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人を幸せにする人になろう

再整備された池田市茶臼山古墳

◆前に行った時は、再整備前。宅地開発に対し、発掘調査で判明した60mの前方後円墳の保存運動 により、公園として残された。2015・16年に、再整備に向けて、墳丘部の確認調査が行われたらしい。その報告を見ないといけませんね。それにもとづき再整備され、看板もきれいになっています。
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池田城にはじめて行く

◆池田氏は、最後は家臣の荒木村重に実権を握られ、村重は池田を廃城として伊 丹に有岡城を新た に築城する。この池田城、猪名川から見ると、とてもよく目立ちます。いままで池田に行くことは何度もあったが、行かなかった。公園として整備され、発掘調査がなされ遺構が確認され表示もされている。しかし、それとは別に南西部に櫓が建てられている。1階部分に簡単に池田氏と池田城の説明があるが、あまりリキは入っていない。資料館の展示面積が限られるなか、池田のマチの出発点となった、池田市・池田城の歴史を、この建物でしっかりやってほしいもの。
◆池田市の実情はわからないが、最後に面白いパネルでの説明文があったので、示しておきます。この櫓、白壁・瓦葺の外郭塀、目の前にある庭園、これらはすべて池田城になかったツクリモノということである。市としては、城なんだから城らしくという、文化財保護部局とは別の市長部局の要請に押し切られたんでしょうね。

二子塚の墳丘測量図

◆2年前に少し調べ、去年だったか足を運んだ後期前方後円墳の二子塚。2年前に調べた時は、もう 少し粗い図だったような気がする。が、資料館のパネルに新しい?測量図が掲げられていたので、撮影させていただいた。ごめんなさい。

池田の町 池田市歴史民俗資料館

◆在郷町・池田。南下して池田市歴史民俗資料館。そこのパネルにあった池田の町の図。近世絵図では既に城はないので、絵図のトレース起こしとしては、こうなる。が、これに城を記入していただけるといいのですが。
中之町というところを少しウロウロしました。

閉まっていた川西市郷土館

◆城山のふもとに、江戸時代に多田銀山の鉱石から精錬していたマチができていたとのこと。城の登り口まであるいていると、石垣に交じって金属ケラを積み上げた壁面がある。別子銅山を思い出す。
◆で、ここに川西市郷土館というのがあるのですね。平安家というのが精錬をやっており、すごい屋敷が残っていて、それが川西市の所有となり、郷土館の構成資産になっている。ほかにも6つ?くらいの建物などがある、複合施設になっており、全体を川西市郷土館というらしい。残念ながら、耐震工事のために休館中・・・。今年の秋に再開するとのこと。改めて来たいですね。

シオジイの城 山下城(獅子山城)

◆多田庄の国人筆頭の塩川氏の居城とされるも の。シオジイはこの家筋なんだとか。

囲形埴輪だ

◆多田神社でも見ました。

2024年1月25日 多田神社

◆3回目。平日ながら参拝者は途切れなくいる。家綱の時代に源氏発祥地と して重視され、元禄にい まの本殿はじめとする社殿が整備されたとのこと。燈籠の年号も元禄がほとんどである。本殿の棟には三つ葉葵の紋が入っている。重要文化財とのこと。
◆多田源氏の本拠地が、きっと神社下や、一帯にあるのでしょうね。

2024年1月25日 川西・池田・豊中へ

◆大学院の授業のラストを現地見学にあてた。10時に阪急・川西能勢口駅集合。一般車が寄せられ る場所はなかったと思う。無事に参加者を乗せ、まず多田神社に向かうが、途中、勝福寺古墳に立ち寄る。2回目か。北側に駐車場が設けられ、遊歩道ができあがっている。古墳自体は、フェンスに囲まれ、立ち入れない。石室が北向きなんですね。丘陵尾根の制約だろうか。

2024年1月24日 実習展の設営

◆毎年のことながら、今期は、こちらでテーマを決めた。府立大阪博物場である。昨年からクラス が2つになり13人とちょうどいい人数。なんとか要所で割り当て、筋を決め、分担分について調べてもらい、パネルの文案を作り、関係資料の画像等を集め、進んできた。年明けからいよいよこちらも稼働し、パネルをインデザで作り、展示設計(パネルの配置)をやり、ごぎつけた。
◆結局はみな、今日、授業時間内にパネルを切る(お膳立てをやりすぎかも)。こっちは大学史で展示ケースの準備、パネルボードの倉庫からの取り出し、杉本図書館の博物場関係の資料の貸し出しをやり、1645の5限開始時に設営場所で「待ち」。おいおいパネルがやってきて、ボードの配置、パネルの貼り付け、展示ケース2個への資料の配置。まあ、だいたい授業時間内のなかで完結。解散後、少し残務をやって、20時。
◆ささやかなものだが、学生が週1の1コマの15回でとなると、こんなところだな。まあまあ、うまく回った年になったかな。もう仕事をする気もなく、帰るかな。次は2月2日のイベントだ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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