人を幸せにする人になろう

この土日

◆その前の金曜日は、日本史研究室の卒論中間発表会でした。4回生は2人おり、古墳時代の食器をやっているMさんにやってもらいました。
◆そのあと大歴の編集委員会。に行こうとすると、鳳かどっかで電車ストップ、上下線とも運転再開見込みは18:30とか。大雨のなか、御堂筋線に向かう。
◆土曜日、豊中のシンポ。ほぼ準備0。1年前と同じ発表です。朝、うだうだやっていて、8:30に起 き、何時集合かいなと確かめると9:30ではないか。漠然と午後だろうと思っていたのでびっくり。あわてて出発し、10時スタートには間に合う。わたしは午後の1番目で40分やらしてもらいました。なかなか豪華なシンポでしたが、会場の入りはいまひとつでした。懇親会で下條先生に九州の話をいろいろ質問し教えていただきました(写真)。最近の硯の出土について学びました。纒向の桃核の年代も、IntCalでJcalでないんですね。たしかに3世紀中頃、第2四半期くらいのところでしょうか。ヤマトの河内と大和の関係をどうみるかは、やらないといけません。大和川流域の交易拠点の盛衰は、布留1までの遺跡が布留2でなくなっていく、という研究は有名ですが、画文帯と三角縁の間の差、に対応して河内の遺跡のありようが変化するのかどうか、です。
◆たぶん、大きな変化はないか。しかしこれはヤマト国形成期から、河内と大和の関係がどのように推移したか、という、当然、考えなければならない問題でもある。しかし畿内南部こそが本拠地であって、三角縁神獣鏡配布期の北部というのは、本拠地外であって、取り込んでいくべきところ、という理解も成り立つようにも思われる。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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