人を幸せにする人になろう

酔った勢いで

◆外から見ている意見として、改進の主導者は孝徳だという議論は、どう世間では受け止められて いるのだろうか、問うてみた。評判は悪いらしい。もっとも何がダメなのか、の議論はない。なんで中大兄なんでしょうね。これだって、孝徳論者と中大兄という論者を組み合わせて、バトルしてもらったらいいのにと思う。漠然とだが、反対する側も確たるモノはなく、通説的なイメージが刷り込まれているのではないかと思う。今日の呑み会でも、やっぱり一定年齢以上の者は、改進虚構論がやっぱり30%くらいはあるんだとの告白もあった。むろん、そうでないという立場も、ナウい潮流に思考が縛られているのかもしれないが。
◆オレは孝徳主導はあるのでは、と思う。基本的な考えは、倭国王2人説で、執政王が大兄に転換するとみており、7世紀は大王位よりも大兄位が争われる。山背大兄王が排除され、古人大兄王が排除され、中大兄となり、ヤツはなかなか即位しないではないか。そこに孝徳が親政をやろうとしたと。そこでバッティングするというのが基本的構図と思っている(ああ、これも偏見なんでしょうね。根拠はなんやねん。まあ、いちおうあるんです。人の説ですけど、当たっているかなと思っているもので)。まあよい。孝徳は嫁にも逃げられたあわれなオジサン、失意のうちに死んでいく、みたいな、ああいうイメージが、やはり刷り込まれていないだろうか。それはほんとうなのか、そういう議論を聞いてみたいと思うのだが。
◆いっぱいネタ振りをしてるんですけどね~。
【追記】自分の発表の時に、大阪大学の先生を「テルチャン」と言って、それはないやろ、と指摘される。テルチャン、お許しあれ。
【追記】写真は本文とは関係ありません。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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