人を幸せにする人になろう

レキハク続き

◆まあ、原始(だったか)・古代、中世・近世・近代・現代、それぞれひとつの博物館ほどの規模がある。こんなものを見続けe419a775.JPGると疲弊してしまうわけである。なので、ひとつひとつをじっくり見ないとコメントしにくい。が、たとえば古代。7世紀史があって律令国家ができて、8世紀はそれなりに機能していて、9世紀になって変質していって、と。そっから先はイメージしにくいが、通史的には取り上げるべきことはいろいろあるわけだが、むろん、実際の展示物で構成しうるものとしにくいものはあろうが、なかなか日本の古代史の姿がどこまで表現できているかといえば?なわけです。貴族の寝所とか服装とかのスペースがけっこうあったりもしたが、そういうのもあってよいが、ほかに任せてもいいんではとも思う。古代史の人としては、もっともっと知って欲しいことはあるんちゃうかと。まあけっこう文字資料はつらいだろう。誰も読んでくれないので。ざっと見たところ、近世以降に人はいたが、古代史と中世史は数えるほどしかいなかった。
◆日本の歴史全体といえば、どんどん論文は量産され、展示が追いかけるのはしんどいであろう。まあでも、歴研と日本史研の講座が10年ごと?に刊行を繰り返しているくらいのペースで入れ替えたりするのが理想だろう。現実論は引き算なのかもしれない。盛り込みたいけど全部は無理ななかでなにを取り上げるか、ということなのかもしれない。がやはり、進展にbd791851.JPGあわせた更新や充実はやらなあかんやろ、と。そうした時にいまの体制でできるか?というのが、ひとつまえの記事。
◆ショートコーナーの地図の展示が面白かった。近代・現代はあんまり記憶はないが、近代は所在地の佐倉を中心とする地域史が中心だったかな。五日市憲法の展示はかすかに記憶するが・・・。それで現代というのもあって、公団住宅の復元があって・・・、と。忘れた。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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