人を幸せにする人になろう

作山を忘れていました

◆作山、やっぱり仲津山でしょうね。大仙まではいかない。で290mで同型同大。同型というには異議があろう。もうちっとffc12d9b.jpg詰める。が、結局のトコロ、枠はそうでも、立地で大きく異なる。作山は丘陵側に前方部を置くので(仲津山も同じだが程度がだいぶ違う)、前方部下段・中段・上段の割り付けも変わっくる。上は後円部あわせ、下は前方部あわせ。相似墳なんて適当なんもや、と言われればそれまでだが、そうではない。そういうのが実態なのである。で大元の型はあるわけで、それに現場あわせのなかで、個々ができあがるわけだ。
◆結論として、前方部上段はそれでも発達しているので、仲津山を基本に、やや時間が進んでいるとはいえるかもしれないが、基本は、仲津山の被葬者であるオオササギの王墓をもとに造営されたものでかまわない。オオササギが427年に死んでも、作山の被葬者が450年まで生きたって、なんの問題もない。
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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