人を幸せにする人になろう

西堀栄三郎流

◆第1回南極越冬隊長の西堀のナマはたぶん知らない。本多の本で知り、あるとき古本屋で西堀の本を見つけ買った。いま本棚を見たがない。誰かに貸したような気もする。この本、実に痛快だった。
◆で、オレは西堀流だな、と思った次第。要するに、考古学の調査でいえば、調査はまずやると決める、ということだ。できるかな~、難しそうだな~、金が不足しているな~、人材がいないな~、と逡巡していては始まらない。やるとまず決める。で、それを実現するために動く。この辺が近いと思った。

カミさんの憤り

◆山崎直子さんの件で、カミサンがJAXAに対して憤っている。宇宙ステーションで何をしているかをキチンと伝えないのはおかしい!と。金かけて、宇宙ステーションを作って、何の実験をするのかが常に問われている。すぐにこんな役に立つ、ということでなくとも、地球環境でなく、宇宙という環境でこういう実験ができる、ということを発信しないといけない。
◆だが実際は、当初からのマスコミの表現、「日本人初の美人宇宙飛行士」。M井C秋さんは不美人・・?。で本題、宇宙ステーションでの山崎直子のニュース、短歌を詠む、琴を弾く、手巻き寿司を作って食べる、オヤジの散髪をする。そんなことばっかり!、それを怒っている。JAXAは仕事内容も発表していて、マスコミがセレクトしているのかもしれないが、いずれにしても本質はどうでもいい、ということだ。美人で、旦那が仕事を辞め、離婚危機を乗り越えてヨメはんの夢を支援し、という美談。本題があって、そういうのが添えられるのはよい、だが逆なのだ。
◆まあしかし、ふつうのオッサンの立場からすると、宇宙ステーションで、どんな実験をしようが無関係。俗なネタの方が受けるというのは理解できる。
◆まあ、どうでもよい。だが、プロジェクトとして、訓練として10年は長いよな。だれる。3~5年まででしょう。

酒をのみながら

◆今年度、授業は後期に偏っていて、前期は少ないので助かっている。明日の授業の準備はあるのだが、栄原先生の退任パーティーの件、ヒストリアの依頼原稿の仲介(入稿調整・校正)、市大日本史の編集、吉川弘文館の本の最終追い込み、玉手山1号墳の報告書の追い込み、玉手山3号墳の概報の編集、なんか、こんなことばっかりやっていて、え~かげん疲れてきた。今日は授業以外は、玉1の最終入稿データを整え、1630に印刷屋にわたし、一段落。だけど、メールを見ると、上記のいろんなメールが送りつけられていてゲッソリ。
◆家に戻ってから、チューハイでも呑みながら、1件1件かたずけていくか・・・、」と。明日の夕方の打ち合わせはパスしたいな~、明日も、2限が終わったら、会議があって、それから中尾芳治氏の原稿を編集し、それから長岡京市か・・・。とほほ。
◆まあ、なんとか。

どこぞの原稿終了し年度が明ける

◆やっと終わった。写真や図がまだあるが。さてと、次は『市大日本史』第13号の編集、それと自分の原稿。ヒストリアの「わたしたちの文化財」、それに大阪中央郵便局小特集の編集。あ~あ、科研の計画を立てたいのだが、余裕なし。

鳩山君はなぜ徳之島に飛ばないのか

◆普天間代替地問題で徳之島が取りざたされている。むろん米軍縮小が望ましく、市街地にある普天間が沖縄に返還され、そこにあった機能が日本から離れるのが理想。だが、コトは簡単ではない。革命的な変化はありえず、米軍縮小も時間がかかろう。普天間問題は決着させなければならない。
◆で徳之島は、けっこういい線ではないかと思う。オレが鳩山なら徳之島に飛ぶだろう。窮状を訴え、米軍縮小を民主党は進めるが、普天間問題は自民政権下の合意とはいえ決着させなければならない。それがなければ、今後の米軍縮小の交渉も成立しない。時限的措置として普天間代替地を徳之島に求めたい。最大でもコレコレの期間で、年限までに徳之島から撤収する。米軍の訓練にはコレコレの条件をつける。地域振興策をとる。などなど。
◆どうせ5月までに決着できないのなら責任を取らねばならない。それなら、直接、1週間程度滞在し、繰り返し島民に考えを説明してはどうなのか。このまま進んでも好転するはずがない。それなら、基本的に在日米軍の再編・縮小をめざす必要があることを明確に打ち出し、だがこれは日本につきつけられた課題であり、なんとしても決着させなければならないことを切々と訴えるべきだ。そして徳之島がこういう理由から候補になりうると考えたということも。そうすれば、日本政府として実際にどこかを見いださなければならない、ということまでは理解してもらえるはずだ。総理大臣もたいへんやな~、と。
◆まずそこまで到達しないと始まらない。むろん民意を無視するわけにはいかない。そこから先は、住民が考えることであり、結果はわからん。政治は結果がすべてかもしれない、仮にそこまでいってもNOならダメなわけだ。しかし、総理大臣のかわりはいくらでもいるし、決着できなかった問題は後継者が引き継ぐ。結果がすべてではないと思う。よしわかった、時間はかかるが話し合ってみる、というそこまでの筋道をつけ、結果、「合意できない」ということで断念する、これ正当な民主主義なんとちゃうか。三里塚のような国の強制はもはやできないだろうし、やってはいけない。総理大臣として自分が動き、できることをやり、あとは結果を待つ。そこまで尽力しないで手をこまねいているのではダメだろう。
◆結果的に5月末に鳩山が辞任するかもしれないが、しかし、きちんと相手と話をして説明をし、理解を求め、助けを求め、検討をお願いし、そこまでやったが合意に達しなかったので、責任をとってやめる、という姿勢であれば、国民の理解はえられるだろう。

近藤義郎先生を偲ぶ会(2010年04月11日)

◆岡山で《近藤義郎先生を偲ぶ会》が開催された。参会者は011e9313.jpg160人に上るという。708b7520.jpg
オレが楯築第5次、権現山51号の2回にわたって、岡山大学の調査に参加させていただいていた頃の仲間がかなり全国から集まり、旧交を温めた。
◆献杯挨拶に立たれたのは都出先生、近藤先生の学問とともに、人間性の問題点について言及されたのは印象的であった。
◆オレは、近藤先生に破門されたようなされていないような・・・。他大学だったし、世代的にも親子関係に近いので、おこられたけれども、岡大生の比じゃないだろう。コワイ先生だが、そんなに怖がることもなかった。先生は、先頭に立つ大変さはあったろうが、しかし好きなことをやりきって幸せだったのではないかと思う。

難波宮址を守る会の記念講演

◆4月10日(土)、1時間半をすこしオーバーした。聴衆のことはあまり聞かなかったが、少し加減が必要だったか3b5db95e.jpgと反省するが、まああんなものです。
◆この会、直木先生らが作り、何度にもわたる難波宮保存問題で活躍してきたが、役割は終わってきていると思う。大阪市大の卒業生がやっていて、面とむかって言わなかったが、丸1日ついやして準備しても、聴衆は30人程度はちと寂しい。既に活動も見学会が中心のようだが、難波宮という特定の遺跡を冠する組織を維持していくのかどうか、考えてもいいのではないか、と正直思う。

やったね

◆4月5日、いちばんうれしかったこと。科研があたった。ず~とダメだったが。これで調査費は確保、あれとあれとあれを測量して、あれを発掘するぞ、と具体的な計画、むろん申請書に書いてはいるが、現実的にこれからうごかなきゃならん。今年度は福武の研究助成ももらえるし、かなり裕福。これまでできなかったことを、ちゃんとやらなきゃ、と思う。とにかくうれしい。

中村先生・栄原先生送別の宴

◆東洋史の中村先生が副学長の任期を終えられ退職、栄原先生は特任で残っていただけるが、2009年度末9576ec94.jpgで定年退職。市大の歴史学を支えてきた両先生の送別の会が道頓堀で行われた(4月5日)。
◆クエの鍋を含む料理、このあと2次会にもおつきあいした。中村先生節を久しぶりに堪能した。中村先生は、親分肌、だけども実にものごとを良く考え、落ち着いた説得力のある話し方で、いつもカッコイイと思っていた。恰幅もいい。独特の口調なのだ。あの話し方、4年間副学長でもはや文学部教員の籍はなくなっていたので教室会議にも出てこられず、久しぶりに聞いて、「ああ中村先生だ」と思った。
◆学内行政にまったく疎い自分にとっては、中村先生の話はいつも「へえ~」と感心するが、2日たつともう忘れている。いろいろ頭に置いとかないといかんな~と思うような話がたくさんあるのだが、もう覚えちゃいない。
◆自己評価・個人評価の話が話題になった。ああいうのを聞いていると、どうでもええ、と思ってしまう。学長の給料や教授の給料の額を聞くと、そうもいっておられん、とも思うが・・・。しかしまあ、教育・研究・社会的貢献その他が点数化され、あなた何点、で給料アップとかという話を聞いたりすると(むろん、話題は、中期目標にしたがってやらなきゃいかんからやったが、なかなか評価は難しい、まして報酬へ結びつけるなんてできない、といった否定的な見方)、アマノジャクなオレとしては、抵抗して白紙で出したろかいな、とも思ったり。
◆大学人もさまざまやわな。うちの日本史の教員なんて、みんな研究が好きだから、ほっといてもやるが、たぶんそうではない人もいるんだろうし、このご時世、最低のお勤めだけしているような、そういった困った職員をどうするかというのは課題ではあるが、そこの対策だけでええのんとちがうか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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