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京都大学考古学研究会の発足

◆市大の考古学研究会がなくなり、遺物や図書を引き取った。その関係の図書も、眠っていたが、こないだ、だいたい処理し3e3aa459.JPGた。そこには京大考古研の会誌『トレンチ』もある。トレンチも、自分のいたころのやつは製本してあるが、07c05761.JPGそれも図書館へ入れることにしよう。そんなんで、市大考古研のところにあった『トレンチ』34・35・36がまた手元に出現したが、捨てるにはしのびないので、いましばらくは取っておこう。で、創刊第1号と第2号も出てきた。第1号の末尾の「会の歩み」が掲げられている。
◆1960年宇治で発足、鳥羽離宮の調査などに参加。この年の11月、小野山助手の指導で、寺戸車塚の測量をしたという。つまりは物集女車塚古墳ですね。年明けの1961年3月には長岡京第3次調査に参加。1961年にクラブボックスが吉田に移転。4月~5月、考古学教室の大学院生佐原氏に縄文・弥生文化のレクを受ける。また、堺市経塚古墳の発掘調査に参加。夏、城陽市西山古墳群、近江国分寺、比叡山大講堂の発掘にメンバーが分かれて参加。
◆創設者の一人、橋下久氏とは、こないだ兵庫津の研究会で顔をあわせた。都出先生が入学したのも同年で、最初は関わったようだが、途中で離れたと聞いている。鎌田元一さんが入学するのは1964年、栄原先生と同期である。
◆『トレンチ』創刊号の西山4号墳の概報の冒頭を掲げる。
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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