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人を幸せにする人になろう

へこたれる

◆2015年10月、骨折し、2週間入院していた間に、2本の論文をアラアラ書いた。1本は何だったか、思い出せない。もう1本は、その後、秋、なんとか書き上げ提出。なにかと完成原稿というには不備なところをかかえていた。その後、いくつかの経緯もあったが、ようよう査読され、その結果が帰ってきて、あきませんと。
◆もう直す気力もなく、落としてもらうことにした。けっこうリキを入れて書いたんですけど・・・。厳しい批評をもらうと、まあ、平気を装いたいが、へこたれますね。まあ、この悔しさは、10年後、20年後にどうなっていくのか、見届けてやろうと思います。まあ、けっこうアバウトな議論をしているわけだが、全体を俯瞰しているつもりだし、個別テーマの手堅い論文でなく、そういうのがふさわしいと思ってそうしたんですけど。残念です。
【追記】チャンスをいただけることになり、再チャレンジすることになりました。まあ、やってみます。
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愛媛

◆木曜日と金曜日、愛媛に行っておりました。こと細かに報告したいところですが余裕なく、ひと まず行程のみ。木曜日、久米官衙遺跡→葉佐池古墳→人物博物館(木器の展示)→運動公園の古墳→昼飯→県立歴史博物館→笠置峠古墳→新発見のなんたら向山古墳→小森古墳→戻り。2日目。名本さんと懇談→松山市考古館(埴輪の企画展も)→県埋文センター(土壇原古墳群の展示)→愛媛大学ミュージアム→妙見山古墳→相の谷古墳群。でした。
◆E大学Yさんにすべて見学地をセットいただきました。ありがとうございました。

だいぶ疲れている・・・

◆昨日、22:30過ぎに家に着くと、ぐったりで、そのまま布団直行、朝まで目をさますことな く・・・。
◆カケ、だいぶ迫ってきました。メールのやりとりも流れ、添付ファイルを見た10人ほども特定され、記者は個別に当たり、最初は「答えられない」だったが、2日目には確かにまわっていた文書だとの証言も引き出された。そして今朝の新聞では、そのメールのやりとり、すなわち内閣府側から文科省関係課長と面会したいとの連絡があり、その調整がなされ、夕方に永田町の会議室で公表されているヤリトリがあり、翌日、そのメモがまとめられ関係者にまわされた脈絡も明らかになった。メールの本文、発信時間も掲載されている。いよいよシラを切り通せないところまで埋まってきている。

遠山の金さん~~~~!

◆「うぬら、これでもまだシラを切るのか!」

                              ※取扱注意
藤原内閣府審議官との打合せ概要(獣医学部新設)
1.日 時:平成28年9月26日(月)18:30~18:55
2.対応者:(内閣府)藤原審議官、佐藤参事官、(文科省)浅野専門教育課
長、○○補佐
3.概 要:
平成30年4月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、
 共有いただきたい。成田市ほど時間はかけられない。これは官邸の最高レ
 ベルが言っていること(むしろもっと激しいことを言っている)。山本大臣
 も「きちんとやりたい」と言っている。
○成田市の医学部新設の際には3省方針を作成したが、これは東北新設時に
 復興庁と方針を作成していたため、同じ形でやることとなったもの。内閣
 府としては方針作成が必要だと考えていないが、文科省として審査する際
 の留意点を出す必要があることは理解。
○クレジットは、内閣府と直接の規制省庁である文科省がマスト。関係省庁
 が入らないとできないわけでもなく、農水省・厚労省を入れたいのなら、
 文科省が動く必要あり。ドライに、両省が協力しないなら「彼らがやらな
 かった」と責任を負う形に持って行けばよい。いずれにしても第2回分科
 会で方針原案を決めるスピードでやる必要。
○(今治市構想について、獣医師会から文科省・農水省に再興戦略を満たし
 ていないと指摘する資料が届いており、簡単ではない旨の指摘に対し、)必
 要であれば分科会に獣医師会を呼ぶ。成田市分科会に医師会は呼んでいな
 いが、文科省と厚労省で選んだ有識者の意見を聴取した。反対派は呼んで
 ないが。有識者を呼ぶ回を作った方がよければやる。
「できない」という選択肢はなく、事務的にやることは早くやらないと
 任を取ることになる。早く政治トップの判断に持って行く必要あり。文科
 省メインで動かないといけないシチュエーションにすでになっている。
○(他の新設提案者はどうするのか、との問に対し、)成田市の際には、3省
 方針に「1校」と記載。諮問会議としては3省が決めたことなど知ったこ
 とではないが、方針を出さないと省として持たないということで作った。
 裏では政治的なやりとりがあった。

◆わたしなりに解説を加えてみます。
◆東日本大震災のあと、東北大学に○○を新設した時(附置研究所「災害科学国際研究所」のことか)、文科省と復興庁で方針を作成したらしい。
◆「国家戦略特区」により、成田市の国際医療福祉大学に医学部を新設する際にも、同じように関係する3省方針を作成した。これには一定の時間を要した。裏で政治的なやりとりがある案件で、これも異例の扱いであったようであり、文科省としては医学部を新設する合理的説明ができず(「持たない」)ので、3省で合意済みという方針を出す必要があった。成田市の医学部新設を審議する分科会には、文科省と厚労省で選んだ有識者(反対派は呼ばれていない)の意見を聴取し、御用学者の「必要性がある」というお墨付きをえる手続きを取った。ほかの提案者への対策としては、方針に「1校」と記載し限定した。
(国家戦略特区における規制緩和により、成田市において国際医療福祉大学が医学部を新設する計画が平成27年11月に認められました。平成28年3月に国際医療福祉大学が文部科学省へ医学部の設置認可申請を行い、平成28年8月31日付で、文部科学大臣より正式に認可されました。国際医療福祉大学医学部は、平成29年4月に開学しました。[成田市HP])この際、日本医師会などの業界団体は、将来的に人口が減少すれば医師は余り、医学部新設に反対していたらしい。
◆安部総理は、今度の今治市の獣医学科新設案件について、2018年4月開学なので、逆算して最短のスケジュールでやれと言っている。山本大臣も首相の指示に対し、「きちんとやりたい」と合意済みだ。
 内閣府としては、文科省の前例から関係省庁が合意した方針を出す必要があるとの見解に対し、必ずしも必要だと考えていないが、留意点をまとめた文書を作成しておく点は理解している。しかし内閣府と文科省でやればよい。文科省がもし農水省・厚労省も入れるというなら、文科省から働きかけろ。両省が協力しないなら「彼らがやらなかった」と責任を負わせればよい。
 とにかく、文科省が主導的に動かないといけない状況だ。「できない」という選択肢はないから、事務的にやることを早くやらないと、責任を取ることになるぞ。早くこの獣医学科新設の案件について、政治トップによる「国家戦略特区」認定に持って行く必要ある。だから、第2回分科会で方針原案を通すスピードでやれ。
 「獣医師会から文科省・農水省に再興戦略を満たしていないと指摘する資料が届いており、簡単ではない」との文科省の説明に、内閣府側が?、獣医師会がごちゃごちゃいうなら、賛同してくれる獣医師を有識者として分科会に呼んで進めればいい。

大阪城本丸平面図ができた

◆残っていた山里丸の測量をやってもらっていたが、その成果がまとまり、以前の上の部分の成果 図を合体させた全体ができあがった。1/500。これまでも公園サイドが、公園管理のための平面図を何種類か作成しているが、重ねてみるとズレがあったりして、精度に不安を覚えていた。が、これで最新の高い精度の平面図ができ、今後、これが用いられて行くであろう。
◆また3次元測量によっており、このアウトプットは単純な平面図ではあるが、3次元データがバックにある。本丸の上の段と山里丸との間の石垣についても、石垣陰影図を作ってもらう予定で、意識してデータを取ってくれと頼んでおいた。なので、平面図作成目的の測量だが、1/50くらいの石垣陰影図はできるだろう(前に天守台でも実験済み)。以前、桜門東側で1/20くらいの精度高い石垣の計測をやり、それだと刻印まで見えるわけだが、そのレベルでそろえることは大変。なので、1/50くらいで中心部から作成していきたいもの。
◆熊本城のこともあり、頑丈な大阪城石垣ではあるが、現状の3次元データを取っておくことは、文化財行政的にも必要なのだが・・・
◆1回生向けのコース決定ガイダンスがあり、久しぶりに担当しており、朝からパワポを直し、午後、それにでかけていると、今日1日、思いのほか、何もできなかった。あ~あ
◆前年度の、飛鳥千塚の横口式石槨についても、おいおい紹介していきます。今年度の計画を早く立て、前半期にやるべき計測を早くやらんといかんのですけど・・・

大阪歴科協の大会

◆なかなか興味あるものです。が、こっちはこっちで25日の大会運営に、できるだけのことをやっ ておかねばならず、余裕がないかも、です。

まあいろんな仕事が舞い込むもので

◆あれよこれよ、こなしております。
◆しばらく前に新聞に載ったグラフ。恐ろしい急増。まあしかし、ず~と続くかどうかは別。ホテル整備とか、民泊も、慎重に。京都の空いている町屋50軒をワコールが宿泊施設にするのだとか。会社は嫌いだけど、いいアイデアだ。

さらに材料が増えてきた

◆6月に突入ですね。
◆カケ。官僚で前川君の先輩で、内閣参謀参与になっていたおっさんも登場し、これがカケの理事 をやっていて、当然話題にしたと。この人、千葉科学大学の学長だって。明々白々の天下りとちゃうのんか。
◆TBSのおっさんがレイプして逮捕状まで出たのに、取り消されたという。菅が警視庁?に指示した蓋然性が濃厚。千葉大の学生らが集団でレイプしたら実刑判決。おっさんが、いっつもやっていることをやったら許される世の中らしいですよ。どちらも犯罪。法治国家というのが何か、教えたれや。お友達はまもっても、沖縄の人たちの感情やサンゴ礁などに、寄り添ったり守ったりする気など、さらさらないやつらである。
◆文部官僚の反乱、自民党内の反乱、少しずつその種はまかれ育っているだろう。「おかしい」という人が束になる日も近いのではないか。

やっぱり議論することやね

◆大学史に返却物をもっていく。先週、金曜日に、博物館実習でやった恒藤記念室を、保護者会(1 年生対象だが、うちでもやるようになったんですね)に集まった親たちに見せる機会があり(まあそのためにそれに間に合うように展示したわけだが)、けっこうな人が見たようです。写真は、5月16日の実習風景。
◆あわせて、いろいろ話をしていると、来週の授業のイメージもできてきたし、次年度前半期は大学サイン大作戦をやる、といった構想も生まれてきた。やはり仕事は、顔をあわせて議論することが大事ですね。
◆大阪の子供は小さい頃からボケとツッコミを学習するらしい。2歳くらいの子が、ズボンだったか、一方に2本足を入れて、まわりに「はよ」ツッコミを入れろ、という視線を投げるのだとか。笑っちゃいますね。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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