忍者ブログ

人を幸せにする人になろう

地方議会の男女比

◆本日の朝日新聞。これを見ていると、兵庫県小野市が男女同数なんだとか。すごいね。
PR

マイナンバー制度

◆カミサンが、移籍する大学の任用関係の書類を見て、書かせる番号が多すぎる!、と怒る。基礎年金番号とか、保険証とか、私学の共済(私学は共済じゃないんだろうけど)とか、当人でないので多さ加減の実際はわかりませんが・・・。いま政府は顔写真入りのマイナンバーカード(カタカナのみ)発行の比率を上げようとしているが、そうじゃなく、紐づけての運用を進めてくれ!、と。そうでないから、いちいち個別のID番号を書かされ、たまったものではない、と。
◆自分のことでいえば、わかる範囲のIDとかパスワードとか、ぜんぶ書き上げてプリントしたものを備えるようにしています。年寄りにはネット社会はつらいです・・・。

保育士の配置基準

◆トマホーク500発を2023年度に2000億円かけてアメリカから購入するんだと。かたや「異次元の子育て」には金をかけないのですね。目がゆきとどかず、車の中で熱中症で死亡する園児もあとを絶たないではないか。労働環境が劣悪、かつ低賃金、なり手が不足していくのとちゃいますか。
◆貝塚市の来年度予算753億円(8.8万人)、和泉市1281億円(18.6万人)、吹田市2638億円(37.4万人)だそうです。どう思いますか。職員費、事業費すなわちウン十万人への公的サービス費、すべて込みの1自治体の年間予算がこれですよ。それに比べ、トマホーク2000億円がいかにバカ高く、1人1人の国民の暮らしと無縁であることがよくわかる。2023年度防衛費は5兆から6.8兆円だってよ。どうする国民!。

レベルとトランシット

◆春の測量にむけて、学部生3人に練習をしてもらう。1月に少しやり、昨日2月15日に時間をかけてがっちりやってもらった。ねらいは、トータルステーションをいかに迅速に立ててもらうか。が、レベルも加えた。
◆レベル。平板測量で古墳の測量をしていた時は、練習などすることはまったくなかった。学生は測量をやることで自動的にマスターする。むろん院生の手ほどきがある。また初期は、既知の基準点から、1キロとか2キロとか、古墳まで水準移動をしていた。しかし、測量も、基準点は業者がGPSで対象たる古墳に設置し、レベル移動がなくなり、測点測量もトータルステーションになり、もはやレベルは使わなくなった(当初は墳丘内の測量基準点の水準はレベルでやっていた)。が、発掘現場ではレベルを使う。なので昨日15日に、野帳の付け方含め、恥ずかしながらやりました。
◆でトータルステーション。これも日常的に測量調査をやっていると、わざわざ練習をさせることはなかった。実践あるのみ。すべて現場で覚えるという主義だった。が、年齢もアラカンとなり、手測り測量もコンスタントにはできておらず、昨年度は未実施。また院生が十分いると、彼らに学部生の基本技術習得を任せられるが、そうでないので、やるしかないと。
◆練習は、マシンでなく、ターゲット立てでやる。同じことだから。脚がすべてと叩き込む。3人それぞれに三脚とターゲットを与え、昨日は10回ずつやってもらう。最後には10分ほどで立てることができるようになった。ほんとは斜面でやるべきなのだが、学内ではそうもいかない。
◆次は、再度の復習の上に、マシンを載せて、データ入力し測点を測るところまでやろう。自分なりのマニュアルを残したいものだが、そんなこともやっておられん。

いまさらですが伏見城

◆ようやっと広告用チラシを作りました。

三角縁、ついでながら

◆権現山の報告書の準備で、同笵鏡をできるだけ見てまわった。張氏作3×5は、泉屋2面、香川の奥3、磐田市の蓮福寺、だったかな。ほかにもあったかもしれないが・・・。あと、備前車塚で2面出ている、陳是作4×2だったか。これは東博の車塚2面と、あとはなんだっけ。記憶だけで書いてます。それと耕三寺博物館との同笵が新たにわかったヤツ。
◆三角縁の実測は、4人でやったが、岡山に出向き、何日かかけてやった(この時トレースまでしたかは記憶にない)。いまI県のTさんの下宿に泊まらせてもらった。さて、同笵鏡の観察に行く時、近藤義郎先生が「もってけ」と、権現山の三角縁をもって出た、と思う。こういうのも記憶がおぼろ。香川県の埋文センターにあった奥3号を見に行く時と、耕三寺博物館に行く時だったように思う。これいつの話なのかね~。M2?orD1?。いまでは考えられないことでしょう。

150年の歴史ある小学校

◆年明けの授業で、明治の学校についての3回生の発表を聞く。大阪は寺子屋が約2000あり、全国一だったそう。それはそれ。
◆本題である小学校の話。いま、あちこちで、開校150周年という横断幕を掲げている小学校を見ませんか。京都は早いが、普通は明治5年の学制からということになる。各府県に奨励していたが、おそらく進まないので国が音頭を取ったということか。開校150周年という横断幕は、依羅、堅下、寝屋川南、などで見た。これらは1872年M5開校で、五箇荘は1873M6とのこと(2023年に150周年)。2022年以来、この数年間に150周年を掲げる小学校が、各地でもっとも古い小学校ということになる。

横穴式石室をちゃんと見る

◆いま3回生の学生が、卒論で横穴式石室をやろうとしている。一緒にじっくりと石室を見て、とて もよかった。たいがい何度か来ているので、せっかくなのに真剣に向き合っていないことを自覚。今回、石室のなかで、いろんな気づきがあった。が、ちゃんとメモしていないのはダメですね。石室は図面だけながめていてもダメだ。いまなら、ひとつひとつメタシェイプを作っていくことができる。でもこれも、写真を撮ってマッチングさせることが目的になりがちか。大きめの図を用意し、観察し、記入していくという営みが大事ですね。で、ひとつひとつ純粋に石室から年代を考えてみる。標式古墳の特徴を頭に入れつつ、個別はそんなに典型例ばかりではないものを、考える、判断する、ということだ。
◆こないだ、赤坂天王山で、ひとつ気づきがあった。既にわかっていることか、報告書を見ようとするが、見当たらない。この石棺、黒漆を塗ってませんか。正面の縄掛突起の下の斜面部は、ノミで仕上げられた面がよく残り、表面に黒い皮膜がある。ほかのところでも、風化していない面には、縄掛突起の下ほどには残らないが、ほとんど雨水で流れてしまっているものの、やはり黒い部分が残るところがある。石棺は白いものと思っていたが、そうでない?

2023年2月11日、考古見学会

◆2回延期していたもの。横穴式石室ツアー。桜井駅に集合し、学生3人を乗せ、まず粟原。
◆ムネサカ1号墳。森本さんの敷地に入り、古墳に行くので通らせてくださいとお願いすればよい(かつては急斜面にはりついて上っていた)。2号墳の石室もちゃんと見る。粟原寺跡。
◆忍坂方面に戻り、越塚。以前に1度来たかもしれないが記憶がほぼない。なかなか、いい石室です。この時、場所がわからず、畑で作業をしていたご夫婦に尋ねると、おじさんが付いてきてくれました。で、そのあと天王山に行くというと、これまた原付で案内してくれました。ありがとうございます!。いつもは1号墳だけで次に行っているが、おじさんが2号墳・3号墳を案内してくれたので、はじめて。2号墳の石室を見て(天井石が見えるが埋まっていて入れない)、3号墳の石室にも入る。
◆一度、東に戻って舒明陵。背後を一周するのはやめておく。そのあと、浅古に抜けて、秋殿南古墳の石室。そこからメスリ山もと思っていたが、ひとつひとつの石室をじっくり見ているのが楽しく、ここまでで昼を過ぎているのでスルー。
◆谷首古墳の石室。安倍寺跡を横目に、文殊院西古墳。艸墓はいまは入れない。
◆そこから天理に北上し、速報展。歴史文化芸術村。この施設はなかなかよいですね。仏像の修復などをするところで、かつそれを見せる施設。道の駅も併設され、お客がわんさか集まっていて、駐車場もいっぱいでした。
◆そこからまた南下して、桜井市埋文センター。桜井市の横穴式石室のガイドブック、改訂版を購入(前のやつが見当たらず、また濡れてヨレヨレになっていた)。これで17時。ひとりを近鉄桜井駅に下ろし、あとの2人は大阪なので、河内国分まで乗せていく。途中、藤原宮中心部を横切る。電車の方が早かったですね。国分18時。
◆そのあと、カミサンが3Dプリンタをもって帰って家で作業をするというので、寝屋川へ。

2023年2月3日、和算と天王寺界隈

◆社会人を中心とする授業の担当をし、その履修生だったみなさんとのまちあるき3回目。寒い時期なの で、今回は座学をメインとし、Yさんの和算の話を聞く。そのあと、まちあるき。
◆北山不動、元禄期の医者北山壽安の墓所。浄春寺。ここには麻田剛立、その弟子(名前を忘れた・・・)、田能村竹田、医者の各務夫妻の墓。そこからまたすこし歩いていくと、陸奥宗光など陸奥家の墓所。同じ場所に、小松帯刀の墓跡(薩摩に移設)、家隆塚。愛染さん勝蔓院。清水寺の算額。安居神社(真田幸村戦没地、大丸の下村家が支えた天満宮)。解散。有志は昼飯。
◆一心寺。大坂の陣のガイダンス施設。茶臼山一帯は、冬の陣は豊臣方は籠城なので、家康の陣地となる。夏の陣では豊臣方の陣地となり、和気清麻呂がうがった堀を面して南の徳川方と対峙する。一心寺には、本多忠朝の墓所。会津藩士の墓(京都だけでなく大阪市中の警備も担っていた)。骨仏。
◆そのあと茶臼山(写真)。統国寺(ベルリンの壁がある)。解散。

プラグイン

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
8 9 10 11 12 13 14
15 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索