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人を幸せにする人になろう

で誉田御廟山

◆日歴協のなんたら委員として事後検討会に参加する。東京から来るF氏と15時くらいに事務所前と 話をしていた。拝所に行くと、右サイドから、なかに入ったメンバーが斜面を降りてくるのが見える。今年は半分の8学会8名、来年また8名が入る。
◆事後検討会の会場に向かう。安閑陵立入り時と同じ会場。そこで中で撮影した画像を見せてもらう。イメージは湧きますね。
◆それにしてもマスコミはあまり熱心ではない。陵墓立入りも年月を重ね、ニュース的新鮮味はなくなっている。立ち入って何か画期的なことが判明するわけではない。まあ、それでよいか。静かに、学問的観点から観察させてもらったらそれでいいのだろう。
◆古市駅前でいっぱいやって、土師ノ里から歩いて帰宅。
◆濠底が浅く、汀付近に基底石らしいものもあるという。ほぼほぼ下段はいま見えているわけだ。あまり水による傷みはなさそうだが、少しはあるよう。まさにいまの汀付近が基底部あたりなので、その部分の保護策を大規模でなくやっておくことが、保護上はよいだろう。
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2023年3月3日、久津川レーダー→誉田御廟山

◆車検で車なし。朝、片町線まわりで久津川駅。レーダー探査の準備が始まっているところに合 流。途中から、けっこう働きました。天理大学のみなさん、またお世話になります。昼過ぎ、現場を離れ、橿原神宮前経由、南大阪線で土師ノ里駅へ。駅舎脇に世界遺産からみで古墳の解説パネルがならぶ。
  ◆仲津山の脇を南西へ。久津川の今年度概報で書いたのですが、墳丘斜面より、堤の斜面はきつめに設計してある。 仲津山などはきわめて良好に残っているので、水平距離と高低差を出せばすぐわかる。久津川車塚古墳でいえば、堤斜面はほぼ30度くらいである。

メスリ山後円部脇のソーラーパネル

◆こんなものができているのだ。墳丘からははずれているのだろうが、かなり際です。もともと造 成された土地だったので、そこにソーラーパネルを作るというので確認調査をしても地山がでるだけで、遺構なし、OKなのだろう。が、本体を守るバッファが必要との観点からは、どうであろうか。

酒船石遺跡の亀形石

◆300円の協力金を納める。天気も良く、平日だが、一定の年配の人たち、夫婦もいれば、お ばさん仲間のグループなど、多くの人を、牽牛子でも梅山でも植山でも、あちこちで見た。で、亀形石のところ、おばさん3人がいたが、有料なので帰って行った。われわれ以外は誰もいない。
◆で現場。傷みと汚さが目立つ。これだけのものが掘りだされ、誰しも埋めてしまうのはもったいないと思う。が、遺構は傷む。いまなら、できのいいレプリカを作り、薄く保護層を入れて、上にレプリカを置いた方がよいだろう。石敷きの石たちは、動いているものは動いてしまっているように見える。
◆どこもかしこもキャラクターを作っている。

植山古墳

◆背後の丘陵の公園ができあがっている。その頂部から、南面の植山古墳本体を、むこうの丸山古 墳を入れて撮影。天気がよい。古墳本体の整備は時間がかかっていますね。

牽牛子塚

◆復元の妥当性については、報告書を熟読してみる必要がありますね。
◆こうした八角墳を造り上げたことについての意見がさ まざまあろう。1年前にほぼできあがった姿を南から遠望して「作っちまった」と思ったが、こういうのも、ひとつあってもいいのではと思うようになった。根拠がどこまであるか、それに対してどう判断し決定したか、その筋道を明確にしておけばいいのでは。こういうのも、現時点の仮の姿。厳密性より(むろん追究が必要)、一般のひとたちに八角墳をわかりやすく伝える意味は小さくないと思うから。たくさんはいらないが、陵墓ではできないので、ここで示す意味はあるか、と。

JR畝傍駅

◆JRはこの建物はもういらん、と。無人駅で、この建物はゲートみたいなもの。で橿原市に話が行 くが、橿原市も金かかるしいらんと。地元の心ある人たちは、このままでは解体撤去になることを憂い、なんとかしようと動き始めているらしい。八木の辻からほど近く、歴史的町並みのひつつの重要な構成要素なのに。

2023年2月28日、飛鳥見学会

◆26日から計画していたことがあり、学生らに時間を空けておいてもらっていたのだが、延期にな る。せっかくなので、この日は、前回の横穴式石室見学会の続きとする。
◆小谷古墳→牽牛子塚古墳→岩屋山古墳→平田梅山古墳→五条野丸山古墳→植山古墳→小山田古墳を横目に菖蒲池古墳→野口王墓古墳→鬼の雪隠・俎板→カナヅカ古墳→打上古墳→都塚→飛鳥宮跡→酒船石→明日香村の展示室→メスリ山古墳→茅原狐塚古墳、こんなもんやったかな。
◆茅原狐塚では、車をとめるところなく、作付けしなくなった田の平場に入れたところ、前輪がいぼる(博多弁)。ロードサービスをよび、引っ張ってもらう。この間、考古ゼミの話し合いをして、旅行などの予定を決める。

鍵が・・・

◆2月24日、大阪歴史学会の例会だった。一度、研究室を出たが、忘れ物があって一度戻る。阿倍野学習センターの例会に出て、懇親会に行く。飲み会にさそわれていたので、久しぶりに電車に乗った日であった。で、河内山本くらいで、鍵がないことに気づく。23:30頃。研究室は、鍵で閉めなくても、内側のレバーをひねれば施錠される。部屋に鍵を置いたまま、これで閉めてしまったのかと。で、家に入れない。カミサンは、最終新幹線で東京から戻りで、高井田0:20。仕方なし。
◆翌日は入試で出勤。守衛さんに、鍵を中に入れたまま閉めてしまったので開けてくれと依頼。いま見回り中なので、連絡すると。で、待つために部屋の前に行くと、鍵が鍵穴にささったまま・・・。
◆鍵はドアの裏に掛けている。部屋を出るとき、そこから鍵をもって出て、レバー操作で施錠。が、忘れ物があって、取りに戻ったのだった!。その時、部屋を開けてすぐ忘れ物を持ち出すので、鍵を差したままにしていたのだった。モノを取ってすぐに部屋を出た時、内側のレバーで施錠、鍵を差したままであることを数秒後に忘れている!。レバーで自動施錠が習慣化してしまっているわけだ。出た時、よく見もしない。バタンと閉まるのを確認するだけ。年寄りであることを痛感する。
◆で、月曜日、まったく同じことをやる。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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