩戸山、七輿 山、断夫山、西乗鞍をみていると、そそり立つ前方後円形3段でないといかんだろう。西乗鞍とかすごいですよ。後円部上段ももっと高いのではないか。
◆とはいえ、発掘遺構がなにより最優先。そして比較していくしかないですね。同時期の墳丘と。たぶんくびれ部の解釈で、上段が載る余地がないということだったように思う。しかしそのへんは、いちばん急傾斜なんじゃないでしょうか。正式報告のないなかで、概報だけで検討できるかどうかわからんが、一度、やってみる必要がある。

2018年12月2日KR研の前に

◆11月のKR研は、はい、さぼりました。すいません。
◆12月は行かねばならぬ。寝屋川まで車で行き、本日最終日の阿武山の展示を見に、今城塚へ。9:30着。まだあいていないので、古墳現地。じろじろ、あることを考えていました。やっぱり、墳丘が扁平なんだわ。後円部の上段がふっとんでいるとしても。前方部のトップで埴輪列が出た時は、見せてもらっていない。あれをどう考えるかです(後述)。
◆10:00。入る。200円ですよ。面白かった。土器も面白い、センも面白い。岩内1(御坊市)も面白い。企画展示室、あれくらいがいいですね。とはいえ、今回は、発見時の写真展をホールでやっており、ブツからなる企画展と、表のパネル展示とがセット。あわせて鐘ヶ江さん作の木棺複製品も ある。牽牛子塚古墳のキョウチョ棺はやはりすごいもんですね。ちなみに、こないだ医学部で、牽牛子塚古墳出土の骨片を見せてもらったところです。下顎骨の一部があり、歯が1個、さて斉明なのか間人なのか。
◆常設展にまわり、今城塚の墳丘の模型を眺めていました。そして最後のとことで、今城塚の復元整備の作業原図が貼ってあり、その標高値などをメモしたり、写真を撮ったり。そんなことする人はほぼいないでしょう。
◆手前は土保山のものとかしげしげ見ましたけど。近藤先生の蔵書のなかに、土保山のペラの概要報告があったんですけど、出てきません。墳丘の図があればGさんに示したいのですが。

なんぼやっても

◆仕事が片付くようには見えません。久津川にはたどりつかないか。

岩屋山

◆岩屋山54mはあると思います。小山田70m!、ウっ、でかい。まあ、破壊されて不確かではある が、残丘からすると図くらいにはなるだろう。右と左でメッシュの目が違う。岩屋山は1歩メッシュ、小山田は2.5歩メッシュ、なので36歩:50歩。

原著論文を読まないと

◆嶋上と嶋下、もとは地勢にあわせた傾いた条里で、それが正方位になると、森田さんが書いてい る。ということは前から知っているが、何に書いてるんでしょうか。時期は、条里施工年代論をふまえ、斜めが7末8初、正方位化が8世紀とみているらしい。そうかもしれないが、
◆いずれにしても論文を読まないと始まらない。

地域の活動

◆いま、どことも地域でなにかするということが増えていると思いませんか。祭りも派手になって います。それより写真にあるような、もっと地道な、地域の店などの連携行事などに共感を覚えます。出店などを出店する行事は1日なのですが、一定期間、参加する店舗ではセールとか、なにかやるということになっている。毎週1回は国分駅前の飲み屋に行きます。
◆なんとなく、昔ながらの村、あるいは学区、しかし新興住宅地ばかりで、こっちはこっち、そっちはそっち、から、いまの地域が連帯していこうという動きがあるように思います。これ大事ですね。

国立大学運営費交付金

◆国立大学運営費交付金 1兆0971億円
科研費 2286億円
防衛省武器購入 7986億円(全予算5兆円)
JAXA 1540億円
JAMSTEC 987億円
国立天文台 128億円
国立文化財機構 83億円
◆奨学金返済で、連帯保証人は半額でいいのに、だまっていて全学とっているとか。
◆このグラフすごいね。授業料が安く、奨学金も無利子なら、進学のための補助を充実させてきていると言えるが、金貸しに精を出している、というように見えます。

いも虫ちゃう

◆こないだ、民家博物館の、合掌造りの建物に行った時、母・娘の2人ずれの、若い女性が、「なんでイモ虫がいるの」、と。これ、写真パネルだったと思うが。これはイモ虫ではありません、カイコです。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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