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人を幸せにする人になろう

そんなんで

◆で、17時過ぎまで見学し、1人を五位堂に送り、残り2人を河内国分で下ろし、1人、缶チューハイを呑んでいる。図録は、今日、3校を返しているはず、あとは凡例のところの、協力機関と個人のリストアップを入れ直す予定。その仕事がある。それと明日は後期入試の試験監督なので、実施要領をこのあと、ひととおり読まなければならない。
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五条新町で

◆重文になっている建物、このほかの指定物件も、まだ住んでおられるので、内部の見学はできな いのであるが、重文のものは、お寺などをのぞく民家で、いま建築年代のわかるものとしては最古なのだとか。1607年だって。これ国宝にしてもいいのでは。そのままではなく補修の手は加わっているのだろうが。

見学会続き

◆そのあと、広陵町の保存センター。巣山の埴輪もいいが、牧野の土器や馬具もいい。そこから巣  山古墳現地。かなり整備が進んでいる。墳丘裾の護岸を兼ねた復元、また周濠側も。宮内庁による周濠をもつ古墳の護岸工事の実績を参考にしつつ、斜面を金属フレーム内に砕石を充填したもので再現しているよう。宮内庁の場合、布団籠を積み上げ(垂直壁)、その上は墳丘斜面を土を入れて復元しているが(土師ニサンザイなど)、巣山古墳の場合、砕石で滞水による封土の浸食を防ぎながら、下段斜面を基本的に作り出すところまでやっており、この手の水濠をもつ大型古墳の整備としては、いちばん進んでいる工法を採っているように感じる。
◆すいません。工事現場で、基本的に立入り禁止なのだが、入り口のところからのぞかせてもらった。北側の道路を西に進んだ時には説明看板が立てられているのも見えた。整備工事のまっただなか、現在進行中のようである。

そのあとは見学会

◆室宮山から24号線を南下。巨勢山323号墳の横口式石槨を見る。風の森峠を抜けて五条に入る。猫塚古墳とみやす塚古墳を見学。そのあと五条バウムに行くが、祝日の翌日で休館だった。で、五條新町に 行き、ガイダンス施設の方の話を聞く。なんでも伊勢湾台風で、1階のかなりの高さまで水につかり、古文書の類はこの時にかなりダメになってしまって捨てられたのだとか。また五新線の橋脚の説明版で、戦後に工事を再開し露盤工事まで完了していたのに、レールを据える段階で取りやめになったことを知る。そこまでできていたんだ。これ廃線考古学の世界ですね。
◆五條新町の食堂で昼飯。そのあと唐古・鍵ミュージアム。Sさんといろいろ話をする。鏡作神社、遺跡現地。そのあと築山古墳に。前はあきらめたが、今回は車で接近。南の墓地の駐車場に停めさせてもらったが、北側の公園のところがいい。一周する。

2022年2月24日(木)室宮山測量

◆前日の23日は教授会。18時から図録3校のZOOM打ち合わせとしていたが、教授会終わらず。18:30にしてもらうが、その時点でも続く。結局、ほぼ終わりかけの18:45くらいに教授会ZOOMを離脱し、図録にかかる。
◆で本日24日。9:00現地。学生3人を連れていく。1人は8時河内国分、2名は橿原神宮前8:30。現地ちょうど9時過ぎに着く。最初にドローンにカメラをセットして撮影。そのあとレーザーに取り換え、まず全域。堀・堤を考慮して広めに設定。その途中で、室宮山の展示を見に行き、現地に戻ると、墳丘部のより入念なレーザーの前半が終了したところ。これで10:30くらいかな。そこで、あとは任せて現地を離れる。かなりの面積を無理な価格でやってもらっているが、まあ午前で250mの前方後円墳の測量データが得られるわけだ。

2022年2月19日(土曜日)あいかわらず

◆あいかわらず9時過ぎには職場に来て、雑用をやっているが、まあ進まないこと!。白髪山整理。島根県の講演会のユーチューブ配信対応。人事関係の書類を読んだり・・・。

2月18日、テレビに出たようだが

◆しばらく前に取材を受けた。テレビに出るのは嫌いなので断っているが、今回は、大学広報部を通して依頼があり、また陵墓のことだったので承諾した。収録は1月の下旬だったか。放送日が2回延期され、18日との連絡を受けていた。白髪山古墳に向かっているところで記者から電話があり、17時過ぎです、と。まあしかし、白髪山古墳の事後検討会からの帰りの途中で、またそもそも家にテレビもなく、見ることはできない。
◆大仙古墳は允恭陵ではないかと思う、という話をしたわけです。また嫌われるんだろうな。

疲れた

◆この間の11・12・13の3連休は毎日出勤し、10時間くらいずつ働いた。ほとんど休みなく働き続けている。一度、寝続ける日を作った方がよいかも。
◆この間、gyaoのレモンハートで。男兄弟の下が、よくできる兄貴に対して、自分は不幸だとぼやく。メガネさんが怒る。なんで企業が、いい大学のやつを取ると思うと聞いたのに対し、そいつは「頭がいいからだろう」と。それに対してちゃうと。頑張れる人間だからだ、と。まあそうやわな、と納得。できないとあきらめる、ほおっておくのでなく、やれるようになる、わかるまで調べる、そういうことを重ねてきた人間だからだ、と。

2022年2月18日、白髪山古墳の立入り観察

◆阪神高速大和川線のおかげで、白髪山古墳横の駐車場に12:30くらいには着く。日歴協の 陵墓関係見学会要員の役を仰せつかっています。東京が中心なので、参加できない場合に大阪のわたしが行く。むろん日程があう場合だが。大歴の陵墓担当からは完全に離れています。
◆2段築成なんでしょう。かなり墳丘が改変されているよう。1969年に宮内庁の調査で、濠底、下段の葺石、テラスの埴輪列、上段の裾が検出されているらしいが、未報告。陵墓の護岸工事前の調査をするようになっても、成果を紀要に報告することが定型化する以前なんだと思う。白髪山については、このいちばん重要な成果が未報告なので、いまの墳丘が客土がかなりあり、調査区の深い位置で葺石が検出されているのか、テラス面にしても現状は起伏が多いが、どのくらいの深さで埴輪列が出ているのかわからない。したがって、現状の墳丘をどう考えるのかという場合の、もっとも大きな手がかりについての情報がないわけだ。
◆それにしても、新聞やテレビの関係者が1名というのは寂しいですね。ほとんど関心を示されていないということなんでしょう。
【写真】北側面。手前が前方部、むこうが後円部。さて簡単なレポートをまとめなければならない。

2022年2月18日、古文書プロジェクト研究会

◆9時から、研究会開始の10時までの間で、簡単なメモを作る。本日の研究会は、伏見屋善兵衛文書の報告。そのあと今年度の成果報告についての簡単な進捗報告の後、作成したメモをもとに、森ノ宮新センターの構想について議論。
◆大阪の歴史文化研究センターの設置をめざし運動をしている。まずは研究科内でアピールしなければならないし、それを全学で認めてもらうため、どういうものをめざすかというコア部分の意思疎通を図るための議論。
◆12:05まで。そのあと、ある資料を受け取り、すぐに羽曳野市白髪山古墳に向かう。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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