人を幸せにする人になろう

教室旅行についていま少し

◆富山までの高速道路は、長良川沿いの郡上八幡―白川郷のルートで、そこから東の飛騨川沿いの 高山市に入る。朝から城攻め。松倉城跡。教育委員会の方に丁寧に説明をいただく。クマよけの鈴を身に着けている。城下の部分は、いま飛騨の里という観光施設になっていて、1971年にできたそうだ。まだまだ埋蔵文化財、しかも中世期の遺跡への意識はほとんどなかったのだろう。どこまで残っているのか、ほぼ壊れたのか。朝早く、駐車場に着いたときは誰もいなかったが、山から下りてきた時の様子では、観光地として成功しているよう。なので残存状況の確認調査などもできないのだろう。
◆晴れ渡ってきて北アルプスがよく見える。
◆駅前の駐車場にバスを止め、そこから自由行動。北の端から南まで町歩きをすることにする。南の方が、陣屋があり人でにぎわうが、逆から行く。ぶらぶらと公開されている町屋に立ち寄り、途中、食事もし、南にたどりつく頃には集合時間が迫っている。がしかし陣屋を見ないわけにもいかない。金を払い、10分でかけめぐる。まあ、よく残っているもんですね。日本でここしか残っていないのだっけか。そこから駅前のバス停までが距離があり、速足、途中走りを入れながら、遅れずに到達。しかし、学生らの半分くらいは遅刻していた。
◆大観光地のハイシーズンで、観光客だらけ。外国人多し。
◆そこから白川郷。なんとも言えない観光地。世界遺産というテーマパークですね。どこまで住んでいる人がいるのだろうか。あんまりいないのでは。生活から切り離された残骸。また、こんな観光地に教室旅行で行かなくてもいいのに、と思う。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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