人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
遣唐使はやはり大きい?
◆隋の開皇官尺がそのまま唐大尺になるのだそうです。なので、遣隋使以降はそれが入ってきて不自然ではないらしい。一方で、舒明朝の遣唐使がもたらした可能性は大きい、と。Oさんに教えていただきました。ありがとうございます。
◆だいたい同じイメージです。薄葬令原稿の現時点の文章を挙げておきます。「岩屋山古墳の石室は唐尺によるのであり、寺院における高麗尺から唐尺への転換に照らしても、七世紀前半とすべきであることを追記しておく。唐尺導入の時期については、より早くに入っていておかしくないが、六三〇年の遣唐使の派遣と六三二年の帰国は、正式な採用の契機になりうるように思われる。その特定は大きな課題である。この年代観を確立できれば、石室や石槨の構築年代を知る重要な手掛かりとなる。」
◆だいたい同じイメージです。薄葬令原稿の現時点の文章を挙げておきます。「岩屋山古墳の石室は唐尺によるのであり、寺院における高麗尺から唐尺への転換に照らしても、七世紀前半とすべきであることを追記しておく。唐尺導入の時期については、より早くに入っていておかしくないが、六三〇年の遣唐使の派遣と六三二年の帰国は、正式な採用の契機になりうるように思われる。その特定は大きな課題である。この年代観を確立できれば、石室や石槨の構築年代を知る重要な手掛かりとなる。」
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。