人を幸せにする人になろう

喜界島と城久遺跡(30)朝日酒造

◆3日目のスタート。まずは黒糖焼酎の朝日酒造から。ちょっと朝をゆっくりめにしようと9:30で約束する。まずは朝日酒造。見b15092f6.JPG学できるように書いてあるが、電話してもつながらないという。覗いてみると、どうぞどうぞと。
◆真夏はやはり醸造しないもので、切り替え時にあたっており、いま蒸留中のものを除き、もう完了した工程のところからタンク等の清掃に入っている。それでも、最初のところから、ひととおり、工程にしたがって説明していただく。照屋さんは醸造酒と蒸留酒のところからスタート。麹作りは米、そして黒糖を入れてアルコール発酵。蒸留タンクに移し、右側はぐつぐつ沸き立っており、左側のタンクには透明の黒糖焼酎が溜まっている。4種類から5種類くらいの焼酎を試飲する。
◆そして1年は寝かせるという。貯蔵所の建物は別のところに建っている。
◆そこでいろいろと聞かされたわけである。喜界島でサトウキビを作っても、いまやおみやげ用くらいしか黒糖が造られておらず、朝日焼酎の黒糖も沖縄産という。沖縄のサトウキビ農家には振興策としての補助金が出ているらしく、価格では勝負にならないという。どうしても安い黒糖を使うことになる。朝日酒造さんはそれはおかしいということで、喜界島産の黒糖にこだわりたいと、1銘柄だけだが、喜界島の黒糖を用いたものを作っている。それが「日の出ずる国の銘酒」というもの。1本おみやげで買って帰る。
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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