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一乗閣移転工事

◆10月に移転先の造成工事の入札広告、結果は書いていないが、工期90日、始まりそうである。建物本体の解体の入4d5af7f1.jpg札広告もあり、これは1回目で決まらず11月に再度広告。それらの資料から図を挙げる。図面569cd93d.jpgによると、西側斜面の遺構を残す部分は、階段の部位で道路面(90m)から4mの法面をつけるが、一乗閣そのものを載せる面は1.5m(91.5m)、約100m+~約95m(西側路面からの比高さ5m~10m)にわたる尾根は、低い南側で3.5m、高い北側で約9m、ざっくりと切られることになる。
◆西縁の土塁も、中央部の段差も、東縁の土塁も、すべて未調査のまま削られる。遺物も、鯱瓦の残りの破片も含めて出土するだろう。石材も出てくるかも知れない。十字トレンチで「なにもなし」と見限られた遺跡だ。で、工事立ち会い・・・。
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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